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Case Study株式会社フィーリスト

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新人Java研修のシェアは東京で1位。「ここを試さないで、どこを試すんだ?」

札幌に本社を構えるフィーリストは、東京の上場企業を中心にシステム開発を受託しているエンジニア集団。2019年に初めて東京ITスクールをご利用いただきました。
吉野 俊文

代表取締役

吉野 俊文

吉野 俊文

代表取締役

吉野 俊文

「札幌と東京の二拠点で実施していただき、両方できめ細やかな指導をしてもらえた。想像以上の収穫です」と振り返るのは、創業者で代表取締役の吉野俊文さんです。

一体、どういった点をご評価いただいたのでしょうか。くわしくお聞きしました。

 

 

東京の仕事を札幌で受ける理由

札幌が本社なんですよね。

吉野様
はい。そもそも私が札幌出身なんですね。住みやすい街なので「札幌を出たくない」「札幌本社で働きたい」という人は沢山いますが、首都圏に比べたらやはり“働き先”は圧倒的に少ない。仕方なく東京などで就職する人は少なくありません。自分もそうだったため、東京のシステム会社、札幌のシステム会社を経て、2007年に札幌で起業したのです。「札幌で働きたい!」 という人たちの受け皿を生み出せれば、と。

 

取引先は都内の大企業中心だと伺いました。

吉野様
そうです。東京は人手不足が著しいので、人を集められる札幌に本社を置くことは弊社の大きなセールスポイントになります。しかも物価が違うので都内の同業他社より7~9割程度の値段で請け負える。それでも道内の仕事に比べたら高いので、スタッフにはその分、給与に反映できます。札幌で働ける上に東京並の給与をもらえる。だからなお優秀な人材を多く集められるわけです。

 

東京の仕事を札幌でスムーズに行うコツは?

吉野様
札幌の現場とお客様の間に東京の拠点を設け、両者をつなぐブリッジSEと営業担当者を置いています。何かあった時に、札幌からではかけつけるのが翌日になってしまいますからね。仙台でもメーカーの下請けの仕事がでてきたので、仙台に拠点を開設し、ブリッジSEを置いています。現在は札幌に約50名、仙台に6名、東京に7名という体制です。

 

 

採用は新卒中心ですか?

吉野様
創業2年目からは新卒を積極的に採用しています。5年の経験者を雇うよりも、5年間自社で育てた方が、会社の理念や方針にもなじみやすいからです。現在は10人前後を目標に採用活動をしています。

 

どんな方を採用するのですか?

吉野様
僕は会社とは「バランス」だと捉えているんですね。コミュニケーションが上手な人ばかり採用すれば騒がしいし、技術はずばぬけているけどコミュニケーション能力が低い人ばかりでも困ります。それぞれが何らかの役割を担えるよう、ひとつのタイプに偏らず、いろいろな個性をもつ人をバランスよく採用するようにしています。

 

東京ITスクールを利用することになったきっかけは?

吉野様
東京ITスクールの営業マンの方が札幌本社にいらしたことがきっかけです。一般に営業マンの話には、営業トークと本質がある。話のほとんどが本質の話で、営業トークが限りなく少ない人を信頼します。東京ITスクールの営業マンは、まさにそういう方だったので、興味をもったのです。

 

カリキュラムは、いかがでしたか?

吉野様
エンジニアとしてのカリキュラムは適切だと思いました。コミュニケーションを大切にしているし、「7つの習慣」も入っていました。「7つの習慣」は、公式に教えられるのは1業種一社。IT業界では東京ITスクールが指定されていました。ここは検討する上でポイントが高かったですね。

 

加えて運営元のシステムシェアードさんの新人Java研修のシェアは東京で1位。「ここを試さないで、どこを試すんだ?」という気持ちになり、一度お願いしてみることにしました。

 

どういったコースを選びましたか。

吉野様
今回は札幌と東京の2拠点で、4月から6月にかけて同時に研修を受けました。東京は新人向けの「自立型人材育成コース」を、札幌には同じコースがなかったので、「ベーシックコース」に「7つの習慣」とプログラミングの初心者でも楽しく学べる「Scratchで学ぶ直感アルゴリズム研修」を加えてもらいました。

 

 

個人のレベルに最適化した学習内容。

研修を利用した感想はいかがですか。

吉野様
何よりも良かったのは、受講者の状態を把握できるオンライン学習管理の「LMS」があったことです。

 

当社では新人一人ひとりに先輩社員をメンターとしてつけていますが、「LMS」をチェックすることで日報を確認し、テストの内容や結果、点数も見られるので、それをもとにきめ細やかなアドバイスをすることができました。

 

新人にも先輩の愛情や会社のカラーが伝わり、結果的にモチベーションアップにつながったと思います。講師の方との距離も近く、親身に相談に乗っていただけました。

 

学習の進め方については、どうでしたか。

吉野様
ITの世界では10年選手より若手の方ができる、なんてことが当たり前に起こる。新人でも、それまでの経験や才能によって実力に大きな開きもある。すでにプログラミングを自在にできる子もいれば、プログラミングなどしたことがないという子もいますからね。

 

東京ITスクールでは、そうした個々のレベルに応じて課題を変えてくれたことがとてもよかった。

 

他に印象に残ったものはありますか?

吉野様
最初はまったく期待していなかった最後のチームごとの成果発表会ですね(笑)。

 

5人ずつのチーム制でアプリの設計から開発までをして、最後にプレゼン発表会をする。研修を受けることで、ここまでできるようになったという成果だけではなくビジネスマナーコミュニケーション能力もしっかり身についていることが分かった。これは、本当によかった。

 

 

OFF JTでも人は育つことを実感。

東京ITスクールを始めてお使いになった感想をお聞かせください。

吉野様
正直、最初に研修を頼んだときは「お試し」のつもりで、気に入らなかったら一回限りでやめればいいと思っていました。けれど、ぜひまたお願いしたい、と今は強く思います(笑)。

 

これまで外部研修を利用していたものの、どこかで「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)がすべてで、OFFJT(オフザジョブトレーニング)で人は育たない」と考えていました。しかし、そうでなかったことを実感しています。「7つの習慣」など付加価値の高いカリキュラムも魅力的でした。助成金のサポートもしていただき、コスト面でも満足しています。

 

新入社員を集めた2019年のウェルカムパーティーの模様

 

 

 

要望はありますか?

吉野様
最近は未経験を中途採用するといった局面も増えています。今回、お願いした新人向け研修のような質の高い研修プログラムを、ぜひ、中途未経験者向けにつくっていただきたいと思います。

 

 

ご意見、ありがとうございます。前向きに検討したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします!



社名 株式会社フィーリスト
業務内容 ニアショアでのWEBアプケーション開発、WEB制作、スマートフォンアプリケーション開発
資本金 1000万円
設立 2015年8月
URL https://feelist.co.jp/

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