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研修時の勉強計画!成功するための秘訣

公開日:2024年07⽉13⽇最終更新日:2024年07⽉13⽇

研修時の勉強計画!成功するための秘訣

研修の効果を高める方法にはいろいろありますが、受講者側ができることの一つが自分で勉強することです。この記事では、研修と勉強について解説します。以下の点を具体的に解説していきます。

 

・効果的な勉強方法

・効率的な時間管理術

・モチベーション維持の工夫

 

受講生はもちろん、研修を行う側の担当者の方も参考にしてみてください。

研修前・研修中の勉強が成功への鍵

研修生が研修前・研修中に行う勉強は、成功への道筋をつくるための重要なステップとなります。ここでは、以下の事項について解説します。

 

・学習目標の設定

・学びのリソースリスト作成

・環境整備と時間管理

・研修中の予習・復習

 

これらを適切に実施することで研修期間中に最大の成果を上げることが可能となります。順に見ていきましょう。

 

 

 

学習目標の設定

学習目標の設定は、学習の成功にとって重要な要素です。適切な目標を立てることで学習の方向性を明確にしモチベーションを高めることができます。

 

まず具体的な目標を設定することを推奨します。たとえば、「3ヶ月でPythonの基本を習得する」、「次のプロジェクトではリーダーを任される能力をつける」など、状況に応じた明確な目的を設定します。

 

その上で、目標を達成するためにどのようなスキルが必要で、どの程度の時間を必要とするのかを見極めることも重要です。また途中で挫折しないように、目標を小さなステップに分割し達成可能な範囲で設定することも効果的です。

 

このようにして学習目標を設定することで学習の効率と効果を高めることができます。

 

 

 

学びのリソースリスト作成

学びのリソースリストの作成は、学習を効率的に進める上で大切な要素です。これは学習に必要な教材や参考書、ウェブ記事、講義動画など、引き続き参照し学習するためのリソースを一覧化しそれぞれの内容や活用方法、利用場面を明確にする作業です。

 

一見手間のかかる作業に思えますが、これにより必要な情報をいつでも素早く取り出すことが可能になります。

 

 

 

環境整備と時間管理

効果的な学習を行うための大切な要素の一つに、「環境整備と時間管理」があります。適切な環境を用意することで集中力を高め、効率的に学習を進めることができます。静かな場所、適度な照明、快適な座席など、自分が集中できる環境を整えましょう。またPCやスマホなどのデジタルデバイスは、学習ツールとして利用する一方で、SNSやゲームといった学習からの気分転換にも利用されることもあります。だからこそ、使用時間を管理することも重要となります。

 

次に時間管理についてですが、一定の時間を設定して集中して取り組む「タイムボックス法」や、25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」などが有効な手法とされています。また学習の予定を立てる際には、具体的なタスクをリスト化し優先順位をつけてからスケジュールに落とし込むことがポイントです。時間管理の達成感は、学習意欲を高める効果もあります。

 

 

 

研修中の予習・復習

研修中の予習・復習は、学習効果を最大化し深めるための欠かせないプロセスです。研修前の予習は、研修内容への理解を深めるとともに、具体的な疑問点を事前に洗い出すことができます。

 

一方、研修後の復習は研修内容を定着させる上で重要です。具体的には、ノートを取り、研修内容を再整理し自分の言葉で表現することで理解を深めます。また学んだ知識を実際の仕事にどのように適用できるかを考えることも大切です。

 

 

 

 

効果的な勉強方法

次に、効果的な勉強方法について解説します。以下の方法があります。

 

・仲間との勉強会

・スライドやビデオの活用

・振り返りの重要性

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

仲間との勉強会

仲間との勉強会は、学習者が集まり、知識を共有し問題を討論する場です。この活動は一人では解決が難しい問題に対して異なる視点を取り入れ解決へと導くことができます。そのため非常に有効だと言えるでしょう。

 

勉強会の主な利点は、一人で学習するよりも多角的な知識を得ることができ、問題解決能力も高まるということです。さらに他の参加者の疑問や意見を聞くことで自己の理解が深まり、新たな視点が得られます。これらは、仕事やプロジェクトを進める上で大いに役立つ要素と言えるでしょう。

 

 

 

スライドやビデオの活用

スライドやビデオは、勉強の効率を上げる効果的な学習ツールです。複雑な概念や理論を視覚的に理解するのに役立ち、文章だけの学習と比べて記憶に残りやすくなります。特に、YouTubeなどの動画サイトは無料で利用できる教材が豊富にあり、プロの講師から直接学んだり、様々な視点やアプローチを学んだりできます。

 

また自分自身でスライドを作成することもおすすめです。これにより情報を整理し視覚的に表現する能力を鍛えることができます。長期的な視点からみれば、プレゼンテーションスキルの向上にもつながります。

 

 

 

振り返りの重要性

学習内容を振り返ることは、研修の成功にとって重要です。振り返りは、学習した内容を復習し理解を深める機会を提供すると同時に、自己評価を通じて学習の進捗状況を把握するためのツールともなります。また自分自身の理解度や学習の効率を評価することで弱点の特定や改善計画の立案にもつながります。

 

振り返りは、単純な復習から一歩進んだ効果的な学習方法といえます。

 

 

 

 

