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社員研修の目的とは?研修を成功させるためのコツも交えて徹底解説

公開日:2024年07⽉13⽇最終更新日:2024年07⽉13⽇

社員のキャリア形成に大きな影響を及ぼす社員研修。

 

そんな大事なイベントだからこそ、研修担当者としては不安も大きいですよね。

 

研修について考えすぎるがあまり、そもそもの目的が分からなくなってきてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事ではそんなお悩みを解消するべく「社員研修の目的のおさらい」から「研修を成功させるためのコツ」まで詳しくご紹介します。

 

TIPSも交えてご紹介いたしますので、研修担当者の方はご一読ください。

社員研修の目的

まずは、社員研修の目的についておさらいしましょう。

 

社員研修の目的は、育成したいスキルや能力によって異なりますが、多くの場合以下の3つに大別することができます。

 

 

 

社員のスキル向上

社員研修の目的として最もよくあげられるのが、社員のスキル向上です。

 

営業のロープレ講座の開催や新しいプログラミング言語の習得講座の開催などがこれに当たります。

 

社員に対して定期的にスキルアップの機会を用意することは、会社全体の生産性向上につながるだけでなく、社員自身のモチベーションアップにもつながります。社員が生き生き働ける環境づくりの一環としても有効な取り組みだといえるでしょう。

 

 

 

業務効率の向上

近年のAIブームに伴い、業務効率の向上も研修の目的としてあげられることが多くなってきました。

 

生成AIの使い方講座やITツールの説明会などがこれに当たります。

 

スマートフォンの普及やデジタルネイティブ世代の台頭などで忘れられがちですが、

 

社員の中にはデジタル全般に対して苦手意識がある人も多く存在します。

 

研修を受ける人にしっかりとヒアリングを行い、レベル感に合わせて研修スピードを調整するようにしましょう。

 

 

 

長期的なキャリア形成

どの会社でも重視されているのが、長期的なキャリア形成のための研修。

 

管理職研修やコンプライアンス研修などがこれに当たります。

 

Z世代という言葉に代表されるように、若い社員の中には、既存の価値観と全く異なった価値観をもつ社員も存在します。彼らにとっても、彼らを育てる中堅社員にとっても働きやすい会社を作るために、これらの研修を行うことは非常に重要です。研修担当者は、異なる世代の価値観についてよく学んだうえで研修内容をカスタマイズするようにしましょう。

 

 

 

 

研修を成功させるために必要な下準備とは

社員研修の目的についてのおさらいはいかがでしたでしょうか。不安の解消に役立てていれば幸いです。

 

ここからは、研修を成功させるために必要な下準備について解説します。

 

研修準備の進み具合も考慮した上で、気になる部分があればぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

 

事前アンケートの実施

研修を実施する前の重要な下準備の1つに、事前アンケートの実施があります。

 

事前アンケートの実施は、研修の目的や内容を参加者に確認してもらうだけでなく、彼らの期待や不安をあらかじめ把握し、それに対して有効なプログラムを練るためにも重要です。

 

参加者の現状や必要なスキルを把握することで、研修プログラムをより効果的にカスタマイズすることもできます。研修の効果を最大限に引き出すためにも、事前アンケートを実施してみてください。

 

 

 

全体スケジュールの公表

研修の全体スケジュールは、社員が「いつまでに何を身に付けるべきか」の指標となる、とても重要な項目です。

 

スケジュールを公表することで、研修を受ける側の社員も心構えがしやすくなり、研修に対する不安感が軽減されます。研修に参加する全員が把握できるよう、スケジュール表を共有するなどして、環境を整えておきましょう。

 

具体的なスケジュールの立て方は以下の通りです。

 

①研修の期間を設定

短すぎると社員が必要なスキルを習得できず、長すぎると業務に影響が出る恐れがあります。現場社員とも相談しながら適切な期間を設定しましょう。

 

②期間内の各日の研修内容と時間配分を決定

ここでは、講義と実務研修のバランスを考慮しつつ、社員のレベル感に合わせて組み立てていきましょう。しっかりと休憩の時間や復習の時間を挟むことも大切です。無理のない計画を立てましょう。

 

③各フローごとのゴールの設定

社員が「今の自分の立ち位置」を把握できる環境を作ることで、研修効果を最大化させることができます。期間内に何の講義を受けてどんな知識を身に付けるのかは、事前にきちんと周知しておきましょう。

 

 

 

メンタルサポート体制の整備

研修担当者が見落としがちなのがこのメンタルサポートという観点。

 

