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Case Study株式会社シグマ・インターナショナル

人材紹介サービス

未経験者でも学びやすく身に付きやすい、SEの土台を作ってくれる集合研修を評価。

シグマ・インターナショナルは東京都中央区に本社を構えるシステム開発会社です。上流工程から下流行程まで手掛けられることが大きな特徴。一括受注できるので、クライアントから直接、仕事を任せてもらえるチャンスが増えるわけです。東京ITスクールの新人研修は2019年からご利用。今年は、8名の新卒社員の方が「自立型人材育成コース(3か月)」を受講されました。
竹内 研二

代表取締役社長

竹内 研二

竹内 研二

代表取締役社長

竹内 研二

「採用はIT業界も売り手市場。経験者採用は難しく、未経験の採用が圧倒的に多いのですが、『自立型人材育成コース』を受け、JavaやAWSの基礎知識を身に付けることで、その後の成長は経験者と遜色はありません。エンジニアの土台を作る点で、特に優れた研修内容だと思います」。そう評価するのは、代表取締役社長の竹内研二さんです。ここでは東京ITスクールをお選びいただいている理由についてお聞きしました。

 

集合研修スタイルに魅力を感じ、東京ITスクールを利用。

最初に、シグマ・インターナショナルについてご紹介ください。

竹内様
当社は2018年に創立30周年を迎えたシステム開発会社です。2019年に創業者が会長となり、私が社長に就任して新体制をスタートさせました。
当社にはあえて困難にチャレンジする風土があります。そうすることによって様々なノウハウが会社に残るし、社員の成長にもつながります。いつしか「困ったらシグマへ」と言われるようになり、2010年には富士通グループのコアパートナーの認定を受けました。
また業務の上流から下流まで、すべて自社でまかなえるノウハウを持つことにもこだわっています。クライアント様から元請けとして直接お仕事をいただく一括受託を中心としていくためです。
パッケージソフト「Sigma Archive」をはじめ、膨大な量のテキストの中から必要な文書を検索するなど、検索システムの導入は得意とするところで、多くの新聞社や出版社にご利用いただいております。テレビ局の動画関係のシステムも提供するなど、メディア関係のお客様が多いのも特徴です。

 

採用状況はいかがですか? 現在は理系や専門学校出身の学生の獲得が難しいようです。

竹内様
おっしゃる通りです。エンジニアはどの業界でも不足していて、採用は容易でありません。当社の場合、首都圏を中心に例年7~8名の新卒を採用していますが、文系出身者が多い年もあります。もちろん、理系学生などシステム開発の経験者が良いことは事実ですが、そうした人材は圧倒的に足りない。
もっとも、長期的に見れば1番大切なのはやる気があり、一生懸命仕事に取り組む姿勢。未経験者でもあっても将来性が期待できるなら採用します。未経験の学生側にも、手に職をつけられる、技術を身に付けて成長し続けられるといった魅力を感じて応募しているように感じます。

 

 

面接で重視しているポイントは?

竹内様
システム開発は5~6名のチーム体制で臨むことが多く、わがままなメンバーがいて暴走するとプロジェクトが頓挫する恐れがあります。ものづくりはみんなで作る過程が大事なので、協調性の有無は重視しています。

 

未経験者は、採用後の育成も課題です。

竹内様
そうしたこともあり、私が社長に就任したタイミングで、東京ITスクールを利用するようになりました。
それまでは、社内の先輩社員が教えていましたが、講師としてふさわしい優秀な社員は普段の業務に忙しい。研修との掛け持ちは負担が重く、どうしても片手間になりがちです。実際に、リーダー格の10名くらいの社員がみずからカリキュラムを考え、入れ替わり立ち代わり教えたこともありましたが、内容に一貫性がなく、教わる方も大変だったようです。かといって、比較的時間に余裕のある若手社員に任せられることでもありません。
そんなとき、グループ企業の紹介で東京ITスクールを知ったのです。当社の仕事の7割を占めるJavaや最近増えてきたAWSの教育が手厚く、ヒューマンスキルや「7つの習慣」について学べる「自立型人材育成コース」に興味がわき、これを選びました。何よりも、参加者が同じ場所に集まりお互いに切磋琢磨しながら学ぶ集合研修型だったというのが、最大の決め手になりました。

 

