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研修の終わりの総括で効果アップ!重要なポイントと対策

公開日:2024年06⽉21⽇最終更新日:2024年06⽉21⽇

研修の終わりの総括で効果アップ!重要なポイントと対策

研修の効果を高めるために内容や方法を吟味することはよくありますが、ほかにも細かい工夫の積み重ねでより高い効果を得ることができます。その一つが研修後の総括です。

 

この記事では、研修後の総括について解説します。以下の点を具体的に説明していきます。

 

・研修後の総括のポイント

・総括でのモチベーションアップ法

・効果アップのための環境づくり

・研修後も持続する学びの習慣

 

研修の実施担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

研修後の総括のポイント

初めに、研修後の総括のポイントについて解説します。次の事項が挙げられます。

 

・研修終了時の課題評価方法

・効果を測る重要な指標

・成果物の共有とフィードバック

・研修後のフォローアップ策

・フィードバックの取り方と活用法

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

研修終了時の課題評価方法

課題評価は、研修の成果を明確にする重要なプロセスです。

 

まず学習の目標に対する理解度を確認するために、テストやクイズを用意することが必要です。これにより受講者が必要な知識やスキルを完全に習得したかを判断します。

 

次に実践的な評価を行うためのシミュレーションやケーススタディを創造しましょう。これは、実際の業務状況での対応力を評価するためです。

 

また評価は受講者だけでなく講師からのフィードバックも欠かせません。受講者の学習進度や理解度を確認し必要な改善点を見つけるために、定期的なフィードバックを取り入れることをおすすめします。

 

具体的な評価基準を設けて公平かつ明瞭な評価を行うことで、受講者の学習意欲を持続させ研修の効果を最大化することができます。

 

 

 

効果を測る重要な指標

研修の効果を測る際の重要な指標としては、参加者の理解度やスキル習得度、行動変容度などが挙げられます。

 

理解度は試験やクイズ、スキル習得度は実際に課題をこなすことで、行動変容度は日常業務での変化を観察することで評価可能です。またこれらの指標を踏まえた上で、研修の参加率や満足度といった従来型の指標も有効です。

 

これらの指標に基づいてストレートに分析を行い、改善点を見つけ出すことが肝要です。

 

 

 

成果物の共有とフィードバック

成果物の共有とフィードバックは、研修の効果を最大化するために重要な一環です。まず成果物を全員で共有することで参加者は他者の視点を知り、自身の知識や理解を深めることができます。

 

またフィードバックは、参加者が自身の強みや改善点を確認し次回への課題設定に役立てる重要な情報です。フィードバックは具体的かつ建設的に行うことが望ましく、適切なフィードバックを提供できる人材を研修担当者として配置することも効果的です。これにより参加者は自身の成長に必要なフィードバックを受け取りやすくなる効果が見込めます。

 

 

 

研修後のフォローアップ策

研修後のフォローアップ策は研修の効果を最大限に引き出すために決定的な要素です。

 

まず研修後は随時情報を共有することを推奨します。学んだことを忘れないうちに、受講者自身がそれらを他のメンバーと共有することで、知識が定着しやすくなります。

 

また研修内容に対する随時的な評価・フィードバックを行うことで受講者の理解度を確認しやすくなります。関連するワークショップや追加学習の提供も有効です。

 

その他、メンター制度やピアコーチングの導入も、学びを継続するための有効な手段です。

 

 

 

フィードバックの取り方と活用法

フィードバックを適切に受け取り、活用することは、研修の成功には欠かせません。

 

まず受け取ったフィードバックを冷静に分析しましょう。ネガティブな意見も成長の機会と捉えて前向きに受け入れることが重要です。

 

またフィードバックは、受け取るだけでなく他の受講者に対しても積極的に提供することが求められます。これにより、互いの強みや弱点を理解してより良いチームワークを築くことができます。

 

さらにフィードバックを具体的な改善策に落とし込み、それを行動に移すことが大切です。具体的な行動につなげることで、フィードバックが単なる意見交換から一歩進んだ学びへと変わります。

 

 

 

 

総括でのモチベーションアップ法

次に総括でのモチベーションアップ法について解説します。以下の方法があります。

 

・受講者の達成感を高める方法

・研修の振り返りと学びの定着

・受講者間のコミュニケーション促進

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

受講者の達成感を高める方法

受講者の達成感を高める方法は、研修内容を実践的で具体的なものにすることが有効です。具体的な目標設定と明確なフィードバックがあることで、受講者は自身の成長を実感し達成感を得られます。

 

また受講者自身のアイデアを取り入れることも達成感を高める手法として有効です。ビジネスに直結するプロジェクトに取り組むことで、受講者は自身の成果が現場に活かされることを実感し学びの意欲を引き立てます。

 

 

 

研修の振り返りと学びの定着

研修の振り返りと学びの定着は、研修の効果を最大限に引き出すための重要なステップです。研修が終わった後に受講者が自ら振り返りを行い、研修で学んだことを整理することで新たな知識やスキルの定着が図られます。このような自己反省の時間は、自身の成長を感じたり、次に向けた具体的なアクションプランを立てるための機会ともなります。

 

