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対面形式の研修のメリットと特長を生かして効果を最大化する方法とは

公開日:2024年06⽉14⽇最終更新日:2025年02⽉21⽇

対面形式の研修のメリットと特長を生かして効果を最大化する方法とは

対面形式の研修は、直接コミュニケーションやリアルタイムのサポートを通じて、学習効果を最大化するための貴重な機会になります。

 

しかし、多くの企業はその効果を十分に引き出せていないのが現状です。組織全体の連帯感を育むために、対面研修のメリットを最大限に活用する方法を学びましょう。

 

この記事では、インタラクティブなディスカッションやグループワークなど、実践的なアプローチを使って、受講者のエンゲージメントを高め、実技研修を効果的に運営する方法を詳しく解説します。

対面形式の研修のメリット

対面形式の研修には、オンライン形式と比較して数々のメリットが存在します。

以下に解説していきます。

 

対面形式のメリット直接的コミュニケーションの強化

直接コミュニケーションの強化は、対面研修の大きなメリットとして挙げられます。オンライン研修と比較した際に、対面研修では非言語的なコミュニケーション、例えば表情や身振り、声の調子などを通じて、より深い理解を得ることが可能です。

 

これらの要素は、新人や若手社員がビジネスマナーやプレゼンテーションなどのスキルを学ぶ際に特に重要なポイントとなります。また、直接的な質問やフィードバックが可能な環境は、理解度を確認しながら研修を進める上で有効です。

 

 

 

対面形式のメリット講師のリアルタイムなサポート

対面研修では、講師がリアルタイムでフォローアップを提供することが可能です。オンライン形式とは異なり、これにより、受講者は直接的に質問したり、混乱したりしている部分への具体的なアドバイスを得ることができます。

 

その結果、理解度が深まり、学習の成果が向上します。これにより、受講者は研修の内容を最大限に吸収し、ビジネスの現場で即時に適用することが可能となります。さらに、講師は受講者の理解度をより正確に把握でき、研修の内容や進行速度を適切に調整することができるというメリットもあります。

 

これは、特に新人社員やキャリアが浅い社員のスキルアップにとって有効な方法です。

 

 

 

 

対面形式のメリット受講者間のネットワーキングとコラボレーション

対面形式の研修では、受講者間のネットワーキングと協力が自然に生まれます。これにより、社員間の信頼関係が深まり、組織全体のコミュニケーションが改善されます。

 

また、実際のビジネス環境では、マルチディシプリナリーなチームでの連携が重要となるため、このような対人スキルの向上は、個々のキャリアアップにも結びつきます。更に、現実の問題解決に対する共通の理解を高めることは、プロジェクトの効率性と効果性を向上させるための鍵となります。

 

 

 

対面形式のメリット実技研修やワークショップの有効活用

実技研修やワークショップの有効活用は、対面研修の大きなメリットの一つです。参加者が実際に行動を起こし、新たなスキルや知識を体験的に学ぶことで、理論だけでは得られない深い理解と納得感を得られます。

 

さらに、これらの活動は互いの学習過程を直接観察し、フィードバックを共有する良い機会も提供します。これらの経験は、参加者の自信を高め、自己効力感を向上させ、最終的には職場でのパフォーマンス向上につながります。

 

 

 

対面形式のメリットその場での疑問解決とフィードバック

その場での疑問解決とフィードバックは対面研修の大きなメリットの一つです。この方式では、受講者が即時に講師に質問を投げかけることが可能であり、これにより理解度を高めることができます。

 

また、講師からは、受講者の理解度や疑問点を見極め、直接的かつ具体的なアドバイスを行うことが可能となります。これはオンライン形式ではなかなか難しいことで、深い学びを得るための大きなポイントとなります。

 

さらに、受講者同士が互いの理解度を確認し合いながら共に学ぶことで、相乗効果を生むことも可能です。

 

 

 

 

具体的な研修活用方法

対面研修が提供するインタラクティブなディスカッションは、新しいアイデアの創出や深い学びの場を提供します。専門的な内容を共有したり、社員の間で意見を交換したりすることで、新たな視点を得ることができます。

 

また、グループワークでは、仕事の仕方、プロジェクト管理、チームワークなど、実務に必要なスキルを育てることができます。ハンズオンセッションを通じて、具体的な技術や知識を直接学び、実践することが可能です。具体的なケーススタディを通じて、イシューに対する理解を深め、実際のビジネスシーンでの応用力を鍛えることができます。

 

