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良い組織とは?最強チームを作る3つの秘訣

公開日:2024年05⽉10⽇最終更新日:2024年05⽉10⽇

良い組織とは?最強チームを作る3つの秘訣

会社は組織である以上、自社をよくしていくためによい組織とは?を考えるのは当然と言えるかもしれません。この記事では、よい組織についてまとめます。この記事を読むと、以下の点について具体的に理解できるようになります。

 

・よい組織の3つの条件

・よい組織づくりの秘訣

 

管理職など企業をまとめる立場の方は参考にしてみてください。

よい組織の3つの条件

初めに、よい組織の3つの条件について解説します。以下の3つと言われています。

 

・長く存続し続ける

・社会的価値が高い

・組織内の環境が良い

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

長く存続し続ける

組織が長く存続するためには、不確実性への対抗策としての柔軟性が求められます。ビジネス環境は日々変化しており、新たな技術進化や市場動向に迅速に対応できる組織が生き残ることができます。

 

また定期的なビジネスモデルの再構築だけではなく、組織文化やリーダーシップスタイルの維持・進化も重要です。リーダーが示すビジョンに共感し、全員が引き続き成長し続ける意欲を持つことで組織は長期間存続し繁栄し続けることが可能となります。

 

 

 

社会的価値が高い

社会的価値が高いとはどういうことでしょうか。それは組織が提供するサービスや製品が社会全体に対して有益であることを意味します。業界トップの企業よりも、その製品やサービスが社会全体、つまりは広範囲の人々に対する利益をもたらす企業こそが、本当の意味での社会的価値が高いといえるでしょう。

 

社会的価値が高い企業は、単に利益を追求するだけでなく社会全体に対する貢献を重要視し、その結果社会からの評価も高いと言えるでしょう。

 

 

 

組織内の環境が良い

良い組織の環境とは、社員が活発に意見を出し合えるオープンな雰囲気や、スキルアップを強く後押しする風土などがあげられます。

 

また組織内でのコミュニケーションの円滑化や、定期的なフィードバックの実施、メンタルケアの充実なども大切な要素です。これらの取り組みは働きやすさや満足度を高め、働く意欲を刺激する求心力となります。

 

そのほか多様性を認める風土は新たな価値の創造を促進し、組織の競争力を向上させます。

 

このような素晴らしい環境を整えることで、社員が自ら学び成長し、その結果として組織全体が進化することが可能となります。

 

 

 

 

よい組織を作る3つの秘訣

次によい組織を作る3つの秘訣について解説します。次の3つの方法が求められます。

 

・秘訣1: ビジョン・理念の共有

・秘訣2: 納得できる人事評価制度

・秘訣3: 教育制度の整備

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

秘訣1: ビジョン・理念の共有

優れた組織の最初の秘訣は、ビジョン・理念の共有です。これがなければ、組織は長期的に存続し高い社会的価値を持つことは難しいでしょう。

 

 

 

秘訣2: 納得できる人事評価制度

秘訣2として挙げるのは、納得できる人事評価制度の構築です。長期的な組織の継続性や内部環境の良さを保つためには、公平で透明性のある評価制度が必要不可欠です。

 

 

 

秘訣3: 教育制度の整備

良い組織を維持・発展させるためには、教育制度の整備が欠かせません。社会的価値を高め、内部環境を改善する教育は、企業の競争力を向上させます。

 

 

 

 

 

秘訣1: ビジョン・理念の共有

次に、 ビジョン・理念の共有についてより詳しく見ていきます。以下の3つの側面から解説します。

 

・社会的価値・継続性とビジョン・理念

・ビジョン・理念の明確化

・共有の方法

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

社会的価値・継続性とビジョン・理念

組織の社会的価値や長期的な存続性と近くにくるものが「ビジョン・理念」です。ビジョン・理念は企業が追い求めるべき目標と社会に対する役割を明示し、それを通じて組織の存在理由や方向性を示します。

 

自社のビジョン・理念が明確で共有されていると、組織は社会的な価値を生み出し続け長期的に存続することが可能となります。そのため、ビジョン・理念は組織作りの根幹とも言える部分で、組織全体が共有・理解し実践することが求められます。

 

 

 

ビジョン・理念の明確化

ビジョンや理念を明確にするためには、まず最初に企業の存在意義や目指す方向性を決めることが大切です。これらは企業の基盤となる考え方で、具体的な行動指針や判断基準を提供します。そしてビジョンや理念を全社員に浸透させるためには、これらの考え方を可視化しわかりやすい言葉で表現することが求められます。

 

このように明確なビジョンや理念は、企業の一貫性を保ち長期的な存続性を確保します。また社員一人ひとりが共有したビジョンや理念に基づいて行動することで、組織の行動が一致し高いパフォーマンスを発揮します。

 

 

 

共有の方法

ビジョンや理念の共有は、組織の持続性や社会的価値に直結します。その共有方法としては、まずトップダウンによる発信が重要です。経営者自身が率先して行動しその理由を分かりやすく説明することで社員が理解しやすくなります。

 