学びの定着を図るためには、研修内容を日々の業務に生かすことが重要です。そのためにも、研修で学んだことをすぐに実際の仕事に適用し実践する機会を設けることが大切です。また実際に行動した結果についても再度振り返りを行うことで学びを定着させることが可能となります。

 

定着化の具体的な手法としては、「学んだことのアウトプット」が有効です。たとえば研修の内容をブログにまとめたり、同僚に説明するなどの形で知識を整理することで更なる理解と定着につながります。

 

 

 

受講者間のコミュニケーション促進

受講者間のコミュニケーションを促進するためには、積極的な意見交換や討論が重要です。たとえば小規模のグループディスカッションを定期的に設けることで、受講者は互いの視点を理解し深層的な理解や新たな洞察を得ることが可能です。

 

またソーシャルツールの導入も効果的です。SlackやTeamsなどのツールを活用することで、研修の中だけでなく日常的なコミュニケーションも増え、関係性が強化されます。

 

また受講者同士でのメンタリングやピアレビューを導入することも有効です。これにより互いの知識や経験を共有し合い、学習の質を高めることが可能となります。

 

 

 

 

効果アップのための環境づくり

次に、効果アップのための環境づくりについて解説します。以下の方法が挙げられます。

 

・適切な学習環境の整備

・テクノロジーの活用とサポート

・グループワークの導入と効果

・研修後の学びを実務に活かす方法

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

適切な学習環境の整備

適切な学習環境の整備は、研修の成果を最大化する上で重要な要素と言えます。

 

まずは、物理的環境から見ていきましょう。講義やグループワークがスムーズに行えるよう、十分なスペースと設備の揃った場所を選び、静かな環境を保つことをおすすめします。また学習者にとって必要な資料やツールも手元に揃えましょう。

 

次に心理的環境です。安心して学びに集中できる環境作りが望ましいです。参加者が自由に意見を交換することを推奨し、間違えることへの恐れを取り除くことが重要となります。これらを参考に、自社の学習環境を整備すると良いでしょう。

 

 

 

テクノロジーの活用とサポート

テクノロジーの活用とサポートは、効果的な研修後の総括に欠かせません。

 

オンラインツールやビデオ会議システムを用いることで、遠隔地からでもフィードバックやディスカッションを実施できます。またデジタルツールを用いることで受講者の進捗管理やパフォーマンスの分析も容易になります。

 

さらにテクノロジーの活用は受講者自身のスキル向上にも寄与します。しかし一方でその十分なサポート体制も必要です。初めてのツール使用に戸惑う受講者に対して適切な指導やアシスタンスを提供することで、問題なく学習を進められる環境を整えることが大切です。

 

 

 

グループワークの導入と効果

グループワークの導入は、学習者が新たな視点を得るための効果的な手段です。複数の意見を取り入れることで多角的な観点から課題を考える機会が増えます。また他者の意見を尊重することの大切さも学べます。

 

その他、グループワークには、リーダーシップの習得やコミュニケーション能力の向上といった副次的な効果も期待できます。ただ、グループ内での意見の対立が発生しやすいのが難点です。適切なファシリテーションが求められます。

 

 

 

研修後の学びを実務に活かす方法

研修後の学びを実務に活かす方法とは、まず受講した内容を具体的なアクションプランに変換することです。個々の学習成果を業務にどのように反映させるか、その手続きや計画を明確にしてください。

 

次に実際の仕事に応用する際は、研修内容を引き出しやすい環境を整えることが重要です。たとえば、日々のミーティングで研修のテーマを取り上げ、ディスカッションを通じて新たな知識を共有するなどが考えられます。

 

また研修内容を具体的な業務改善につなげるためには、定期的なレビューが必要です。具体的な成果を確認しながら、自己改善のサイクルを回していくことで研修の学びを実務で活かすことが可能となります。

 

 

 

 

研修後も持続する学びの習慣

研修後も学びが持続する習慣を作り上げることは、人材育成において非常に重要です。

 

まず自己啓発の習慣をつけることから始めましょう。たとえば一日の終わりにその日の学びや気づきをメモする、専門書や関連記事を定期的に読むなどの具体的な行動を取ることが推奨されます。

 

次に同僚や上司とのコミュニケーションも重要です。定期的にフィードバックを受け取り自分の振る舞いやスキルセットについて見直す機会を持つことで、自己改善の動機付けになります。またグループで組織的な学びを推進するため、定期的な知識共有会や勉強会を開催することも効果的です。こういった活動を通じて、研修の内容を実践し新たな知識やスキルを磨くことができます。

 

最後に社内のシステムを活用して学習をサポートすることも有効です。たとえばLMS(Learning Management System)を導入すると、自分の学習進捗を管理しやすくなり、学習習慣を継続する上で非常に役立ちます。

 

 

 

 

長期的な人材育成には東京ITスクールの研修を

研修は、総括を行うことと継続的な学習を組み合わせることが大切です。研修の効果を高めるためにも、東京ITスクールの講座をご活用ください。新たな知識獲得やスキル習得のためにも、定着のためのチェックとしてもご利用いただけます。

 

東京ITスクールはエンジニア向けのIT研修に強みがありますが、ビジネススキルなどの研修も充実しています。貴社が必要としている内容の研修がきっと見つかることでしょう。

 

もしもご質問やご興味がございましたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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