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【研修動画の活用法】成長を促すためのメソッド公開!

公開日:2024年02⽉21⽇最終更新日:2024年03⽉25⽇

早期に社員のスキルを向上させたい。ただ、その一方で研修の効果を最大化するための方法について悩んでいる経営者の方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに、研修動画の活用法を公開し、社員の成長を促す方法をご紹介します。

 

本記事を読むことで、以下の3つの重要なポイントを学べます。

 

  1. 研修動画のメリットとその効果的な活用法
  2. 効果的な研修プログラムの設計と実施方法
  3. 研修効果を最大化するための指導法と学習者の進捗管理

 

私自身、10年以上にわたり企業向けの人材育成研修、エンジニア育成研修に従事してきました。

この記事を最後まで読んでいただくことで、企業の人材育成が次のレベルへと進化し、ビジネスの発展に貢献する一歩を踏み出すことができるでしょう。

研修動画での学習効果|メリット・特徴

 

研修動画の学習効果は多岐にわたります。まず、同一の内容を何度でも繰り返し見ることが可能です。これにより、理解に時間がかかる難易度の高い内容も、回を重ねることで深く理解することができます。また、スキップや巻き戻し機能により、自分のペースで学べるという特性も大きなメリットと言えます。

 

さらに、ビジュアルとオーディオの両方から情報を得られるので、テキストベースの学習よりも理解度が高まります。一方、研修動画の特徴としては、実際の操作手順を画面共有しながら説明できるため、視覚的に理解しやすくなります。これは特にIT研修などの実践的な知識を必要とする場合に非常に有効です。

 

 

 

研修動画のメリット

研修動画の利用は、企業の人材育成において非常に効果的な手段であり、その数多くのメリットを理解して活用することが重要です。

 

まず、研修動画を活用することでどの地域にいても一定の質の研修が受けられ、また時間も自由に調整が可能という点が大きなメリットと言えます。これにより、社員一人一人のスケジュールに合わせて効率的に学習が進められ、業務と並行してスキルアップが可能となります。

 

さらに、動画ならではの視覚効果を活用したり、反復練習や見直しにも対応することで理解度を深めることができます。また、同じ研修を繰り返し行うことなく、新しい知識や技術へと即座に切り替えることも可能です。

 

このように、研修動画の活用は時間や場所の制約を克服し、企業の人材育成をより効率的で効果的なものにします。そのため、研修動画を活用することにより、企業全体の成長を促進できると言えるでしょう。

 

 

 

効果的な研修動画の特徴

効果的な研修動画にはいくつかの特徴があります。一つ目は、視覚的に分かりやすいということです。映像ならではの具体的なイメージで、抽象的な概念も理解しやすくなります。二つ目は、再生・一時停止・巻き戻しが自由な点です。自分の理解度に合わせて進めることができ、復習も容易にできます。三つ目は、実際の業務場面をシミュレートした内容にすることで、実践的な学習が可能になります。

 

なお、有名企業では、実在のキャラクターやビジュアルを活用し、楽しみながら学べる研修動画も導入されています。以上の特徴を踏まえ、研修動画を制作する際は具体的で実践的な内容にし、わかりやすさを重視すると良いでしょう。

 

 

 

 

研修プログラムの構築

 

研修プログラムの構築は労力と時間を要しますが、事前の計画が成功のカギとなります。まずはどのような研修動画を利用するかを明確にし、内製するか外注するかを決定します。次に研修動画とオフライン研修の組み合わせを検討します。従来の対面研修と動画研修を適切に組み合わせることで、効果を最大限に引き出すことが可能です。

 

また、通常業務に配慮した学習計画を立てることも重要で、業務時間外に学習を強制するのではなく、社員が無理なく取り組めるようなスケジュールを考案します。例えば、一部の大手企業では、毎日の業務の中に短時間の学習時間を設けることで、継続的な学習を実現しています。

 

 

 

研修プログラムの設計|内製か外注か

研修プログラムの設計において、内製か外注かを決める際には、費用対効果や専門性、積極的な更新の有無などがポイントとなります。内製であれば、社内のニーズに確実に応えることが可能で、費用を抑えることもできますが、一方で社内で研修制作のスキルを持つ人材が必要となります。また、必要に応じて最新の情報に更新し続ける体制が必要です。

 