効率的な時間管理術

次に、勉強に必要となる効率的な時間管理術について解説します。以下の方法があります。

 

・タイムボックスを使った学習

・ポモドーロテクニックの活用

・休憩とリフレッシュの重要性

・デイリーとウィークリープラン

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

タイムボックスを使った学習

タイムボックスを使った学習とは、一定時間を設定しその時間内に特定の学習タスクを完了するという方法です。この方法ならば、勉強時間が制限されるため、集中力を高めることが可能となります。

 

たとえば1時間のタイムボックスを設け、その中で一つの学習項目を完了することを目指すのです。これにより時間の無駄を防ぎ、迅速に学習項目をこなすことができるでしょう。また既定の時間が過ぎたら別のタスクに移ることで飽きることなく学習を継続できます。

 

 

 

ポモドーロテクニックの活用

ポモドーロテクニックは、短時間の集中力を高め、効率的な学習に繋げるための時間管理術です。25分間の集中作業と5分間の休憩を1セットとし、これを4セット行った後には15分以上の長い休憩を取ります。これにより脳の疲労を防ぎ、集中力を持続させることが可能になります。

 

また一定時間の作業を強制することでタスクへの取り組みを容易にしモチベーションを保ちやすくします。より効果を上げるためには、環境への配慮も重要です。無駄な通知音など集中を妨げる要素を消すことで、より深く作業に没頭できるようになります。このポモドーロテクニックは、企業研修でも効果を発揮し多くの企業で採用されています。

 

 

 

休憩とリフレッシュの重要性

休憩とリフレッシュが学習の効率化にどれほど重要かを理解することが、より効果的な時間管理を実現します。良質な休憩は、疲労を和らげ、集中力を回復し新たな視点をもたらす役割を果たします。

 

しかし休憩はただ休むだけではありません。有意義な休憩を取るには、脱力する時間、新たな興味を追求する時間、適度な運動をする時間など、さまざまな種類の休憩が存在することを認識する必要があるのです。

 

企業での研修も同様で、研修生が休憩を適切に取ることで研修内容の理解を深め、維持することが可能となります。

 

 

 

デイリーとウィークリープラン

デイリーとウィークリープランの作成は、時間管理における重要な要素です。

 

デイリープランはその日の学習内容を明確に設定し実行するための計画です。これにより効率的に時間を使うことが可能となります。

 

またウィークリープランは、1週間の学習目標を設定しどの日に何を勉強するのかを明記します。これにより大きな目標を小分けにして取り掛かりやすくなります。特に独学で学習する場合や、新たなスキルを身につける際には効果的です。また企業での研修では、各個人の進捗を把握し必要な支援を提供するためにも役立ちます。

 

 

 

モチベーション維持の工夫

最後に、モチベーション維持の工夫についてまとめます。以下の側面から解説します。

 

・小さな目標設定

・成果報告会の開催

・ポジティブな自己評価

・仲間との成果共有

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

小さな目標設定

成功への道程は、一歩ずつ確実に進むことが求められます。そのため、小さな目標設定が非常に効果的です。具体的には、大きな目標を達成するために、それをさらに細分化した小さな目標を作り、それぞれの小さな目標をクリアしていくことで全体の目標に近づいていきます。

 

たとえば、一冊の専門書を読み終えるという目標を設定した場合、それを一章ごと、さらに一節ごとと細分化しそれぞれの小さな目標を達成していくことで大きな目標達成につなげます。これにより目標達成の喜びを経験しながら、達成感を持てるため、モチベーションの維持につながります。

 

また小さな目標を設定する際には、ただ細かく分けるだけでなくその目標が結果を生むための行動につながるものであることが重要です。それは、目標があくまで手段であり、目的は結果を得ることであるからです。

 

これらを実践することで順調に自身の成長を確認しながら、より効果的な研修を行うことが可能となります。

 

 

 

成果報告会の開催

成果報告会の開催は、学習効果を高める重要な手段です。新たに学んだ知識やスキルを他者に説明することで自己の理解を深め、その成果を客観的に評価する機会となります。また他者からのフィードバックや評価を通じて、自己の学習状況を把握し次の学習計画を立てる基礎となります。

 

 

 

ポジティブな自己評価

ポジティブな自己評価は、モチベーションを維持し学習効果を高める重要な要素です。自分自身の成果や努力を認めることで自信を持ち、さらなる学習への意欲を高めることができます。

 

まず身に付けた知識やスキルを具体的に挙げ、それがどのように役立ったかを確認しましょう。次にその過程で自分がどのように頑張ったか、どの部分で課題が見つかったかを認識します。そして最後にその課題を解決するために次に何をすべきか、またはより良く行うために何をすべきかを考えるのです。

 

このような自己評価は学習の質を高めるだけでなく自己効力感を高め、自己成長を促す強力なツールとなります。

 

 

 

仲間との成果共有

仲間との成果共有は、学習の成果をより深め、持続的なモチベーションの源にする効果があります。アウトプットを含む成果共有は、自分が理解したことを他人に説明するプロセスで、深い理解を促し忘却を防ぐ効果があります。

 

また他人の学びから自分自身も新たな知見を得られます。成果共有は直接的なフィードバックを受け取る場でもあり、学習の質を高める重要な要素です。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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