研修一覧 導入事例 セミナー 助成金活用 新着情報 問い合わせ お役立ちブログ

営業時間 9:00~18:00 土日祝除く

研修ノートの使い方!初心者が押さえるべきポイント

公開日:2024年05⽉10⽇最終更新日:2024年05⽉10⽇

研修ノートの使い方!初心者が押さえるべきポイント

研修を受ける際、学んだことを記録するためにノートを取ることも多いでしょう。「研修ノート」として研修用に市販されているノートもあれば、一般的なノートを研修用に使うことも多いでしょう。この記事では両方を合わせて「研修ノート」として、使い方をまとめます。

 

この記事を読むことで、以下のことが理解できるようになります。

 

・研修ノートの定義と目的、基本的な使い方

・ノートを取るときの情報の見極め方、効果的なメモの取り方、情報整理、定期的な見直しについて

・研修で成長するための参加意識やフィードバックの受け方など

 

研修に参加する予定の方、また研修を企画する側の方は参考にしてみてください。

研修ノートの使い方!初心者が押さえるべきポイント

まず研修ノートの概要や使い方で、初心者が押さえるべきポイントについて解説します。以下の点が挙げられます。

 

・研修ノートとは

・研修ノートの目的

・研修ノートの基本的な使い方

・研修ノート活用のコツ

 

1つずつ見ていきます。

 

 

 

研修ノートとは

研修ノートとは、社員研修やセミナー、ワークショップなどの学びの場で使用されるツールの一つです。講義内容や自分の学び、疑問点などを自由に書き留めることができ、より深い理解と記憶の定着を目指すための手段となります。

 

また一度書き留めたことは後から振り返ることが容易になり、自己反省や研修後のアクションプラン作成にも役立ちます。とくにグループワークやロールプレイなどのアクティブラーニング中に得た気づきや学びを可視化するツールとして有効です。

 

大手企業では自社独自の研修ノートを作成し、社員の学びの場として活用しているケースも多く見受けられます。

 

 

 

研修ノートの目的

研修ノートの主な目的は、研修で得た知識や情報を明確に記録し後から見直して理解を深め、実際の仕事に活かすことです。具体的には、新たに学んだことや気づきを文書化しそれが自分のものとなる過程をサポートします。また研修内容を整理することで学習効果を最大限に引き出します。

 

さらに将来的には研修内容を再度見直す際の参考資料となります。なお研修ノートは自分自身のためのツールであると同時に、他の社員と知識や情報を共有するためのツールでもあります。たとえば一部の企業では、社員同士で研修ノートを共有し知識の共有やコミュニケーションの一助として活用しています。

 

 

 

研修ノートの基本的な使い方

研修ノートの基本的な使い方は、まず適切なカテゴリーごとに情報をまとめ、整理することです。こうすることで研修中に得た知識を一覧化し必要な情報をすぐに参照できます。またノートには参加者の考えや感じたことを記録することも重要で、これにより自己反省や研修の振り返りが容易となります。

 

また上手に情報を整理するためには具体的な手法が求められます。具体的には「箇条書き」、「マインドマップ」などが挙げられます。「箇条書き」は各項目を明確に分けて記述するので、情報を簡潔に整理するのに適しています。一方「マインドマップ」は情報の関連性を視覚的に捉えることが可能なので、全体像の理解に貢献します。

 

さらに研修ノートは、理解を深めるための自己学習のツールとしても有効です。研修に出席しながらその場の情報を整理して記録するのは一部であり、研修後に自己学習として内容を見直し理解を深めるための補足や追記を行うことも大切です。

 

どの手法を選択するかは研修内容や個々の理解スタイルによるため、試行錯誤しながら最適な方法を見つけていくことが推奨されます。これらを活用し効果的な研修ノートを作成しましょう。

 

 

 

研修ノート活用のコツ

研修ノートを活用するコツとは、まず「自分が理解できているか」を確認することです。ノートには自分の言葉で書くことが推奨されます。専門用語や難しい表現はなるべく避け、自分なりの解釈やイメージを具体的に書き記すことで理解度を深めることができます。