最低限の知識がつくので現場に入っても先輩が指導しやすく育ちやすい

これまで一貫して「自立型人材育成コース」をご利用いただいています。

竹内様
3ヶ月間の研修を通じてエンジニアとして必要な最低限の知識・技術は身に付いて帰ってきますから、受講者をはじめ、社内からの評判は上々です。当社の場合、研修後は先輩社員がトレーナーとなり、OJTを兼ねて仕事を始めますが、研修で土台が出来上がっているので指導がしやすい。新入社員も研修を通じて専門用語をはじめ基本的な知識が身に付いているので相手の言うことが理解できます。

 

受講者からはどういった声が届いていますか。

竹内様
比較検討は毎年しています。
同業各社にどこの研修会社と取引しているかも聞いていますし、毎年くまなくチェックしていますよ。
しかし結局、御社を導入していますね。

 

「7つの習慣」は、学生時代に知ることもなかったビジネスマナーが学べるとして、非常に好評です。とくに文系出身者は不安を抱いてエンジニアの業界に入ってきますが、スクールで実践的に知識を身に付けられたので安心できたという感想が目立ちます。
また朝の開講前に受講生自身がテーマを決めて話す1分間スピーチの時間があるようで、コミュニケーションスキルが上がったという報告も多数ありました。仕事が始まると人前でプレゼンをする機会はけっこうありますから、これはいい経験になったと思います。ちなみに、こういった受講中の様子は、東京ITスクールが用意するオンラインの学習管理システムで把握できるので、企業側としても安心して任せられます。

 

 

御社としては研修をどのように評価なさっていますか。

竹内様
Javaは独学で身に付けるのは難しく、プロフェッショナルに丁寧に教えてもらえるので、非常に安心です。AWSのような旬であると共に、これから必須となる技術も押さえているのは、システム会社が提供する研修ならではだと思います。研修を通じて少しでも学んでいると、いざ現場に入った時にイメージがわきやすいし、課題を解決するための選択肢も増えます。わからないことがあったとしても、調べ方を教わっているので混乱しません。そういったエンジニアとしての入り口をしっかり作ってくれる研修だと捉えています。
後輩のスキルが上がることで先輩社員のモチベーションも上がったように感じます。すでに、先輩・後輩ともに東京ITスクールの受講者同士といった世代も現れました。そうしたケースは、何を学んできたのか知っているので指導しやすいようです。
コースに関しては、現状、「自立型人材育成コース」で満足しています。他のコースとの比較はできないのですが、他社の社員も一緒になった集合研修なので、周りができるのに自分ができないと落ち込み、逆だとモチベーションは上がるなど刺激になる。
こうした受講者が一緒になり学習できるスタイルは非常に良いと思っています。昨年、一昨年はコロナ禍によりリモート研修になり、「発言のタイミングがつかみにくい」といった受講者もいて、私としても受講しづらいと考えていたので、今年は対面形式が復活して安心しました。

 

御社はホームページで研修の様子を公開しています。その狙いとは?

竹内様
今の応募者は、就職先を決めるにあたって社内の研修制度の内容を非常に重視しています。当社としても「自立型人材育成コース」は採用の際にアピールになると考えています。実は、これまでも採用時に研修のことを話すと、学生はもちろん中途未経験者の求職者も安心感を持つようで、採用の要になっていました。そこで、カリキュラムの内容や受講者の様子を、写真と共に紹介するようになったのです。

 

最後に、東京ITスクールに対するご要望などがあればお聞かせください。

竹内様
現状は満足しています。システムはある程度の知識があると作れるものですが、基礎知識がしっかりしていないとバグだらけになりがちです。そうならないよう、東京ITスクールでしっかり教えていただき、成長を促してほしいと思います。
またこういった研修があることで、文系出身者も安心して採用できるようになり、より優秀な人材を確保できるようになりました。ありがたく感じています。強いて言うなら、通年で集合型の研修をしていただけると、未経験の中途採用者も利用しやすくなるので、ご検討いただけると幸いです。

 

承知いたしました。本日はたくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。これからも、東京ITスクールをよろしくお願いいたします。

 

インタビュー・文/大正谷 成晴

写真/大澤 誠

 

 



社名 株式会社シグマ・インターナショナル
業務内容 ソフトウェアの設計・開発/パッケージソフトウェアの開発・販売/インターネットコンテンツの制作・ハードウェア機器販売/商用WEBサイトコンサルティングなど
資本金 1,600万円
設立 1988年12月
URL https://www.sigmaint.co.jp/

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