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研修企画の成功法則!効果を最大化する方法とは

公開日:2024年04⽉12⽇最終更新日:2024年04⽉12⽇

研修企画の成功法則!効果を最大化する方法とは

良質な研修の実施は、社員のスキルアップを実現し、企業の業績向上に繋げることができます。

しかし、具体的に何をすべきかわからない、という担当者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、研修企画の成功法則に焦点を当て、以下の3つの観点から効果を最大化するための具体的な手法を解説します。

 

  1. 成功する研修企画の基本要素
  2. 効果的な研修の計画と準備
  3. テクノロジーを活用した研修効果の最大化

 

より効果的な研修を設計し、実施するための知識を身につけることができます。効果的な研修の企画にあたり、本記事がお役に立てば幸いです。

研修企画の成功法則!効果を最大化する方法とは

 

そもそも、成功する研修とは、どんなものなのでしょうか?いろいろな情報を見て、迷ってしまっている方も多いかもしれません。

 

以下に、成功する研修の要素について簡単に解説します。

 

 

 

成功する研修企画の基本要素

成功する研修企画は、以下の基本要素から成り立ちます。

 

  • 明確な目的設定

    企業の経営目標に連動した研修を実現し、その成果を評価する基準となります。

  • 対象者のニーズ理解

    研修では、一律の内容だけでなく、参加者の業務ニーズや実践において想定される課題にフィットすることが重要です。例えば、若手社員向けの研修なら基本的なビジネススキルの向上、リーダー向けなら意思決定力や組織統括力の育成が必要となるでしょう。

  • 効果的なカリキュラムの設計

    研修の目的と対象者のニーズに合わせた内容を取り入れ、理論だけでなく実践を通じて学べる構成を考えることが大切です。

  • 実践的な学習方法の適用

    実際のビジネスシーンを想定したロールプレイやチーム演習などを行うことで、研修の効果を高めることができ、実業務で即座に活かすことができます。

 

 

 

 

 

効果的な研修の計画と準備

 

効果的な研修の計画と準備は、成功のカギを握ります。

 

① プロジェクトチームの構築

② タイムラインと予算の計画

③ 資料とリソースの準備

 

この3つの工程に分けて解説します。

 

 

 

プロジェクトチームの構築

成功する研修企画には、適切なプロジェクトチームの構築が欠かせません。

 

まず、研修を企画するプロジェクトチームは、目的に応じたマンパワーとスキルを持ったメンバーで構成しましょう。教育に詳しい者、運営に長けた者、技術的な知識を有する者など、必要なポジションに対し適切な人材を配置することが重要です。

 

さらに、研修プログラムに関する全貌を理解し、「何を、どのように達成するのか」を明確にすることも大切です。プロジェクトチームで設定した明確な目標とロードマップに基づき、各自の役割を理解し、協力して研修プログラムを推進しましょう。

 

各メンバーの役割をクリアにした上で、専門性を活かしながら共同体として取り組むことが、研修企画の成功へと繋がります。

 

 

 

タイムラインと予算の計画

研修の成功には、効果を確実に導き出すためのタイムラインと予算のしっかりとした計画が不可欠です。

 

タイムラインでは、研修のスタートから終了までの期間と、各フェーズの開始・終了日を明示することが大事です。そして、それぞれのフェーズで何を達成するべきかの具体的なゴールを設定します。

 

また、予算については、研修の目的と内容に見合ったものを設定し、その範囲内で最大限の効果を得られるような研修プログラムを設計します。

 

以下に、タイムラインや予算管理に便利なツールを紹介します。

 

 

■ タイムライン作成ツール

 

  1. Microsoft Project: プロジェクト管理の専門家向けに設計されており、タイムラインの作成、管理、共有が簡単にできます。ガントチャートを使って、研修の各フェーズの開始・終了日を視覚的に表示できます。
  2. Trello: より直感的で使いやすいインターフェースを持ち、カードとボードを使用して研修プロジェクトのタイムラインを管理します。各カードでフェーズの詳細や期限を設定できます。
  3. Google カレンダー: 簡単にアクセスでき、チームでの共有が容易なため、研修のスケジュールを追跡するのに便利です。色分けされたカレンダーイベントで、研修の各フェーズを視覚的に区別できます。

