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研修を外部委託するメリットとは?効果的な戦略を公開

公開日:2024年04⽉25⽇最終更新日:2024年04⽉25⽇

研修を外部委託するメリットとは?効果的な戦略を公開

研修全体の設計のよりよい形を模索しているとき、研修を外部委託することを検討するものではないでしょうか。この記事では、研修の外部委託について解説します。この記事を読むことで、以下の点が理解できるようになります。

 

・外部委託のメリットとデメリット

・委託を成功させるための戦略

 

研修の企画担当者の方は参考にしてみてください。

研修を外部委託するメリット

まず、研修を外部委託するメリットについてまとめます。以下のメリットがあります。

 

・研修品質の高さ

・コストの削減

・社員の主力業務への注力が可能に

・受講状況の管理の省力化・厳密化

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

研修品質の高さ

外部委託による研修品質の高さは注目すべきポイントです。専門的な知識や技術を持った研修業者によるプログラムは、社内で行う研修に匹敵するものはもちろん、それを超える具体的な指導力や最新の研修内容を提供できます。

 

たとえば自社の独自の高度な研修プログラムを外部の企業に提供している企業もあります。これにより企業は専門的な企業のエキスパートから直接学ぶ機会を得られ、その結果として生産性や職務遂行力の向上が期待できます。

 

以上のように、外部委託による研修は業者の専門知識と独自の教材により、高い研修品質を保証します。

 

 

 

コストの削減

コストの削減は、研修を外部委託するメリットの一つとして特筆すべき点です。企業が独自で研修体制を構築しようとすると、教材の開発や講師の確保等、多大な時間と費用を要します。その一方で外部の専門機関に委託することでこれらのコストを大幅に下げることが可能です。

 

また不必要な研修を省くことも可能になり、結果的に企業全体の生産性向上につながります。そのため、コストパフォーマンスを重視する企業にとって研修の外部委託は有効な選択肢といえます。

 

 

 

社員の主力業務への注力が可能に

研修を外部委託することで本来の業務に専念できる時間が増えます。社員が研修内容の設計や運営に時間を割く代わりに主力業務に手をかけることが可能となり、企業の生産性向上に繋がります。

 

外部業者はプロのトレーナーやカリキュラム作成スタッフを擁しているため、企業側が手間をかけずに高品質な研修を提供することが可能になるのです。ただし、外部委託する研修内容が企業のビジョンや方針に合致しているかどうかの確認は必須となります。

 

 

 

受講状況の管理の省力化・厳密化

受講状況の管理が省力化され、さらにその管理が厳密化されるのも、研修を外部委託する大きなメリットの一つです。研修を社内で行う場合、その運営と併せて参加者の進捗管理も行う必要があります。しかし専門的な知識や技術を持つ人材が不在であれば、このタスクは非常に困難であり、正確な管理を保証することは難しいでしょう。

 

そのような場合も、専門業者に委託することでその業者が提供する専門的な管理ツールやサービスにより、受講状況の一元管理が可能となります。さらに、これらのツールやサービスは受講状況を詳細に把握することを可能とし、研修の効果測定や改善へのフィードバックも容易です。これにより研修の品質を一層高めることが可能になります。

 

 

 

 

研修を外部委託するデメリット

外部委託には、研修に関する一定のデメリットが存在します。最も顕著なのは、コミュニケーションという側面です。社内研修と違い直接のやり取りが少ないため、事前の打ち合わせや進行状況のレポートに対してきめ細かな対応が必要で、納得のいく結果を得るためには関連部署との連携が重要です。

 

また研修業者によっては、自社のビジョンや目指す方向性を理解しきれない場合があります。これらのギャップは、研修の内容や品質に影響を及ぼす可能性があります。加えて、コスト削減が期待できる反面、研修内容をカスタマイズするための追加料金が発生するケースもあります。

 

これらの点を踏まえ、業者選びには十分な注意が必要です。

 

 

 

 

効果的な戦略

次に、外部委託についての効果的な戦略を解説します。以下の点があります。

 

・研修プログラムの選定

・教育内容のカスタマイズ

・業者の選定ポイント

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

研修プログラムの選定

研修プログラムの選定は、外部委託する研修が企業の目指す成果を達成するための重要なステップです。この選定は、企業のニーズや目標、社員のスキルレベルなどを考慮に入れながら行います。たとえば新入社員向けの基礎研修とベテラン社員向けのスキルアップ研修では、必要とされるプログラム内容は大きく異なるでしょう。

 

また具体的な業務スキルだけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップ育成などのソフトスキルに焦点を当てたプログラムを選定することも重要です。適切なプログラムを選定することで社員の成長と企業の発展を同時に促進することが可能となります。

