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Case Study株式会社ウィズ・テック

人材紹介サービス

“能動的なエンジニア“を育てたい。 だから現場を知る講師に託した。

「現場を理解した最前線で活躍するエンジニアが講師をつとめる。そこに安心感とともに“共感“を感じたんですよ」と同社取締役コンシューマサービス部マネージャーの北川和秀さんは言います。
なぜ“共感”なのでしょうか?その真意を伺いました。
北川 和秀

取締役コンシューマ サービス部 マネージャー

北川 和秀

北川 和秀

取締役コンシューマ サービス部 マネージャー

北川 和秀

基幹システムの設計、開発、導入を柱にしつつ、ECサイトを中心としたWeb制作・運用でも実績を持つウィズ・テック。
東京ITスクールは、その躍進のお手伝いをしています。

 

先が見えない時代に、“越境”できる人材を。

ソフトウェア開発とともに、流通系、不動産系の基幹システムの設計・開発、導入などが主な事業領域と伺いました。

北川様
そうですね。弊社は2005年に、そもそも大手Sierのコアパートナーとして同社の基幹システムをメインに受託開発を手掛けることからスタート。当時からインフラから保守運用までワンストップで請け負えることが強みです。

 

一方で意外だったのがポップなキャラクターこけしなどを扱う雑貨のECサイト『te-nori(てのり)』(https://te-nori.jp/)を自社サービスでローンチ。人気を博していますよね。

北川様
はい。『te-nori』は企画、デザイン、制作、運営はもちろん、撮影スタジオや倉庫、コールセンターも自前で持ち、ほぼすべてを社内で手掛けているんですよ。

 

木の人形や玩具を販売する自社ECサイト『te-nori』。商品仕入れからデザイン、運営まですべて自社で手掛ける

 

 

北川様
ご存知のとおり、システム開発の仕事、とくにBtoBの領域はSaaSなどの普及で形を変わりつつあります。率直にいえば「この先どうなるかわからない」。一方でECサイトに代表されるBtoCのWebシステムのニーズは大きくなる一方です。

 

そこでECサイトのオリジナルパッケージサービスを開発するため、自社でECサイトを立ち上げ、そのノウハウを蓄積しようと立ち上げました。もっとも、こうして「ECサイトを自前でしていること」がすぐに評価され、多くの新しい案件の獲得につながっているんですよ。

 

ECサイトの内製が、新規開拓につながった?

北川様
はい。基幹系の会社はWebやスマホアプリの開発は苦手な場合が多い。またそういうイメージも抱かれがちです。けれど、うちは自社でそれらを手掛け、運用までしている。そこで「Webまわりもできるならぜひ頼みたい!」と新規はもちろん既存のお客様からも声をかけられる機会が増えたんです。

 

ECサイトを自ら手がけているということはまた、UI/UXをふくめたデザイン系のノウハウも持っている証明にもなるし、その運用まで手掛けているためセキュリティ対策への知見とノウハウが積み上がっている、という評価につながる。要は“現場を知っている”信頼感が、受注につながっているのかなと。

 

なるほど。ただ、そうなるとデータベースやインフラをいじれるエンジニアのみならず、デザイン系やウェブといったフロントエンド側の人材も揃える必要が出てくるわけですよね。

北川様
まさにそのとおりで。35名ほどの所帯ですが、かつてより幅広な人材、知識が求められるようになっています。つまり社員に身に着けてほしいスキル、ノウハウも広がった。

 

それだけに東京ITスクールの、JavaやOracleはもちろん、Webアプリの習得まで教えていただける研修プランが、まず魅力でした。

 

変化の激しい時代に新しい技術を意欲的にキャッチアップし、また臨機応変に変化するお客様のニーズを先回りしてくみとれる。そもそも、そんな「能動的に動けるエンジニア」を育成したい思いがより強くなっていましたしね。

 

その意味でも、東京ITスクールが、技術力のみならず、能動性を持てるような「人間力」を身につけられる研修を標榜されていることは発注の決め手になった。以前は技術系とコミュニケーション系の研修をバラバラで発注するしかなかったことが、一気通貫でお願いできるのは、利便性でもコスト面でも大きなメリットでした。

 

 

研修直後に抜けた、「学生感」。

2014年からご利用いただいておりますが、実際に研修を利用されてみた感想はいかがでした?