 

 

■ 予算計画ツール

 

  1. Microsoft Excel: 予算計画と管理に非常に適しており、カスタマイズ可能なスプレッドシートで研修プログラムの予算を詳細に作成できます。数式とグラフ機能を利用して、費用の分析と予測が可能です。
  2. QuickBooks: 中小企業向けに設計されており、研修予算の設定と追跡が容易です。財務状態の全体像を把握し、予算超過を防ぐための警告機能があります。
  3. Google Sheets: チームとリアルタイムで共有しやすく、Excelと同様の機能を提供します。クラウドベースなので、どこからでもアクセスできます。

 

 

 

資料とリソースの準備

研修資料の作成も、プログラムをしっかりと伝えられる講師についても、成功につなげる充実した内容に仕上げるためには大きなリソースを要します。研修を内製するのであれば、社内に対応可能な人材がいるか、その人材について、定めた期間に必要なリソースを確保できるかといった点をしっかりと検討しなければなりません。

 

社内では難しいという結論に至った場合には、適切な外部の研修を検討しましょう。明確なスキル目標に対し、適切なプログラムが提供されているかどうか、講師の質はどうか、評判なども含めて丁寧に比較、調査することが望ましいです。

 

次に、研修参加者に必要なツールや設備が整っているかを確認します。これにはパソコンや専門的なソフトウェア、さらには専用の労働環境等が該当します。特に、テクノロジーを用いた研修では事前のテクニカルチェックが必須です。

 

 

 

 

実施に向けた工夫

 

インタラクティブな要素の組み込み

研修をより効果的に行うためには、参加者が積極的に関与するインタラクティブな要素を取り入れることが重要です。

 

例えば、グループディスカッションやロールプレイングを導入することで、参加者自身が考え行動する機会を増やし、理解を深めることができます。

 

また、シミュレーションソフトを使用して、実際の仕事環境を模倣した状況で問題解決を試みることも有効です。このように、受け身の学習ではなく、自らが積極的に参加し経験することで、知識をより深く定着させることが可能になります。

 

 

 

フィードバックの収集と活用方法

研修企画の中でも、フィードバックの収集と活用方法は重要な要素です。フィードバックは、参加者が研修から得られた価値や効果を把握し、今後の改善に役立てるための手段です。

 

まずは、匿名で気軽に意見を共有できる環境を用意し、定期的にフィードバックを収集することが求められます。フィードバックの収集方法はアンケートやミーティングなど複数存在します。

 

収集したフィードバックの活用方法については、まずはすべての意見を整理し、得られた情報から改善点や新たな視点を見つけ出すことが重要です。例えば、IBM社ではフィードバックを収集し、それを分析し、全社的なスキルマップを作成しています。

 

このように、効果的なフィードバックの収集と活用は研修の品質向上に大いに影響します。

 

 

 

実践への応用を促す仕組み

研修の成果を実際の業務に活かせるかどうかは、研修の成功を大きく左右します。まず、研修内容が現場の課題解決に直結するように設計することが重要です。

 

例えば、営業スキル向上研修では、実際の営業シナリオを用いたロールプレイを取り入れるといった工夫が求められます。

 

次に、研修の終了後も自主的に学習を継続できる環境を提供することも大切です。具体的には、オンライン上で参照できる資料の提供や、フォローアップ研修の実施などがあります。

 

また、研修内容を元にした自己学習の課題を出すなどして、研修後も知識の定着とスキルの向上を促すことが有効です。

 

最後に、研修の成果が現場に活かされているかを定期的にチェックし、必要に応じて追加のサポートを提供することも重要です。これにより、研修の成果を最大限に引き出すことが可能となります。

 

 

 

 

研修後の評価とフォローアップ

 

