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Case Studyアシストライズ株式会社

案件体験型研修

体験型Java研修で受託開発を経験
モチベーション維持や定着につながった。

2014年に東京・日本橋で創業。現在は池袋に拠点を構えています。SES事業を中心にビジネスを展開。31名の正社員がクライアント先に常駐して、システム開発を支援しています。
2017年から東京ITスクールの新人研修をご活用。2021年には「体験型Java研修」もご利用下さっています。
篠田 保雄

代表取締役

篠田 保雄

鈴木 知香子

営業本部兼総務部

鈴木 知香子

篠田 保雄

代表取締役

篠田 保雄

鈴木 知香子

営業本部兼総務部

鈴木 知香子

「2020年度は3名の新卒を採用。しかしコロナ禍で新人が活躍できる場が減り、自宅待機を余儀なくされました。不安を感じたのでしょう。結果、全員が会社を去ることに。このような事態を防ぐため『体験型Java研修』を取り入れました」と代表取締役の篠田保雄さん。その篠田様と、新人時代に東京ITスクールの研修を経験した鈴木知香子さんに、「体験型Java研修」で、どのような成果を得られたのか伺いました。

 

プログラミング未経験の採用を機に東京ITスクールを利用。

アシストライズは、コンピュータソフトウェア開発を基軸に、システムソリューションを提供しています。

篠田様
当社は2014年7月に設立。今年8期目を迎えた若い会社です。

 

私はそれまで同業のシステム会社で働いていました。当時、痛感したのは「人を大事にしない会社は衰退する」ということでした。人を大事にする。そんな想いを実現すべく、自ら会社を立ち上げたのです。私の考えに共感してくれた10名ほどが正社員となり、事業がスタートしました。

 

「アシスト=お客様・仲間の支援」「トライ=挑戦」「ライズ=上昇」の3点をモットーに業務に取り組み、おかげ様で7期連続増収増益を実現しました。主軸はオープン系・Web系を中心とした業務アプリケーションの開発で、SES(System Engineering Service)のスタイルでお客様を支援しています。

 

 

今では正社員の方が31名いるそうですね。

篠田様
はい。そのうち28名がエンジニアです。平均年齢は34歳。常駐先は金融や通信、製造、医療、公共など幅広く、また基幹システムの開発からホームページ制作、ECサイトの構築、社内イントラ&ポータルサイトの構築など、業務内容も多岐にわたっています。

 

採用の状況はいかがですか。

篠田様
創業当初は即戦力となる中途採用に力を入れていたのですが、IT人材の争奪戦は激しく、なかなかご縁がありませんでした。そこで2018年度から新卒の採用も始めたのです。本来は、新卒でも、プログラミングの勉強をしたことがある人を採りたいところですがそれも難しい。そこで、クライアント先でも可愛がられる人柄ややる気などを採用の基準にしています。同席している鈴木も、もともとは介護職志望でした。

 

鈴木様
身体が強くなく、周りからIT業界は「大変だよ」といったアドバイスもあり他の仕事を考えたこともありました。ですが、学生時代からパソコンを触るのが好きだったし、関連する授業も多く受けていたので、IT業界を選び直しました。

 

篠田様
当社ではそういった方でも大歓迎です。ただし実際に仕事が始まれば、ITに対する論理的思考が求められるので適性は重視しています。具体的には「CAB(Computer Aptitude Battery:コンピュータ職適性診断テスト)」を活用しています。一定以上のスコアをとれば、プログラミングの経験は問いません。

 

22年度も昨年時点で2名の新卒に内定を出しましたが、まだ足りない。年明けから募集を再開すると、1月下旬時点で6名の応募がありました。中途採用ももちろんですが、新卒採用も継続していきたい考えです。

 

未経験者を採用すると、課題となるのは研修体制です。

篠田様
おっしゃる通りです。2017年に入って、中途で未経験者を採用したことを機に東京ITスクールの新人研修を利用するようになりました。まずはJavaを覚えてもらうことが第一だったからです。

 

鈴木様
私も東京ITスクールの新人研修の卒業生で、技術の基礎を学ぶのにとても役に立ちました。講師の方は授業の後でも質問に手厚く答えてくださるし、句読点のつけ方を含め日誌の書き方も指導していただきました。社会人としての自覚も芽生えました。

 