北川様
満足度は最初から高かったと記憶しています。まず、基礎的なテクニカルな研修を一通り教えていただけことは予想通りでしたよね。

 

それに他社の新人の方とあえてミックスしてチームを組んで課題に取り組む「チーム演習」のプログラムが的を得ているなあと。

 

どういうことでしょう?

北川様
弊社のような仕事だと実際の現場は、他社ベンダーとコラボレーションする案件、プロジェクトがとても多い。文化の違う他社としっかりとリレーションをとって、目指す課題を解決していくスキルが当然、必要になるわけです。

 

研修を通して、他社の方とグループを組んですみやかにリーダーシップ、フォロワーシップを発揮することは、何より実践的な学びになりますよね。

 

先ほどおっしゃった「人間力」に通じる、技術以外の研修はいかがでしたか?

北川様
コミュニケーションも含めた社会人としての基礎的な所作、考え方を身に着けて帰ってきてくれた。これも初年度から、頼んでよかったなと実感しましたね。

 

とくに最近、「7つの習慣」の研修を組み込んだコースを選ぶようになってから、さらに見違えて研修のビフォア・アフターが変わるようになった気がします。

 

不思議なものでね。研修をすべて終えて会社に戻ると、なんというか研修前には何していても漂っていた「学生感」みたいな雰囲気が抜けるんですよ(笑)。

 

学生感(笑)。言葉遣いや、姿勢などが変わるためでしょうか?

北川様
何というか単に会話のスキルだけじゃない気はします。所作というか、佇まいというか……自信にあふれているから、でしょうか。

 

思うに、「7つの習慣」にあるような人としての原理原則。研修を通してそれを学び、内面から変わることで、先に述べた能動的なエンジニアにつながるような、自ら動き、考える自律性みたいなものが芽生えるのかもしれませんね。

 

いずれにしても根底にあるのはプログラムから実際の講師まで、今も現場で活躍するエンジニアが関わっていることは大きいと感じます。

 

ここだけの話、以前お願いしていた研修会社では現場を知らない講師の方が担当していて、やはり少し現場で必要な知見やノウハウとズレというか、違和感がありましたから。

 

今はズレを感じませんか。

北川様
感じませんね。強い納得感と“共感”をもって研修に送り出せている。

 

私たちが自社でECサイトを運営して、苦労しながら実践的な知見を積み上げてきたことが、お客様からご支持いただいているのと同じことを、御社には感じている面があるのかもしれません。まさに“現場を知っている”信頼を感じ、違う目線でいうと“共感“を感じていますね。

 

 

2年目の元新人たちが、講師として活躍。

入社2年目、3年目の社員の方には、弊社スクールの「講師」として参画していただいているんですよね。

北川様
お声がけいただいて、やらせていただいていますね。

 

講師制度も本当に見違えるほど、講師経験をした社員は皆、変わりますね。去年、教わったことを今度は教える側としてアウトプットすると、いかに伝えることが難しいかを体感できる。いわゆる「反転学習」の効果でしょうが、研修を受けたうえで、さらに反転して講師経験をした社員は、その後、他人に伝えるときの言葉選びから変わり、アウトプットがうまくなる。

 

お客様とのミーティングにしても、自社に戻って新人に指導するときにしても、一歩踏み込んで「この言葉で伝わるか」「伝えられるか」を考えるからでしょうか。
こうした持続的な学びの仕組みがあるのはとてもいいですね。

 

実は、そうして講師を経験していただいたあと、弊社が手掛けるプロジェクトにエンジニアとして、参加までしていただいている。お世話になっています(笑)。

北川様
いやいや。こちらこそ(笑)。

 

私たちも基幹システムから、Web企画や開発、さらにスマホアプリなどの領域まで進化をつづけてきた。まだまだ先に進みたいと考えているので、今後ともそのための人材育成のプログラムも進化させていっていただきたい。

 

新人研修はもちろん、あらゆる形で、お互いのバリューを伸ばせていけたらうれしいですね。

 

 

ぜひ! 本日はありがとうございました。

 



社名 株式会社ウィズ・テック
業務内容 業務システムの要件定義・設計・開発~導入。データベースのチューニング・インフラ構築・システムの保守作業。通販業務の運用 ECシステムの構築システム構築サービス、システム運用管理サービス、BPOサービス
資本金 1000万円
設立 2005年7月
URL https://www.with-tech.co.jp/

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