 

 

 

教育内容のカスタマイズ

教育内容のカスタマイズが可能であることも外部委託の一つの魅力です。企業独自のビジネス環境や社員のスキルレベル、必要とする知識に対応したプログラムを作成することができます。

 

また業者によってはアフターケアや再教育プログラムを提供し継続的なスキルアップも可能です。ただし適切なカリキュラムを作成するためには、企業と業者の密なコミュニケーションが必要となります。

 

 

 

業者の選定ポイント

業者の選定ポイントは数点あります。

 

まず一つ目は、適切な専門知識と経験を持つかどうかです。企業が必要とする研修内容に対応できる業者が最適です。これには、特定の技術やビジネススキルの教育経験が含まれます。

 

二つ目は適応力があるかどうかです。業者は企業のニーズに応じて研修プログラムをカスタマイズする能力が求められます。

 

三つ目は価格とコスト効率です。予算内で質の高いサービスを提供できる業者を選びましょう。

 

最後に他の顧客からの評価も重要です。業者が過去に提供したサービスに対する顧客のフィードバックは、その業者が信頼できるかどうかを判断するうえで有用な参考情報になります。

 

 

 

 

研修の外部委託における課題と解決策

最後に、研修の外部委託における課題と解決策について解説します。以下の点をまとめます。

 

・外部委託時の一般的な課題

・コミュニケーションの障壁とその克服

・品質管理のためのチェックリスト

・成果を最大化するための追跡方法

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

外部委託時の一般的な課題

研修を外部委託する際には、いくつかの一般的な課題が存在します。

 

一つ目に挙げられるのは、組織内のニーズと外部研修プロバイダとの間のミスマッチです。自社の独自性を反映した研修内容や具体的なスキル向上など、特定の目標に対する研修が求められることが多い中、外部プロバイダが提供する研修がその要求を満たせるかどうかは一致しないこともあります。

 

二つ目の課題は、品質のバラつきです。同じ研修でも講師や教材により品質が変わることもあり、これが企業の期待するレベルを満たさない場合、社員のモチベーションを下げる結果に繋がることもあります。

 

最後にコミュニケーションの難しさも課題となることがあります。外部プロバイダと社内との間で認識のズレが発生すると、研修の効果が薄れる可能性もあります。

 

これらの課題は、事前の丁寧な打ち合わせや契約内容の確認、そして定期的なフィードバックによって緩和されることが期待できます。

 

 

 

コミュニケーションの障壁とその克服

外部委託の研修における大きな課題の一つがコミュニケーションの障壁です。研修業者との理解不足や溝がトラブルの元となることもあります。

 

その障壁を克服する一つの方法は、定期的なミーティングを設けることです。プロジェクトの開始前、途中、後で共有会を持つことで情報の齟齬を避けることができます。また研修内容の変更や希望など、細かいニーズを直接伝えられるのもメリットです。

 

さらには、インターネットを活用したコミュニケーションツールの利用も有効です。たとえばSlackやTeamsなどを利用してリアルタイムで連絡を取り合うことで緊急の課題にも対応が可能になります。

 

これらの手段を活用することで研修の質を高めることができます。

 

 

 

品質管理のためのチェックリスト

品質管理のためのチェックリストは、研修の外部委託において必須のツールとなります。まず業者が提供するカリキュラムや資料が正確で理解しやすいか、そしてそれが最新の知識を反映しているかを確認しましょう。

 

また講師の資質や経験も重要です。その人物が適切なスキルと知識を有し、それを伝える能力があることを確かめるべきです。さらに、研修の進捗管理や評価方法もふくめた業者の対応力をチェックしましょう。

 

これらの項目を含むチェックリストを用いて、研修の品質を一貫して管理することが可能です。

 

 

 

成果を最大化するための追跡方法

研修の成果を最大化するためには、研修後の追跡方法が重要となります。追跡方法とは、受講者の学びが実際の業務に生かされているかを評価するシステムのことです。具体的には、研修後の業績改善度や、受講者が新たに習得した知識・スキルをどの程度活用しているかを定量的、定性的に分析することが求められます。

 

業績改善度は、研修前後での業績の差を比較します。一方活用度は、たとえばアンケートや面談などを通じて受講者に直接聞き取ります。これらを定期的に行うことで、研修の効果を可視化し研修内容の改善点を明らかにすることができます。

 

なお、追跡方法は外部委託における課題でもあり、研修業者と十分にコミュニケーションをとることで解決が可能です。具体的には、研修開始前に追跡方法を明確にしておき、その結果を定期的に報告してもらうよう依頼することが有効です。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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