 

また研修の内容を随時ノートにまとめるだけでなく「あることをどう応用するか」という視点を持つことも大切です。具体的な事例やシナリオを想像し、それが自分の業務に役立てる方法をノートに書き留めることで、学んだことを実際の業務に活用しやすくなります。

 

さらにノートは自分自身との対話の手段ともなります。研修で得た新たな知識や情報に対する自分の意見や感想を書き記すことで、自分自身の視点を鮮明にすることが可能です。ノートを通して自己反省する時間を持つことで、より深く学びを定着させることができます。

 

最後にノートは定期的に見直すことでその価値が最大化します。一度書いたノートをそのままにしておくのではなく、定期的に見返し新たな視点で内容を見直すことで学びをさらに深め、新たな知識や理解へとつなげることができます。具体的な見直しの間隔や方法は、各自の研修スケジュールや個々の学習スタイルに合わせて調整すると良いでしょう。

 

 

 

 

ノート取りのテクニック

次に、ノート取りのテクニックについて解説します。次の事項が挙げられます。

 

・鍵となる情報の見極め方

・効果的なメモの取り方

・情報を整理する方法

・定期的な見直しの重要性

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

鍵となる情報の見極め方

鍵となる情報を見極める技術は、効果的な研修ノート作成の根底にあります。まず研修の目的と目標を明確に把握しましょう。それを基に、提示された情報の中から何が重要で、どの部分がその目標に直結しているかを見極めることが求められます。

 

たとえば営業力向上を目指す研修であれば、顧客とのコミュニケーションスキルや営業戦略のポイントなどが鍵となる情報となります。また発表者の強調点、繰り返し言及されるテーマ、視覚的資料で重要視される点も注目すべき情報です。

 

あわせて自身の疑問や気づき、考えを整理するための情報も記録しましょう。これらが成功への道筋となります。

 

 

 

効果的なメモの取り方

効果的なメモの取り方は、研修ノート活用の基本中の基本です。まず重要なのは情報の全てを書き留めるのではなく、ポイントを絞り込む能力です。研修講師の話す全ての言葉を記録しようとすると、記述に追われて本質的な情報を見失う恐れがあります。ポイントは「自分が後で必要とする情報」だけを書き留めることです。

 

次に消化・理解した上で自分の言葉で書き留めることも重要です。そのためには、一度情報を自分自身で整理して自分なりの判断で重要度をつけることが求められます。これにより、ただ書き留めるだけでなく情報を理解し消化する過程が組み込まれるため、より深い学習に繋がります。

 

最後に視覚的な情報の取り扱いです。図表やスケッチ、マインドマップなどを用いて情報を視覚的に整理し記憶に定着させることも大事なテクニックです。これらは脳が情報を効率的に処理するのに役立ちます。

 

これらのメモ取りテクニックは、一度に全てを実践するのではなく一つずつ取り組むことをお勧めします。それぞれのテクニックに対して自分なりの解釈や工夫を加えながら、自分だけの効果的なメモ取り法を見つけることが重要です。

 

 

 

情報を整理する方法

情報を整理する方法は、研修ノートを効果的に利用する上で重要なスキルです。まず情報をカテゴリーに分けるという手法があります。たとえば「重要なポイント」「具体的なアクションプラン」「疑問点・調査項目」などのカテゴリーを設けて、情報を分類します。次に図やグラフを用いて視覚的に情報を整理することも有効です。

 

とくに複雑な情報や多くの要素が絡み合う情報は、マインドマップやフローチャートを用いると見やすく整理できます。また情報の優先度を明確にすることも大切です。すぐにアクションを起こすべき情報か、将来参照するための背景知識かを明確に区分することで後から見直したときに役立ちます。

 

これらの方法を組み合わせて、効率的に情報を整理しましょう。

 

 

 