社員が抱える「日々の業務と並行しながら新しい知識を獲得しなければならないプレッシャー」は、非常に大きなストレスであることを忘れてはいけません。そのストレスを放置したままだと確実にパフォーマンスに悪影響が出ます。

 

このリスクを避けるためにも、研修プログラムにはカウンセリングやメンター制度を設けて「不安な気持ちを吐き出せる場所」を整えることをおすすめします。また、グループアクティビティやチームビルディングを組み込むことで、研修を受ける社員同士のコミュニティ形成を促し「身近に相談できる人がいる環境」を整えていくことも効果的です。社員の立場に寄り添って、「自分だったら何に困るだろう」と考えながらサポート体制を組み立てていきましょう。

 

 

 

 

研修実施時のポイント

下準備の解説で研修に対する具体的なイメージをつかむことはできたでしょうか?

 

ここからは、研修実施時の意識すべきポイントについて解説します。良いなと思ったものについてはどんどん取り入れてみてくださいね。

 

 

 

双方型コミュニケーション

研修を行う上で重要なポイントとしてよくあげられるのが双方型コミュニケーションの確保です。

 

具体的には、質疑応答の時間の確保やグループディスカッションの取り入れ、事前課題に対する講師からの講評などがあげられます。

 

受動的な学習だと、どうしても集中力が途切れてしまいがちです。それを避けるためにも積極的に双方型コミュニケーションの時間を確保するようにしていきましょう。

 

 

 

研修結果の定量的な評価

社員研修の成果は、個人的な印象に左右されがちです。

 

ただ「雰囲気が良かったから」「社員が楽しそうに取り組んでいたから」というだけで成功とみなさずに、定量的に評価できる環境を整えましょう。

 

具体的には、参加者の反応や理解度を直接確認できるアンケートの実施が有効です。また、業績やKPIといった具体的な指標に基づく評価体系も重要でしょう。研修後の行動変化や業績向上を確認することで、研修が実際の業務にどの程度貢献しているのかを把握することができます。これらの指標をもとに社員研修の振り返りを行うことで次年度以降の研修をさらに良いものにしていきましょう。

 

 

 

不安な時はプロの力を借りるのもおすすめ|東京ITスクールの研修サービス

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その中でも、東京ITスクールは、圧倒的な企業向け研修の実績があるので特におすすめです。

 

具体的なコースやプログラム内容の密度の濃さはもちろん、企業のニーズに合わせて内容をカスタマイズすることも可能で「自社だけの研修フロー」を簡単に作ることができます。もう一人で頭を悩ませる必要もありません。

 

また、東京ITスクールの研修では、運営を円滑に進めるためアドバイスも受けることができます。研修プログラムの設計から実施、評価まで、一貫してフルサポートを提供してくれるので企業側は専門的な知識を身につけなくても、研修を進めることが可能になります。

 

さらに、東京ITスクールの教育内容は、常に市場や業界のトレンドに基づいて更新されています。IT領域の知識・スキルは日進月歩で変化するため、最新のトレンドを取り入れた研修は新入社員のスキルアップに欠かせません。スクールとしての強みを活かし、変化に対応した柔軟な教育を提供しています。

 

 

 

東京ITスクールで効果が出る理由

そうはいっても本当に効果が出るのか不安ですよね。ここからは東京ITスクールで効果が出る理由をご紹介していきます。

 

 

独自の教育方法とツールの使用

東京ITスクールでは、研修プログラム開発に独自の教育方法とツールを利用しており、その一つに、ビジュアルラーニングツールの活用があります。個人の学習進度や理解度をグラフやチャートなどを用いて情報を視覚的に捉えやすくすることで、理解度の向上を実現しています。

 

座学×実践で「すぐに使える知識」が身に付く

東京ITスクールでは、知識をより深く定着させるために、講座を受講した後に、リアルタイムで講師からフィードバックを得ることができるオンラインプラットフォームを導入しています。これにより、学習者がすぐに自分自身の進捗状況を把握し、自身の弱点を改善することが可能となるのです。これらの独自の教育方法とツールの活用が、東京ITスクールの研修プログラムの質を高めています。

 

もしもご質問やご興味がございましたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

 

 

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 東京ITスクール 山口
 SESで現場PG、SEとして活躍後、受託開発のPMとして多数の開発プロジェクトを経験。
 主に金融系案件を担当。
 現在はこれまでの経験を活かして東京ITスクールのカリキュラムや教材開発業務に従事。
 趣味はサイクリング。

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