研修後の評価は、実施した研修が目的を達成しているかを判断し、必要な改善策を見つけるために重要です。

 

成功した研修は、参加者のパフォーマンス向上に直結するため、評価は客観的かつ具体的に行われるべきです。

 

また、定性的なフィードバックだけでなく、数値化できる指標を用いて評価を行うことも有効です。

 

 

 

成果の測定と評価方法

成果の測定は、参加者のスキルや知識、態度の変化を評価するためのものです。具体的には、事前と事後でのテスト結果の比較や、職場でのパフォーマンスの変化などを指標とすることが一般的です。

 

 

 

フィードバックの分析と改善策

フィードバックの分析は、参加者の正直な意見を聞くことで、研修の良い点と改善点を洗い出すためのものです。分析結果を元に、研修内容の見直しや教材の改良などの改善策を講じていきましょう。

 

 

 

研修後の学習サポート体制

研修後の学習サポート体制は、研修の知識やスキルを現場で実践するための支援です。例えば、ヘルプデスクの設置や、定期的なフォローアップミーティングの実施などが考えられます。これにより、研修の効果を最大化し、持続可能な成果を得ることが可能となります。

 

 

 

 

テクノロジーを活用した研修効果の最大化

研修の効果を最大化するためには、是非オンラインプラットフォームや学習管理システムなどのテクノロジーを活用しましょう。

繰り返し学ぶことで定着が図れたり、教育担当者の負荷を軽減できる効果もあります。

 

 

 

オンライン学習プラットフォームの活用

オンライン学習プラットフォームの利用は、効果的な研修を実現するうえで、欠かせない要素です。教材へのアクセス容易性、学習の自由度、進捗管理の効率化など、そのメリットは多岐にわたります。

 

特に、現代では時間や場所に縛られない学習が可能な点は、働きながらでも学び続けられるため、社員のスキルアップを促進します。

 

例えば、LinkedIn LearningやUdemyなどのプラットフォームは、多種多様な業界や職種に対応したコースが揃っており、企業のニーズに応じた学習が可能です。

 

 

 

学習の進捗管理をシステムで簡易化

学習の進捗管理をシステムで簡易化するためには、学習管理システム(LMS)の導入が有効です。LMSは、学習状況の把握、課題管理、進捗管理、評価管理といった作業を一元的に行うことができます。

 

また、クラウド型のLMSを採用することで、場所を問わず、いつでもどこでも学習の進捗を確認することが可能です。これらのシステムを活用することで、研修の運営をより効率的に行うことが可能となります。

 

 

 

 

東京ITスクールの多彩な研修プログラム

 

東京ITスクールでは、企業のニーズに合わせた多彩な研修プログラムを提供しています。研修の目的と対象者のニーズ毎に設計され、実業務ですぐに活かすことが可能です。

 

 

 

300種類以上の研修からカスタマイズが可能

東京ITスクールの研修は、身に付けたいスキルやキャリアの方向性に合わせ、300種類以上の研修をカスタマイズして受講することが可能です。

 

事前にご要望をお伺いしたうえで、パッケージでのご提案もできますので、業界・業種を問わずお気軽にご相談ください。

 

 

 

オンラインで受講でき、学習管理システム(LMS)で進捗管理もラクラク

東京ITスクールの研修はオンラインで受講可能なものがほとんどですので、業務を行いながらの学習もスムーズです。

 

また、専用の学習管理システムで、それぞれの社員についての学習進捗やレポート等が確認でき、育成担当者の方の負荷も軽減します。

 

13,000人以上の社員育成に携わってきた確かな実績で選ばれています。育成に課題をお持ちの方は、是非東京ITスクールの研修をご検討ください!

 

 

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 東京ITスクール 山口
 SESで現場PG、SEとして活躍後、受託開発のPMとして多数の開発プロジェクトを経験。
 主に金融系案件を担当。
 現在はこれまでの経験を活かして東京ITスクールのカリキュラムや教材開発業務に従事。
 趣味はサイクリング。

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