一方、外注であれば、プロによる高品質な研修動画の制作が期待できます。また、研修の内容についても、学習理論や効果的な教育手法に精通した専門家がプランニングします。ただし、予算に余裕が必要であり、外部の制作会社とのコミュニケーションを円滑に進める必要があります。

 

例えば、IBMでは、自社内のエンジニア研修に外部のオンライン学習プラットフォームを活用した結果、研修コストを大幅に削減し、社員の学習効果も高まったと報告しています。このように、自社のニーズと状況を見極め、最適な選択をすることが重要です。

 

 

 

研修動画とオフライン研修の組み合わせ

研修動画とオフライン研修の組み合わせは、人材育成の効果をさらに高めることが可能です。動画研修は時間や場所を選ばずに学習でき、自分のペースで進められる利便性があります。一方で、オフライン研修は直接的なコミュニケーションや実践的な演習を通じて、即座にフィードバックを得られるという特徴を持っています。

 

この二つをうまく組み合わせることで、理論的な学習と実践的な学習をバランス良く行い、理解度やスキルの定着を深めることが可能となります。具体的な組み合わせ方としては、例えば動画で基礎知識を学んだ後、オフラインのグループ研修で具体的なケーススタディを行うなどが考えられます。

 

 

 

通常業務に配慮した学習計画を立てる

通常の業務と並行して研修を受けることは、効率的な人材育成に欠かせません。しかしながら、日常業務を圧迫せずに研修を進めるための計画は丁寧に立てるべきです。例えば、一部の時間を確保し、その時間帯に専念できるようにすることが重要です。週に1~2回、数時間ずつ専用の時間を設けると良いでしょう。

 

また、社員それぞれの業務内容や進行状況を考慮した上で学習フェーズを設定することも大切です。全体のスケジュールを明確にし、それに沿った学習内容を提供することで、社員の学習の進行状況を可視化しやすくなります。

 

具体的な事例としては、経済産業省が推奨する「i on the Job トレーニング」が挙げられます。これは、職場での実務を通じて社員自身が自己学習を続けるもので、実際の業務と研修をスムーズに結びつけることができます。

 

これらの方法を用いて、通常業務と研修の両立を図りながら、社員それぞれのスキルアップを目指しましょう。

 

 

 

 

管理者・講師向けのアドバイス

 

管理者や講師が研修効果を最大化するためには、以下の3つのアドバイスを参考に動画研修を実施すると良いです。

 

 

 

研修効果を最大化するための指導法

研修効果を最大化するためのカギは、具体的な目標設定、反復学習の導入、そして振り返りの実施です。目標設定は学習意欲の向上と方向性を明確にするため重要で、SMART原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)に基づいたものが理想的です。

 

反復学習は短期記憶を長期記憶に変換する役割があり、情報の定着を促進します。最後に、学習内容の振り返りは理解の深化と次の学習への連携を図るため重要です。アップル社などはこれらの指導法を取り入れ、高い研修効果を得ていると言われています。

 

 

 

学習者の進捗管理・定期的なフィードバック

学習者の進捗管理と定期的なフィードバックは、研修プログラムの成功に重要な要素です。正しい進行方向に進んでいるかを確認し、学習者自身も自分の成長を把握するためには、一定期間ごとのチェックが必要です。

 

進捗管理用のツールやデータ分析ソフトを活用し、学習者の理解度や消化状況を具体的に把握することが求められます。また、その結果をもとにフィードバックを行い、学習の質を高めるサポートを提供することも大切です。

 

 

 

リモート研修の課題と対策

リモート研修の最大の課題は、受講者の自律性に強く依存する点と、コミュニケーションの限定性です。特にパソコンやインターネットに不慣れな受講者がいる場合、技術的な問題が学習の阻害要因になることもあります。対策としては、動画視聴の技術サポートを充実させるとともに、定期的な進捗確認やQ&Aセッションを設けて受講者の学習をサポートすることが有効です。

 

また、ZOOMやTeamsなどのオンライン会議ツールを活用し、リアルタイムでの質疑応答やディスカッションを行うことで、受講者間のコミュニケーションを促進することも重要です。

 

 

 

 

研修動画プラットフォームの選び方

 

研修動画プラットフォームはどんなものを選べばよいかお悩みの方も多いでしょう。選択にあたってポイントとなることを以下に解説します。

 