さらに、ロールプレイングゲームを使うことで、様々な状況や役割を体験し、実際の業務に活かすことができます。これらの方法を通じて、対面研修は様々な学習形式を提供し、受講者一人ひとりのニーズに応える柔軟性を持っています。

 

 

 

インタラクティブなディスカッションの導入

インタラクティブなディスカッションは、対面研修の強力なツールです。受講者が自身の意見を表明し、他の参加者と情報を共有することで、より深い理解と洞察を得ることができます。また、この形式は、異なる視点から問題を分析し、新たな解決策を探るための機会を提供します。

 

ディスカッションの進行中、講師は学習者の理解度を確認し、必要に応じてガイダンスを提供します。対話型のディスカッションは、各受講者が積極的に参加し、アイデアを発表することを奨励するため、集団内でのコミュニケーションスキルを強化します。

 

 

 

 

グループワークの効果的な実施

グループワークは、新しい視点やアイデアの発想、コミュニケーションスキルの向上、チームワークの強化など、様々なメリットを生み出す強力な研修ツールです。しかし、その効果は設計と運用に大きく左右されます。

 

まずは明確な目標を設定し、グループ内での役割分担、タスクの進行、成果のシェアなどを計画段階で明確にしておくことが重要です。また、適切なフィードバックと評価体制を整えて、参加者が自身のパフォーマンスを理解し、改善するきっかけを提供することも忘れてはいけません。

 

 

 

ハンズオンセッションの具体例

対面研修における「ハンズオンセッション」は、受講者が直接手を動かして学び、理解を深めるための重要な活動です。例えば、IT研修ではプログラミング作業を、マネジメント研修ではプロジェクト計画作成などを行います。

 

また、新人社員向けの研修ではビジネスメールの書き方を学ぶためのワークショップを開催するなど、その内容は研修の目的やテーマによります。また、ハンズオンセッションは講師が直接指導し、受講者が間違いを即座に修正できるため、理解が深まります。

 

英語研修では、実際に会話を行いながら発音やフレーズを修正するセッションが効果的です。これらの活動は、受講者が実際の業務で役立つスキルを習得するのに貢献します。

 

 

 

実践的なケーススタディの導入

対面研修では、具体的な事例を用いたケーススタディの導入が非常に効果的です。実際に起きた課題について、その解決策を共に考えることで、受講者自身の解決能力や判断力を養い、業務への理解を深めることができます。

 

また、他の受講者とのディスカッションを通じて、新たな視点やアイデアを得ることもあります。これは一方的な講義では得られない大きなメリットで、実務に直結するスキルアップにつながります。

 

 

 

ロールプレイングゲームの効用

ロールプレイングゲームは、対面型研修の有効な手段として注目されています。実際にシミュレーションされたビジネスシーンや問題を通じて、受講者が新たな視点を持つことを促し、他人の立場から物事を考える能力を養うことができます。

 

これにより、受講者は新たな視点やアイデアを発見し、課題解決の策を考える力を育てることができます。また、ロールプレイングゲームは、受講者同士のコミュニケーションと協力を強化し、チームワークを促進する場ともなります。

 

 

 

 

対面研修によって組織全体の連帯感を育む

対面形式の研修は、組織の連帯感を強化し、全体の協調性とエネルギーを高める強力な手段です。

 

これは、直接的な対話と相互作用を通じて、受講者間の関係を深めることが可能で、オンライン研修では難しいかもしれません。

 

 

 

チームビルディングアクティビティの提案

チームビルディング活動は、対面研修の一環として導入すると大きな効果を発揮します。共通の目標に向かって協力する経験は、社員間の絆を深め、個々の能力を最大限に引き出すキャタリストとなります。

 

具体的な活動としては、クリエイティブな課題解決、チームでのプロジェクト作成、対抗競争型のゲームなどが挙げられます。これらは即座には解決しきれない職場の問題に対して新たな視点を提供し、また実際の業務に活かせるスキルを養うことができます。

 

 

 

メンタリングとチュートリアルの実施

メンタリングとチュートリアルの実施は対面研修の大きなメリットであり、組織全体の連帯感を醸成する重要な手段となります。実際、メンタリングにより経験豊富な社員が新人や経験の浅い社員に直接指導を行うことが可能になり、受講者は質問や疑問を直接メンターに伝えて解決できます。

 

また、チュートリアルを通じて、特定のスキルや知識領域について徹底的に学ぶことができます。これらのアプローチは対面形式の研修ならではであり、オンライン形式では難しい直接的なコミュニケーションというメリットを最大限に活用する手段と言えるでしょう。

 

 

 

