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在宅研修を充実させる秘策!メリット・デメリット、楽しく学べる工夫

公開日:2024年05⽉02⽇最終更新日:2024年05⽉02⽇

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パンデミック以降、在宅で研修を受講することも珍しくなくなりました。コロナが落ち着きつつある現在も、在宅勤務の割合は大きく減少しているわけではありません。在宅の研修は定番化していくことでしょう。

 

この記事では、在宅の研修についてまとめます。この記事を読むことで以下の内容を理解することができます。

 

研修の企画担当者の方は参考にしてみてください。

 

在宅研修のメリット・デメリット

在宅研修の導入は、企業にとって多くのメリットを提供しつつ、いくつかのデメリットにも直面します。ここでは、それぞれについて解説します。

 

 

 

在宅研修のメリット

在宅研修のメリットは多岐にわたります。

 

まず、受講者が時間と場所の制約を受けず自由に学習ができる点です。自宅で自分の都合の良い時間に研修ができるため、通勤時間の短縮や強制的な出勤時間に縛られない利点もあります。

 

また一方的な講義ではなく、受講者が自分で情報を探したり自分のペースで理解したりすることができます。

 

加えて、在宅研修は経済的な利点もあります。具体的には、会場のレンタル費用や出張費、食事代など、対面研修だと発生する諸経費を抑えることが可能です。

 

またIT技術を活用することで研修の効果を測定しやすくなる点もメリットと言えます。たとえばオンラインテストやフィードバック機能を利用すれば、参加者の理解度や進捗状況をリアルタイムで把握することが可能です。

 

これらのメリットを最大限に活用するためには、自己管理能力の向上や在宅環境への適応が必要になります。

 

 

 

在宅研修のデメリット

在宅研修のデメリットはいくつか存在します。

 

一つ目は実際の対面研修と比べてコミュニケーションの機会が減ることです。これは、問題解決や意見交換を通じた学習効果が薄れる可能性を意味します。

 

二つ目は、自宅やリモートでの学習は自己管理能力が求められ、モチベーションの維持が難しくなることです。

 

三つ目は技術的な問題です。インターネット環境や使用するツールにより、中断や時間のロスを招く可能性があります。

 

四つ目は、全員を巻き込む交流が難しいことです。参加者全員の意見を引き出すのが難しく、情報共有や深い議論を導くことが困難になる可能性があります。

 

これらのデメリットを理解し適切な対策を施すことで、在宅研修の効果を最大限に引き出すことが可能になります。

 

 

 

 

在宅研修のメリットを生かした学習計画

次に、在宅研修のメリットを生かした学習計画について考察します。以下の点についてまとめます。

 

・自分のペースで学べる利点

・コスト削減と時間の有効活用

・測定可能な成果を出す研修内容

・在宅環境での集中力向上法

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

自分のペースで学べる利点

在宅研修の大きな利点の一つに、学習者が自分のペースで学習を進められるという点が挙げられます。これは特に技術的なスキルや新たな概念を理解する際に有効で、理解に苦労する部分を何度でも見返すことが可能であるためです。

 

また高度なスキルを身につけるための研修では、学習者が自分で調査や研究を行いながら、自己進化を図ることも可能です。自分のペースで学べる環境が、生産性と職務満足度の向上を実現します。

 

 

 

コスト削減と時間の有効活用

在宅研修は、その特性を活かすことでコスト削減と時間の有効活用を実現できます。まずオフィスや会議室を利用する必要がないため、施設レンタル費や交通費といった経費を大幅に削減できます。また企業例としては業界大手のIBMが、在宅勤務制度の導入によりオフィス運営コストを年間1億ドル以上削減したと報告しています。

 

さらに、時間の有効活用も実現可能です。通勤時間を含む移動時間がないため、その分を学習時間や他の業務に充てることができます。これにより社員一人あたりの生産性が向上し全体としての企業の実績も向上する可能性があります。以上のように、在宅研修は適切な運用により、資源の有効活用を実現する強力なツールとなるのです。

 

 

 