 

 

自社のニーズに沿う研修ラインナップ

自社のニーズに合う研修ラインナップの選び方は、企業の成長と従業員のスキルアップに直結します。選定のポイントとして、まず最優先すべきは会社の課題解決に繋がる内容かを確認することです。

 

たとえば、新人教育、マネジメントスキルの向上、専門知識の習得など、求めるスキルや知識が学べるコースが揃っているかを見ると良いでしょう。研修の進行形式も重要です。自社の研修に最適な形式、例えば一方向のレクチャー形式や、インタラクティブなディスカッション形式などが選択できるかもポイントとなります。

 

また、将来的なニーズまで視野に入れたラインナップの選択も大切です。業界動向や技術進歩を踏まえ、これから必要となる知識やスキルを学べる研修が提供されているかを確認しましょう。

 

 

 

学習システムの使いやすさ

学習システムの使いやすさは、研修動画プラットフォーム選びの重要なポイントです。ユーザーフレンドリーなインターフェースがあると、学習者は自身のペースで効率的に学習を進めることができます。

 

また、操作が煩雑でないシステムは、学習者のストレスを軽減し、学習意欲を維持するのに役立ちます。例えば、大手企業のIBMは、自社のeラーニングプラットフォームにおいて、シンプルで直感的な操作性を重視しています。これにより、従業員がスムーズに学習を進めることができるように工夫しています。

 

 

 

学習進捗管理のしやすさ

学習進捗管理のしやすさは、学習研修を成功させるための重要な要素です。一部のプラットフォームでは、学習者の学習履歴や進捗状況をリアルタイムで確認でき、必要に応じて学習プランの見直しやフィードバックを行うことが可能です。

 

効果的な進捗管理のためには、ユーザーフレンドリーな操作性や分かりやすい進捗表示が求められます。また、各学習者が所定の学習目標を達成しているかどうかを管理者が瞬時に把握できる機能も重要です。これにより、適切なタイミングで学習をサポートし、学習効果を最大化することが可能になります。

 

 

 

 

東京ITスクールのeラーニング研修

東京ITスクールのeラーニング研修はユーザーフレンドリーな学習システムと共に、豊富な研修動画ラインナップを提供しています。異なるレベルや目的を持つ社員一人ひとりに合わせた学習が可能となります。

 

個別研修・講座 | 東京ITスクール – IT人材やエンジニアの研修育成

 

通常の業務を圧迫することなく、社員が無理なく少しずつ学べるよう配慮されています。スケジュールに合わせて、社員自身が自分のペースで学ぶことができます。これにより、効率的な学習と持続可能なスキルアップが実現します。

 

 

 

300種類以上の豊富な研修動画ラインナップを自由に選択

東京ITスクールのeラーニング研修では、300種類以上の豊富な研修動画ラインナップが用意されています。これにより、企業ごとのニーズや目指すべきスキルセットに合わせて、自由な組合せで学習プログラムを構築できます。

 

また、このラインナップの中には基本的なビジネスマナーやITスキルから最新の技術トレンドまでを網羅した内容が含まれています。これにより、組織全体のスキルレベルを一気に引き上げることが可能になります。専門家による豊富で質の高いコンテンツは、社員の自主学習を促進し、組織の学習意欲や学習環境を向上させる役割も果たします。

 

 

 

自身のペースで無理なく少しずつ学べる

研修動画を利用することで、社員一人ひとりが自身のペースで学習を進められるのが大きな利点です。業務が忙しくても、昼休みや通勤時間など、ちょっとした時間を利用して学習が可能です。また、研修内容が動画であるために、何度でも繰り返し視聴が可能で、理解が浅かった部分を再度確認することができます。

 

これにより、業務時間を圧迫することなく、無理なく少しずつ専門知識やスキルを身につけることが可能となります。

 

 

 

 

研修動画の活用で効果的に社員のスキルアップを

 

研修動画を活用することで、社員のスキルアップを効率的かつ効果的に促すことが可能です。社員ひとりひとりの学習ペースに合わせ、必要なスキルや知識を深化させることができます。

 

自社のニーズに合った研修プラットフォームを選び、社員一人ひとりが自己成長を実感できる環境を提供しましょう。

 

 

 

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 東京ITスクール 金坂
 SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
 現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
 猫を3匹飼っている猫好き。

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