研修後のオフサイトミーティング

研修後のオフサイトミーティングは、対面研修の有効な補完手段となります。ここでは、研修の内容を反省し、それを仕事にどう活かすか議論します。また、受講者同士の交流を深める好機となるため、チーム内のコミュニケーションを強化します。

 

さらには、研修で得た知識を実際の業務にどう適用するか、具体的なアクションプランを作り出す場としても有効です。オフサイトミーティングは、受講者が研修で学んだことを現場に持ち帰り、具体的な行動に移すための重要なステップです。

 

 

 

社員交流イベントの企画

社員交流イベントの企画は、対面研修の一部として重要な役割を果たします。これはチーム間のコミュニケーションを強化し、社員のエンゲージメントを高める機会を提供します。

 

可能性としては、テーマベースのパーティー、共同ワークショップ、エンターテイメントを伴うディナーなどが考えられます。これらのイベントは、ワークライフバランスを強調し、より良い職場環境を創出するために有効です。また、これらは新しいアイデアや視点の共有、とりわけ異なる部門間での意見交換の場を提供します。

 

結果として、これは組織全体の生産性と効率を向上させる可能性があります。

 

 

 

対面研修の準備と運営

対面研修の成功は適切な準備と運営から始まります。以下の全ての要素が合わさることで、対面研修はその真価を発揮します。

 

 

 

対面研修の場所と環境の整備

対面研修の実施にあたり、研修場所と環境の整備は肝要なポイントです。まず、受講者が集中して学習できる静かな環境を確保し、適切な設備が整った場所を選びましょう。研修室の広さは受講者の数に応じて選ぶと良いでしょう。

 

また、実技研修の場合、必要な機材やツールが備わった環境を用意することも重要です。さらに、受講者が快適に過ごすための設備、例えば休憩スペースや清潔なトイレ、食事を摂れるスペースも必要となります。

 

これらの環境を整備することで、受講者は学習に集中し、研修の効果を最大限に引き出すことが可能となります。

 

 

 

効果的な対面型研修スケジュールの作成

効果的な研修スケジュールの作成は、研修の成功にとって重要な一環です。まず、中心となるテーマや目的を設定しなくてはなりません。次に、そのテーマに沿って各セッションの内容を具体的に決め、時間割を作成します。

 

受講者が集中力を保てるよう、適切な休憩時間の確保も忘れてはいけません。また、異なる能力レベルの受講者がいる場合、彼らが同じペースで学べるように、研修スケジュールは柔軟であるべきです。

 

それぞれのセッションが互いに連続性を持つように計画し、受講者にとって一貫した学習体験を提供することも重要です。

 

 

 

 

研修資材とリソースの管理

研修資材とリソースの管理は、対面型研修において重要な一部です。手配すべき資材はプリントアウトの手配、プレゼンテーション用のプロジェクターやPC、ワークショップで使用するツールなど多岐にわたります。

 

これらの管理には、予め研修の内容と目的を理解し、必要な資材を正確に把握することが求められます。また、リソース管理とは、研修に参加する受講者一人ひとりが必要とする情報へのアクセスを確保することを指します。

 

これは、web上のリソースへのリンク提供や、参考文献のリストアップなどを含みます。

 

 

 

受講者の事前準備のフォロー

対面研修の成功は、受講者の効果的な事前準備に大きく依存します。企業としては、具体的な事前準備のガイドラインを提供し、必要な教材やリソースを提供することで、受講者が研修の成果を最大限引き出せる環境を整えることが求められます。

 

また、受講者自身も、研修内容を事前に把握し、必要なスキルや知識を予習することで、研修時の理解を深めることができます。さらに、研修に関する注意事項やマナー、そして当日の持ち物や服装なども確認しておくことが求められます。

 

そのために、事前に共有された研修スケジュールやガイドラインをしっかりと読み込むことは、研修の準備として最も重要なステップと言えるでしょう。

 

 

 

 

まとめ:対面研修のよさを活かし、効果的な社員育成を

対面研修は、社員育成において非常に重要な役割を果たします。直接的なコミュニケーションを通じて、講師と受講者がリアルタイムで双方向のやり取りを行うことで、理解度が向上しやすくなります。特に新人研修では、入社段階から仲間とのコミュニケーションが取れることが帰属意識にもつながりやすいでしょう。

 

実技研修やワークショップを通じて、理論を実践に結び付ける力を養うことも、対面研修ならではのメリットです。これにより、座学だけでは得られない実践的なスキルを身につけることができ、業務に直結する能力を高めることができます。

 

対面研修の良さを最大限に活かすことで、社員一人ひとりが持つ潜在能力を引き出し、企業全体の成長を促進することができるでしょう。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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