東京ITスクール 導入事例
株式会社フューテックシステム

エンジニアを実質35万円で採用。
未経験でも不安はありませんでした。

フューテックシステムは沖縄県那覇市に本社を置くシステム開発会社で、2000年に設立。東京の取引先が多いため、11年からは銀座にも事業所を設置されています。沖縄本社では、これまで東京ITスクールの新人研修をご利用いただいておりました。22年春からは東京の事業所で、ポテンシャルが高いIT未経験者採用サービス『就予備。』もご利用いただき、3名の正社員を採用されました。

株式会社フューテックシステム
取締役 菅野 俊男様
社名
株式会社フューテックシステム
業種
IT・情報通信
業務内容
システム開発、IT技術支援、業務運用支援など
所在地
沖縄県
利用研修・サービス

「コロナ禍以降は首都圏事業所の採用に手が回らず困っていたところ、『就予備。』に助けてもらいました。『就予備。』経由で採用した3名は3カ月の新人研修を経て現場に入り、先輩社員とともに実務に就いています」と話すのは、同社取締役 東京事業所所長の菅野俊男さんです。『就予備。』をご利用いただいた経緯や、採用後の感想などについてお聞きしました。

東京ITスクールの実績を信用して『就予備。』の利用を決断

最初にフューテックシステムについてご紹介ください。

菅野様:当社は沖縄に本社を置くシステム開発会社です。幅広い業種・業界のクライアントを対象に、システムの企画・立案から開発・運用・保守までをサポートしています。ITを駆使して活動されている企業や大手企業などのお客さまが中心で、その多くは東京に立地しています。主として沖縄で開発しているため、コストを抑えられることも一つの強みです。

現在は約100名の社員が在籍しています。

菅野様:沖縄が約70名、東京が30名ほどの割合です。首都圏のお客さまを、これまで以上に獲得するため2011年に東京に進出しました。お客さまからしても、東京に弊社スタッフがいれば緊急時にすぐ対応できるので安心できます。

東京にいる社員の半分は本社からの転勤組で、残りは首都圏で採用しています。沖縄にいると、どうしても特定のお客さまの仕事に偏りスキルを伸ばしにくいため、東京で腕を磨きたいエンジニアもいます。転職しないで上京できるのは社員にとってメリットです。腕を磨いて沖縄に戻るものもいれば、東京を気に入って働き続ける社員もいます。

幅広い業種・業界のクライアントを対象に、システムの企画・立案から開発・運用・保守までをサポートしています。

採用状況はいかがですか。

菅野様:基本的には大学・専門学校出身者を問わず、ITに関する課程を学んでいる学生を採用しています。今年度は10名採用しました。IT課程出身者は6名、IT課程以外の出身者は4名でした。また沖縄出身者は7名でした。

東京は同業他社が多いので、当社のような規模の会社での採用は簡単ではありません。待遇面や知名度の他に、本社が遠いことや、沖縄に転勤するかもしれないことに不安を覚えたりするからです。

このような事情もあり、これまでは沖縄で採用した新入社員1~2名を東京に配属するといった形を取っていました。ところがコロナ禍によって東京に行くことに新入社員本人やご家族が不安を感じるようになり、そういったことができない状況に陥ったのです。東京事業所自体も少ない人員で回しているので、採用にまで手が回りませんでした。

そうしたなかで知ったのが『就予備。』だったわけですね。

菅野様:沖縄本社では4年前から東京ITスクールの新人研修を利用していました。カリキュラムの充実度はいうまでもなく、助成金申請のサポートなど丁寧な対応を高く評価していました。

実際に新人研修を終え上京した社員の実務レベルは、合格点に達していました。そういった実績があったので、沖縄本社から未経験者にIT研修を無償提供してもらえる採用支援サービス『就予備。』の話を聞いたときに、利用をすぐお願いしました。それが今年の1月頃でした。

未経験者にIT研修を無償提供してもらえる採用支援サービス『就予備。』の話を聞いたときに、利用をすぐお願いしました。

ポテンシャルの高い未経験者なので安心

『就予備。』に最も魅かれた理由はどこだったのでしょうか?

菅野様:人材紹介会社を通すと、採用だけで1人当たり100万円以上かかります。その上、高いコストをかけて求人広告を出しても、応募があるともかぎりません。その点『就予備。』はIT未経験者であるというハンディはありますが、3カ月間の研修で実務を手伝えるレベルに引き上げてくれる予定です。研修内容は当社としては評価していますし、研修費用込みで実質35万円で採用できるのは、他にない魅力でした。

また『就予備。』側が合計でおおよそ5時間もかけて求職者にヒアリングをしているので、私たちのニーズに合った人材を紹介してくれるという点も魅力でした。求職者本人の仕事に対する考え、現在や将来の住まい、ライフイベントなどについても事前にリサーチしてくれたので、面接も1度で済み効率的でした。

未経験者の紹介は不安ではなかったでしょうか。

菅野様:先ほど申し上げたように研修がセットになっていたし、東京ITスクールの研修を信頼していたので、そういった不安はありませんでした。4月までに採用を決めたいという要望にもしっかり応えていただきました。最終的に5名紹介していただき4月に2名、6月に1名採用しました。

3名の採用者はいかがですか。

菅野様:新卒に比べると社会経験があり、コミュニケーション能力は優れています。こうした能力は、技術面で足らないところを十分に補っています。あとは時間とともに成長してもらえばいいと思っています。とても満足しています。

現在は現場に配属されているのでしょうか。

菅野様:Java研修では1人でプログラミングができる最低限のところまで学び、その後はOJTもかねて先輩社員と一緒に現場に入っています。3名の前職はサービス業や製造業ですが、うまく馴染んでいると聞いています。

研修に関しても毎月報告会があり、受講者の感想なども目にすることができました。集合研修に参加した新人は周りと比べて自分のレベルを自覚し、講師のアドバイスを受けながら勉強し、平均点以上のレベルで卒業できたようです。研修についていけない受講生は弊社独自でサポートしようと思っていましたが、そうなることもありませんでした。

OJTが始まると、「研修を受けたくらいではダメ」という自覚が芽生え、積極的に業務に向き合っています。私からも、「新卒で働く人に追いつくには一生懸命頑張らないといけない。1年間頑張れば、かなり差は縮まる」とアドバイスをしました。

未経験者の採用ですが、東京ITスクールの研修を信頼していたので不安はありませんでした。

『就予備。』は求職者側の視点に立つと、転職エージェントとプログラミングスクールが一体になり、かつ給与をもらいながら研修を受けられるといった、IT未経験者にとってはメリットだらけのサービスです。

菅野様:こちらにもメリットはあります。『就予備。』側がこの業界で真剣に働きたい人を絞り込んでいるからです。だからうまくマッチングできたのだと思います。東京事業所の幹部には元レンタルビデオ店店長もいますから、前職は関係ない。大事なのはやる気があり、我々と気持ちを通じ合わせながら成長していくことだと思います。

最後に『就予備。』をご利用いただいた総評をお聞かせください。

菅野様:初めての利用でしたが助かった部分は多く、来年度もお願いしたいと考えています。欲をいえば4月入社に合わせて採用したいので、年内には内定を出したい。できるだけ早めにご紹介いただけるとありがたいです。

そういったニーズにもお応えできるよう、今後も『就予備。』をよりよいサービスにしていきたいと思います。本日は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

インタビュー・文/大正谷 成晴
写真/小堀 将生

株式会社フューテックシステム 取締役 菅野 俊男様
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