篠田様
ところが… 20年度はビジネス上のお付き合いがある他の研修会社のプログラムを利用しました。ふたを開けると金額は東京ITスクールより高く、助成金のサポートもない。研修内容はあまり変わりませんが、参加者に対するフォローは手薄で、終了後にレポートが送られてくるだけでした。申し訳なかったのですが、21年度の利用はお断りして再び、東京ITスクールに戻しました。

 

 

体験型Java研修を受けることで待機がなくなった。

21年度は4~6月の新人研修に引き続き、7月から体験型Java研修も利用していただきました。

篠田様
20年度はコロナ禍もあり、7月から新人が参加できる案件は決まりませんでした。他社で新人研修を受けた新人3人は自宅待機になってしまいました。その間、自社で面談の模擬演習などをしましたが本人たちのモチベーションが維持できず、9月末に1人、11月に1人、さらに21年に入り最後の1人、新卒採用の3人すべてが離職したのです。我々にとっては非常に残念な話であり、大きな痛手となりました。

 

新人研修後もモチベーションを維持でき、かつ成長してもらうにはどうすればいいか悩んでいました。そんなとき東京ITスクールの営業の方から体験型Java研修について紹介されました。納得感のある内容だったので、新人研修後の流れで利用させていただくことにしたのです。

 

ヘルプデスクやキッティングなど、新人でもすぐできる案件はありますが、せっかく技術を学んだのにそれを活かせないのはもったいないし、単価も下がります。何より本人たちのやる気が削がれて離職につながれば意味がありません。それよりは実務に近い研修に参加して受託開発を経験し、腕を磨きながらメンタルを維持してほしいと考えたのです。

 

昨年は、19年に中途入社し、その後はテスト案件などに従事していた社員一人と、21年度の新卒採用3名の計4名が参加しました。

 

 

受講者の反応や成長は感じられましたか?

鈴木様
体験型Java研修は、上長から指示を受け開発するというスタイルで実際にシステムを開発します。現場の仕事と全く変わりません。プログラミングを勉強する新人研修後に引き続き受講するので、新卒社員はモチベーションを保ちやすくなります。

 

ある受講者は「自分の力で開発ができ達成感が得られた」と日誌に書き、別の受講者は、持ち前のリーダーシップを生かし従事することで、「プログラミングの技術だけではなく長所を伸ばせた」と言っています。講師のフォローは万全で、我々も日々上がってくるレポートや日誌などを見ながら参加者にアドバイスすることができました。

 

他社から参加したメンバーと、チーム作業できるのも良い点です。引っ込み思案で集団作業が苦手な人もいますが、プロジェクトは全員で進めないといけません。研修段階で実務の様子がわかり、話し合いながら取り組むことで苦手意識が変わり、得意分野を伸ばすことに気づくことができます。

 

 

篠田様
何よりも当初の課題だった離職の防止につながったことは大きいです。また開発案件も、2人は10月初日、1人は中旬、最後の1人も11月と順調に決まりました。その間は研修を延長していただき、フレキシブルに対応していただけたので、大変、感謝しています。スキルシートに実務経験として載せられるので、営業もしやすくなり、彼らのキャリアの第一歩を華々しく飾ることができました。

 

鈴木様
私の場合は受託開発を経験したことで、責任をもって仕事をやり遂げる意識が身に付いたと感じます。期日までに業務を間に合わせるなど社会人としての基礎が鍛えられるので会社としても安心です。

 

今後のご利用について、どのようにお考えですか。

篠田様
22年度もすでに2名の内定者がいます。今後も増えるかもしれませんが、募集に際して研修についても伝えていて、それを期待する応募者もいます。4月からの新人研修、7月から9月にかけての体験型Java研修は継続したいと考えています。内容に不安や不満はなく、質の高い研修を継続していただきたい次第です。

 

鈴木様
今回の参加者も非常に満足していました。AWSなど、他の言語の研修もあれば受けてみたいと言っています。

 

篠田様
既存社員も学びの場として、こういった研修があれば刺激になるでしょう。大変、感謝しています。スキルシートに実務経験として載せられるので、営業もしやすくなり、彼らのキャリアの第一歩を華々しく飾ることができました。

 

インタビュー・文/大正谷 成晴

写真/大澤 誠

 

 



社名 アシストライズ株式会社
業務内容 アプリケーション開発事業、基盤・インフラ構築事業など
資本金 1000万円
設立 2014年7月
URL https://assistrise.co.jp/

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