定期的な見直しの重要性

研修ノートの見直しは、単なる復習ではなく学習の深化と確認を行う重要なプロセスです。ノートを見直すことで研修時に得た知識やスキルを再確認し、理解が浅かった部分を深めたり忘れていた情報を思い出したりすることが可能となります。

 

また見直すことで新たな視点や発見が得られる場合もあります。そのため、定期的な見直しは研修の効果を最大化するための重要な行為です。見直しを行うタイミングは、研修直後や一定期間ごとなど、自身のスケジュールに合わせて計画的に行うと良いです。

 

また具体的な目的をもった見直しを行うことでより効果的な学習につながります。

 

 

 

 

研修で成長するための態度

最後に、研修で成長するための態度についてまとめます。以下の点があります。

 

・勉強会やセミナーへの参加意識

・グループ研修で役立つコミュニケーションスキル

・フィードバックの受け方と活用法

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

勉強会やセミナーへの参加意識

勉強会やセミナーへ積極的に参加する意識は、自身のスキルアップや成長に役立つことは言うまでもありません。参加することで他の参加者から学べる知識はもちろん、実際に自分で経験することで理解が深まります。

 

また自分とは違う視点や解釈を聞くことは、視野を広げる助けにもなります。思わぬ発見や新たなアイデアを得る機会にも繋がります。

 

 

 

グループ研修で役立つコミュニケーションスキル

グループ研修では、双方向のコミュニケーションが不可欠です。優れたコミュニケーションが学習効果を高め、チームワークを向上させます。

 

まず明確な言葉を選んで、あいまいな表現を避けることが重要です。状況や課題の詳細な記述を心がけ、一方的な発信だけでなく聞き手の理解を確認するための質問も積極的に行いましょう。また他者の意見を尊重し、適切なフィードバックを提供することも大切です。

 

良好なコミュニケーションは理解と協力を促進し、全員が研修の利点を最大限に引き出せるように助けます。

 

 

 

フィードバックの受け方と活用法

フィードバックを受ける際は、受け身でいるのではなく主体的に自己改善のために活用する心構えが大切です。とくに具体的行動や結果に関連したフィードバックは、自身のスキル向上に直結しやすいので重要視しましょう。またフィードバックは時に厳しいものであることがありますが、それを叩き込みと捉えるのではなく成長のための具体的な手がかりと捉えてみてください。

 

フィードバックを活用するためには、フィードバックを受けた内容を具体的に行動計画に落とし込むことが大切です。具体的には、フィードバックをもとに「何を」「いつまでに」改善するのかを明確にし継続的にその実行を確認します。こうすることでフィードバックが抽象的なものから具体的な行動へとつながり、自己改善へと繋げることが可能になります。

 

またフィードバックは受けた時点で終わりではありません。ある程度の期間を置いて、フィードバックを受けた結果どのような変化があったのかを振り返ることも重要です。その際、自身だけでなく周囲の人からも意見を求めることで、より客観的な評価となり自己理解を深めるきっかけとなります。

 

 

 

 

ノートを活用して東京ITスクールの研修を

東京ITスクールの研修を受ける際も、研修ノートを活用してみてください。

 

プロ講師が解説を担当し、独自のノウハウなどを伝えることも多くあります。そういった内容で自分がなるほどと感じたことなどをぜひメモしておき、研修後の実務に役立ててください。

 

東京ITスクールはエンジニア向けのIT研修に強みがありますが、ビジネススキルなどの研修も充実しています。貴社が必要としている内容の研修がきっと見つかることでしょう。

 

もしもご質問やご興味がおありでしたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

 

東京ITスクールの研修を見てみる

 

 

 

関連記事

研修のやり方を改めて考える。失敗しないための5つのポイントとは?

新入社員研修の講師探し!見極めるべきポイント【内部・委託共通】

 

 

 

 

 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

お問い合わせはこちらから

お電話での問い合わせ

営業時間 9:00~18:00 土日祝除く