測定可能な成果を出す研修内容

在宅研修を効果的に行うためには、測定可能な成果を出す研修内容が重要です。具体的には、参加者の理解度やプロジェクトの進行状況、スキル習熟度を可視化することが求められます。

 

たとえばIT研修では、コーディング能力を測るためのプロジェクトワークを設け、その完成度を評価の基準とする場合もあります。これらの具体的なアウトプットを通じて、学習成果を定量的に捉えることが可能になります。各参加者の学習進捗を把握して必要に応じてフィードバックを与えることで、研修の質を一層高めることが可能です。

 

 

 

在宅環境での集中力向上法

在宅研修では、自宅で学習するための集中力が重要となります。その向上のためには環境作りと自己管理が鍵となります。まず環境作りとしては、静かな場所を確保し必要な学習ツールを手元に整えることが基本です。

 

また自己管理には、定まった時間に学習を行うルーティンを作ることが有効です。時間管理アプリなどを活用し一定時間集中した後は必ず休憩を取るといったサイクルをつくると良いでしょう。これにより長時間の学習でも脳の疲労を防ぎ、効率的に知識を吸収することが可能となります。

 

 

 

 

在宅研修のデメリットへの対処法

次に、在宅研修のデメリットへの対処法について解説します。以下の対処法があります。

 

・コミュニケーション不足の解消

・モチベーションの維持と向上

・技術問題の予防と対応

・参加者全員を巻き込む交流会の開催

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

コミュニケーション不足の解消

在宅研修のデメリットの一つ、コミュニケーション不足の解消法にはいくつかの方法があります。

 

まずビデオ通話を活用することで、非言語的な情報も共有できつつより自然なコミュニケーションが可能となります。また定期的なオンラインミーティングを設け、全員が情報を共有する機会を作ることも効果的です。さらにチャットツールを活用してコミュニケーションの頻度を高め、誤解や不明点をすばやく解消することで円滑なコミュニケーションを保つことができます。

 

オンラインでのコミュニケーションは、正しいツールの活用と運用方法がカギとなります。

 

 

 

モチベーションの維持と向上

在宅研修のデメリットの一つとして挙げられるのが、モチベーションの維持と向上です。在宅環境では、研修参加者が自身のモチベーションを自己管理しなければなりませんが、これは必ずしも容易なことではありません。

 

一つの解決策として、企業が定期的なフィードバック会を設け、個々の進捗状況や学習成果を確認し必要に応じて助言や指導を行うことが推奨されます。これにより参加者は自身の学習過程を客観的に理解し、必要な改善を行うことが可能となります。またゴール設定を明確にすることも大切で、明確なゴールがあれば達成感を得やすく、モチベーションの維持につながります。さらにゲーム化などの工夫を行うことで、学びの楽しさを追求し長期的なモチベーションの維持に貢献します。

 

 

 

技術問題の予防と対応

技術問題の予防と対応は在宅研修において重要な要素です。まずは、システムやソフトウェアの事前チェックを徹底することが必要です。参加者全員が研修に適したデバイスやインターネット接続環境を持っているか、また操作方法に慣れているかを確認しましょう。

 

一方、技術トラブルが発生した場合の対応も計画しておくことが重要です。たとえばZoomなどのツールでは、一時的な接続断が発生することもあります。その際、再接続方法を事前に共有しておく、技術サポート専門のスタッフを準備するなどの対策を検討すると良いでしょう。

 

 

 

参加者全員を巻き込む交流会の開催

参加者全員を巻き込む交流会の開催は、在宅研修のデメリットに対する対策の一つとして有効です。在宅研修では、参加者同士の直接的なコミュニケーションが限られてしまうことが多く、このことが学習の効果を阻害する可能性もあります。

 

しかし定期的な交流会を開催し、参加者全員がアクティブにコミュニケーションを取る環境を作ることで、この問題を緩和することができます。また交流会は参加者間のコミュニケーションを促進するだけでなく、共通の目標に向かう一体感を生むことで学習のモチベーションを高める効果も期待できます。

 

 

 

 

楽しく学べる工夫

次に、在宅研修で楽しく学べる工夫についてまとめます。以下の方法があります。

 