一方で、ボトムアップによる意見交換の場を設けることも必要です。社員一人ひとりがビジョンや理念を自分事として捉え、それを元に行動できるような環境を作り出すことが求められます。

 

また定期的にビジョンや理念を再確認する時間を設けることで、組織全体で共有することが可能になります。最後にビジョンを一言で表すスローガンを作ることも有効です。これらの方法を組み合わせることでビジョンや理念は組織内で深く根付くでしょう。

 

 

 

 

秘訣2: 納得できる人事評価制度

次に、 納得できる人事評価制度について詳しく見ていきます。以下の3つの側面から解説します。

 

・内部環境・継続性と人事評価

・公平性・透明性・納得性

・評価者の教育の重要性

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

内部環境・継続性と人事評価

良い組織の存続と成長はその内部環境が大きく影響します。そして内部環境を良くして組織の継続性を保つためには、納得できる人事評価制度が備わっていることが重要です。モチベーションの維持や向上、公平な競争文化の構築など、人事評価制度は組織の基盤を形成します。納得できる評価制度があることで、社員は自分が評価される基準を理解し組織への信頼感や安心感を保ちます。これが、良好な雇用環境を生み出し社員が長期勤務を望む一因となります。

 

 

 

公平性・透明性・納得性

公平性、透明性、そして納得性は、人事評価制度の中核をなす要素です。

 

公平性とは、すべての社員が平等に評価されるという確信を持つことができる状況を指します。透明性とは、評価基準や評価結果が明確で社員が自己評価と他者からの評価のギャップを把握できる状況です。納得性とは、それらが理解でき納得感を持てる状況を指します。これらが揃うことで組織内の公正感が醸成され、組織の健全な成長を支えます。

 

目指すべきは、社員が自身の働きに対し適切に評価されていると感じ、自己成長と組織の発展に向かって一緒に取り組んでいく環境の構築です。仮に一部に不公平感があれば、組織全体の士気やモチベーションに大きな影響を与えるため、常に注意を払って良い制度作りに臨むべきです。

 

 

 

評価者の教育の重要性

評価者の教育は、人事評価制度を公平に運用する上で必要不可欠な要素です。人事評価は組織内の公正性、透明性を保つための重要な役割を果たしますが、その評価を行う評価者が適切な知識やスキルを持っていなければ、評価そのものの信頼性が揺らいでしまう危険性があります。

 

たとえば評価者が評価基準を十分に理解していない場合、評価の恣意性が生じ、組織内の公平性を損なう結果を招く可能性があります。また評価基準を適用する能力が不足していると、評価結果に納得感を持てない社員が増え、組織の士気やモチベーションに影響を及ぼす恐れもあります。

 

そこで評価者の教育により、正しく公平な評価が組織全体に浸透できるよう努めるべきです。評価基準の理解を深めるための研修を定期的に行うことや評価に関するフィードバックを社員全体で共有することで、適切な評価の理解と実施が期待できます。

 

 

 

 

秘訣3: 教育制度の整備

最後に、教育制度の整備の詳細についてです。以下の3つの側面から解説します。

 

・社会的価値・内部環境と教育制度

・内製の研修

・プロによる外注の研修

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

社会的価値・内部環境と教育制度

教育制度は企業の社会的価値や組織内の環境に深く関連しています。社会的価値については、社員が新しい技術や知識を身につけ、その成果を社会に還元することで企業のブランドイメージを高めます。

 

また組織内の環境においても、教育制度は重要な役割を果たします。一つは、社員が自己成長できる環境を提供することで働きがいややりがいを感じ、モチベーションを保つことができます。一方で、新入社員からベテラン社員まで全員が学び続けることで組織全体の知識レベルが向上します。これにより組織内でのコミュニケーションがスムーズになり、より良い意思決定を行えるようになります。

 

 

 

内製の研修

組織内で自社の教育制度を確立することは重要なステップです。内製研修の特長としてまず挙げられるのが、自社のビジネスや文化に完全に特化したプログラムが展開できる点です。

 

研修内容を自社の目指す方向性に完全に合わせ、社員が必要とするスキルや知識を効率的に身につけられるようにすることが可能です。そのほか企業理念やビジョンなどは、内製で行い経営者や経営陣が語った方が社員にもよく伝わるでしょう。さらに研修スケジュールを組織の予定に合わせやすいのも長所です。

 

外部講師へ依存せず、内部のリーダーや経験者が講師となる場合も多いです。これにより組織内の情報共有や社員間のコミュニケーションが深まる効果も期待できます。

 

しかし全てを内製することには時間とコストがかかること、さらに専門的なスキルや知識を持つ講師を確保することが難しいケースもあります。そのため、内製研修とプロの外部研修を適切に組み合わせることが効果的な戦略となります。

 

 

 

プロによる外注の研修

プロによる外注の研修は、企業の教育制度のための重要な選択肢となります。専門的な知識や経験を持つ外部の専門家による研修は、従業員のスキルアップや視野の拡大に大きな効果をもたらします。

 

ただし研修内容が具体的な現場の課題と深く結びつくようにすることや、受講後のフォローアップが必要など、外注の研修を最大限に活用するには細かな計画や配慮が求められます。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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