導入の背景
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企業の規模が大きくなるにつれ、作業効率に問題が発生してきた
会社概要と中野さまの普段の業務内容について説明をお願いします。
中野さま:当社では、主にマンションの大規模修繕工事を行っています。私はもともとは工事部で現場で仕事をしていたのですが、去年から内勤担当として工事のサポートを担当しています。そこで現場の業務を効率化するための解決策を模索していました。現場でも同じ作業を繰り返し行っている感覚がありましたので、それも含めて改善点を考えていました。
現在、工事部は何名ほどいらっしゃるのですか。
中野さま:本社の工事部は20名程度です。札幌と大阪を合わせると全体で80名程度です。今回は札幌の営業と工事担当も受講しました。
研修を受講することになった背景について教えてください。
中野さま:これまでは40〜50名の小規模な会社だったのでExcelだけで仕事が回せていたのですが、人数が増え、データ管理が難しくなったり、同じ業務の繰り返しや少々の無駄が目立つようになったりしたため、業務を効率化できないかという議論がありました。そのとき、ちょうどコンサル会社から提案をもらい、業務効率化に向けた取り組みを開始しました。
しかし取り組みを開始するにあたり、誰もITの基礎知識を持ち合わせていない状況でした。コンサル会社とのコミュニケーションを取る上で支障が生じていたため、IT基礎が学べる研修が必要だと考えました。最初はプログラミングを実際に学習するという話もあったのですが、まずは一度みんなでIT基礎の研修を受けてみようというところからスタートしました。
受講者についてはどのように選定されましたか。
中野さま:当初は本社勤務の5~6人で受講する予定でしたが、テックアカデミーからいただいた提案内容を当社役員が確認したところ、ほかの人にも受講させる方針に変わりました。
ここ数年でITの環境が急激に変わりすぎていて、私を含めてほかの社員もついていけていない、パソコンの設定など、そもそも基礎がわからないというのが社員の共通の悩みでもありました。
そんな中、今回の研修の導入が決まり、社員同士で「興味があるなら受けてみたら?」という会話が生まれ、その結果、執行役員、部長、主任など幅広い層から希望者が集まり、最終的に20人での受講になりました。建設業しか経験したことがない人がほとんどなので、違う業界の分野に興味があったという点が参加希望者数が増えた背景にあると思います。
想像していたよりもすぐに業務に活かせそうだと感じた
研修サービスの中から、テックアカデミーを選択いただいた理由を教えてください。
中野さま:全社でのIT研修は今回がはじめてで、色々と調査し複数の研修業者へ問い合わせました。その中でテックアカデミーからすぐに連絡と提案をいただきました。内容も基礎を中心に学びたいという当社のニーズに合致していたので、受講してみようという話になりました。
また今回は3拠点に受講対象者がいたことや、感染症対策の観点からリモートで受講できることもテックアカデミーを選択した理由の一つでした。
研修中、どのように学習を進めましたか。
中野さま:業務内であらかじめ、各自予定を合わせてITリテラシー研修を受講していました。受講前に2〜3時間ぐらいの動画を視聴する宿題があったのですが、私から受講する社員に「1日30分ぐらい、少しずつ計画的に見てください」と念を押していました。事前に動画を見て、その内容を復習してわからなければ講師に質問する、といった流れがよかったです。
一方、時間が長いときにだれてしまうこともあったので、その辺りの時間調整がもう少し短めでもよかったかもしれません。
メンターへ質問をされましたか。
中野さま:はい、毎回複数の社員が質問していましたね。チャットで全員が見えるところに質問やコメントを書き込んでいました。受講者は真面目に聞いていたようでしたが、もう少しメンターさんと口頭で直接コミュニケーションを取る機会があれば更に充実したかなと思います。
質問の内容は最初は基本的なところで、「ネットやニュースで出る単語はこう聞いているのですが本当ですか」とか、「今後はこういう流れになると聞いていますが本当ですか」といったものだったのですが、最後の方になると「こういう形で業務に活かせそうなのですが見本のデータをもらえますか」という業務に直結する具体的な質問に変わっていった印象です。
メンターとのやりとりで印象的だったことはありましたか。
中野さま:どんな質問に対しても落ち着いて、的確に回答してくれるのがすごいなと思いました。素人にもわかりやすく説明していただいたので聞いていて納得できました。
ITに対して感じていた敷居の高さがなくなり、自ら調べて積極的に取り入れるように
学習を終えて全体の満足度、感想をお願いします。
中野さま:講習を終えて、どれだけ我々が置いていかれているかという危機感を肌で感じました。今回は4つのコースを受けたのですが、「単純作業を止める!日常業務効率化編」が一番印象に残っています。受講した社員同士「面白そうだね」「プログラミングが思っていたより簡単そうだった」という会話が生まれました。「自分達の業務の中で使えるんじゃないか」というのが頭の中にイメージとして浮かんでいるんだなと感じました。
もう1つ印象に残っているのは、クラウドに関する学習です。私もシステムのベンダーとクラウドやAWSについて話す機会がありますので、こういった知識が使えるんだなと思いました。
研修で身についたこと、実務の際に活用したいと思った点はありますか。
中野さま:これまで、社内でのIT規定のようなものがなかったのですが、今回の受講を経てセキュリティ対策も必要だね、という議論が生まれはじめています。そういった社員の考えの変化が業務に活かされていくと考えています。加えてITに対する壁が低くなったと感じています。
外出が多い社員にはiPadを配布しているのですが、積極的に自分達で調べて使いこなしています。今回の研修を受ける前は「本当に自分たちがやるの?」と言っていた社員も、今では自ら学んでファイルの整理などもしていると聞きました。
今後の目標がありましたらお聞かせください。
中野さま:現在システムを導入するためのプロジェクト担当として、全体のロードマップを作っているところなのですが、ベンダーと話す機会が増えてきます。システム構築プロジェクトの主要メンバーのスキルアップはもちろんですが、今回受講した社員の中から、社内のシステム環境を取りまとめる人ができたらいいなと思っています。会社からリスキリングを推進されているので、ゴールを決めて今回のような学習の機会を設け、知識を向上させたいと考えております。