・ゲーム化による学習モチベーションの向上

・ビデオコンテンツの効果的活用

・グループワークでの協力学習

・チャットツールを活用した即時のフィードバック

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

ゲーム化による学習モチベーションの向上

ゲーム化を導入することで学習モチベーションが向上します。ゲーム要素を取り入れ、達成感や楽しみながらスキルを磨ける体験を提供することが重要です。

 

ゲームは失敗からの学びを容易にし、試行錯誤を通じて新しい知識やスキルを獲得することを助けます。だからこそ在宅研修でゲーム化を取り入れることは、参加者の学習経験を向上させ、研修の効果を高める強力な手段となります。

 

 

 

ビデオコンテンツの効果的活用

ビデオコンテンツ活用は、在宅研修の効果的手段として注目されています。視覚的に情報を捉えることができるため理解と記憶の助けとなります。たとえばZoomやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議ツールを用いて講義を配信したり、研修の模様を録画して参加者が後から見返すことができるようにすると良いです。

 

またサービスによってはオンデマンドのビデオコンテンツも提供しているので、それを活用するのも一つの方法です。

 

一方で、ビデオコンテンツが主体の研修では参加者の集中力の確保が課題となりますので、視聴時間を短く区切ったり、事前・事後テストを設けて理解度を確認するなどの工夫が求められます。

 

 

 

グループワークでの協力学習

グループワークは協力学習の一形態として、在宅研修でも効果的に利用できます。

 

グループ内での役割分担や討論は、個々の理解度を深めますし他者の視点を理解する力を養うことができます。

 

また共同で課題を解決する過程は、実業務に近い状況をシミュレーションできます。たとえばビデオ通話ツールを使ったグループワークは、立場や役職を超えて意見を共有できるため、ホライズンタルなコミュニケーションを促進し組織全体の学習効果を高めることに繋がります。

 

要は、グループワークを上手く活用すれば在宅研修の中でも協力的な学びを実現し、極力社内でのコミュニケーションの機会を失わないようにすることが可能です。

 

 

 

チャットツールを活用した即時のフィードバック

チャットツールの活用は、在宅研修における効率的なフィードバック手段として重要です。

 

具体的には、参加者からの質問や疑問点をリアルタイムで解消できるため学習の進行をスムーズにします。

 

また講師からの直接的な指導やアドバイスが即座に得られるため、誤った理解や学習の遅れを解消できます。

 

さらに、SlackやMicrosoft Teams などのチャットツールは私たちの日常的なコミュニケーションと連携しやすいので、手軽に学習に取り組むことが可能です。

 

このようにチャットツールの活用は研修の質を向上させるだけでなく、参加者の学習意欲や満足度を高める重要な要素となるのです。

 

 

 

 

研修サービス選びのポイント

研修サービスを選ぶ際のポイントは、まず研修内容の質と適用性です。プロの講師による充実したカリキュラムと、業務にすぐ活かせる知識を提供するサービスは重要な選択基準となります。また、参加者の学習進度や理解度を把握できるモニタリングシステムの有無も重視すべきポイントです。

 

次に、参加者と講師のコミュニケーション体制も評価されます。研修サービスを通じて参加者が気軽に質問したりフィードバックを受けられる体勢が整っていたりするかは、学習の効果に大きく影響します。

 

最後にコストパフォーマンスを見極めましょう。価格だけでなくそのサービスが提供する価値を判断し、予算内で最適なサービスを選びます。このような視点を持つことで適切な研修サービス選びが可能となります。

 

 

 

 

充実した在宅研修を実現する秘訣と東京ITスクール

充実した在宅研修を実現する一環として、東京ITスクールの研修をご活用ください。プロの講師による高品質な研修を提供しています。また学習管理システムにより、受講生の学習進捗や試験結果をシステム上で管理。適時にフィードバックを行うことで、学習効果も高められます。

 

エンジニア向けのIT研修に強みがありますが、ビジネススキルなどの研修も充実しています。貴社が必要としている内容の研修がきっと見つかることでしょう。

 

もしもご質問やご興味がおありでしたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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