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株式会社コムウェイ様

決めては“現場”を知る講師。「複数拠点の受講でスキルが標準化しました」

「Javaの研修内容が充実していて、プログラミングの未経験者を短期間で一定の水準まで引き上げてくれることに満足しています。かつ大阪と東京で同じカリキュラムを学べることも魅力ですね」と同社常務取締役の北村幹也さん。

コムウェイの社員研修で東京ITスクールが、どのように役立つことができたのか、お話を伺いました。

Web系のシステム開発を中心に、コンサルティング業務も手掛ける、コムウェイ。現在は、大阪と東京に拠点を構え、50名近くのエンジニアが活躍しています。
東京ITスクールでは、2016年から社員研修のお手伝いをしています。

  • 北村 幹也

    常務取締役

    北村 幹也

採用の拡大に伴う未経験者の社員の増加が課題に。

コムウェイは2001年に大阪で創業したと聞いています。

北村様
「もっと技術者のための会社を」という考えから、技術者である代表の種田が設立したのがコムウェイです。私も創業メンバーの一人として、当初から一緒に働いています。

基本業務はWeb系のシステムが中心ですが、アプリ開発、コンサルティング業務も手掛けます。

どちらかというと、クライアント様のオフィスに出向することが多く、プロジェクト単位で業務をサポートすることもあれば、お客様先に常駐するなど、ケースバイケースですね。

現在は東京にもオフィスを構えていますね。

北村様
2014年に進出しました。リーマンショックなどで市場が縮小したので、多拠点に打って出る必要があると考たからです。

現在、社員は非技術者を合わせると55名。そのうち48名がエンジニアです。そのうち7割が大阪、3割が東京に勤務しています。

当初は大阪で採用した社員を東京に送り込んでいましたが、現在は東京での採用も始めました。首都圏で受注の伸び率が高いので、技術者を増やしたいと考えています。

東京オフィスの課題や現状で気になるところは?

北村様
うちは独立系の会社なので、技術力がビジネスの要だと考えています。だから採用は大きな課題です。とくに東京は有名なシステム会社が多く、目にとめてもらうだけでも大変です。少しでも魅力を高めるために、若手の関心が高いAI、フィンテック、ブロックチェーンなど最新技術にも積極的にチャレンジしています。オフィスもできるだけカラフルで明るい雰囲気にしています。

中途採用が多いのでしょうか?

北村様
今は中途と新卒で半々ですね。頼りになるのは、即戦力になる中途の業界経験者ですが、人材不足が深刻で簡単ではない。そのため新卒の採用にも力を入れてきました。新卒は、理系出身者だけではなく、文系出身者も採用します。

最近は中途でも業界未経験の方を採用しています。今後は、インドやベトナムなど日本で働きたい外国人を採用したり、オフショアで勤務してもらうなど、人材確保のために多様な働き方に対応したいと考えています。

教育は、以前はどのように?

北村様
2015年までは、新卒や中途入社の教育は社内で行ってきました。市販のテキストを使い、中堅社員が講師役になってポイントを教えるといったやり方です。

しかし講師を担当するのはエース級の社員なので、業務も忙しい。教育は重い負担となっていました。また教え方が自己流なので、人によって差が出る。教え方が合う人、合わない人といった相性の問題もでてきました。

既存社員の負担が減り、新人の技術力は均一に

採用が増えるほど社内研修の負担が重くなるという、ある意味、負の連鎖が起きていたわけですね。

北村様
おっしゃる通りです。そんな時にDMをきっかけに東京ITスクールの存在を知りました。

さっそく説明会に参加すると、カリキュラムの内容や到達レベルが当社の希望に沿っていることが分かりました。当社の業務の中心はJavaなので、それを基礎から2カ月ないし3カ月で一気通貫に学べるコースがあったことが決め手になりました。

助成金に関するサポートがあったのもよかったですね。申請するところまで、しっかり面倒を見て下さり、金銭的な負担を抑えることができました。ちなみに、同業他社に東京ITスクールについて尋ねたら、極めて評判が良かった。これは大きな後押しになりましたね。

2016年度から利用しているとお聞きしましたが、状況はいかがですか。

北村様
最初の年は東京で1名。中途で採用した未経験者の研修をお願いしました。2017年度は4名(東京1・大阪3)、2018年は6名(東京1・大阪5)、今年度は大阪で6名が受講しました。東京では毎月、大阪も年に6回、研修が開講されるので、中途採用の人も入社時期に合わせて受講できます。これは便利ですね。

研修中は朝から夕方まで会場で受講、週に1回は会社で状況についてヒアリングをします。また東京ITスクールには日報の機能がついたオンライン学習管理システム(LMS)があり、それで研修中の状態が把握できます。マン・ツー・マンで面倒をみる先輩社員は、記される日報をなるべく毎日フォローすることで、新人がモチベーションを維持できるよう努めます。

年を追うごとに東京ITスクールの研修に参加した先輩が増えていくので、可能な限り、スクール経験者が担当するようにしています。「大変さをわかってくれる」と新人は安心するからです。

一方、研修では他社の受講者もいるので刺激になり、学生気分が抜け、社会に溶け込むきっかけになったと思います。導入前の自社教育による負担は大幅に軽減され、既存社員への負荷は減り、結果、社内の教育に対する意識が格段に向上しましたね。

受講者の反応は?

北村様
研修の前半は比較的簡単で、誰でもついていけますが、「半分を過ぎたころから難易度が上がり、理解するのに苦労する」と話す者もいました。

実際にカリキュラムを見ると、現役エンジニアである私自身も、初心者には難しいと思う部分はあります。そこは頑張って乗り越えてほしいところです。実際、みんな乗り越えてくれます。

もちろん、研修を終えてすぐに第一線でバリバリ働くことができる技術者になるわけではありません。しかし、業界やプログラミングに対して理解が深まっているのでスムーズに現場に入ることができています。一方、ヒューマンスキルの成長は目覚ましく、その点は安心ですよ。

研修の最後には成果発表会があり、そこでは成長の度合い、得手不得手、コミュニケーションやプレゼンのスキルが確認できます。それは、その後のOJTや人事の参考になるほどです。

スキルが均質化するので現場に馴染みやすい

東京と大阪の離れた拠点で同じ内容の研修を受けられるのも魅力だと聞きました。

北村様
それまでは、できる新人はどんどん伸びて、ふつうの人は伸び悩むなど、研修後のレベルにバラツキがみられました。東京ITスクール利用後は伸びる技術者は一層伸び、その他の技術者も目標レベルまで到達するようになりました。二拠点に分かれていても、それが可能なのは驚きです。

現場にすぐ馴染むようになり、OJTの担当者もラクになりましたね。何よりも東京ITスクールの場合、講師陣はすべて現役のエンジニアです。現場を知る経験者に教えてもらえるのは、受講生にとっても貴重な経験になります。

人手不足の今だからこそ、教育制度の充実は応募者の確保につながります。研修を外部の専門家にお願いしていると、募集広告や会社説明会で話をできるのはメリットだと考えています。次年度の採用もほぼ決まり、再来年度の準備に入っています。東京・大阪ともに順調に技術者は増えているので、今後も継続してお願いするつもりです。中堅社員向けのカリキュラムを用意していただけると、さらに利用の幅が広がると思いますよ。

貴重なご意見ありがとうございました。

インタビュー・文/大正谷 成晴
写真/鈴木 崇文

社名
株式会社コムウェイ
事業内容
システムコンサルティング、ソフトウェア企画・開発・販売、システム設計・開発、技術サポート、運用支援
資本金
2500万円
設立
2001年8月
URL
https://www.com-way.co.jp/