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リモート研修とオンライン研修の違い?すぐに使える選択ガイド

公開日:2024年04⽉25⽇最終更新日:2024年04⽉25⽇

リモート研修とオンライン研修の違い?すぐに使える選択ガイド

パンデミック以降、研修の1つの形として定着したリモート研修・オンライン研修。しかしそれぞれの違いなど、わからないこともあるのではないでしょうか。

 

この記事では、リモート研修とオンライン研修について解説します。以下の内容を深堀していきます。

 

・リモート研修とオンライン研修

・リモート研修、オンライン研修のメリット、デメリット

・企業研修における活用方法

 

研修の企画担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

リモート研修とオンライン研修は実質同じ

リモート研修とオンライン研修は、両者ともにデジタル化された研修手法で、基本的には全く同じ内容を指します。これらの言葉が指すのは、物理的な場所に束縛されずに、インターネットを通じて教育・研修を受けることが可能な形式です。通常、ビデオ会議ツールやオンライン学習プラットフォームを利用して行われます。

 

対面形式の研修と比べ、場所や時間を選ばない柔軟性が特徴で、世界各地から参加することが可能です。また研修はリアルタイムで行われるものの他に、録画された講義を後から視聴することも可能です。これにより、自分の都合に合わせて研修を受けられるのが魅力となっています。

 

 

 

eラーニングとの違い

リモート研修とオンライン研修は、eラーニングとはいくつか異なるポイントがあります。

 

まず一般にeラーニングは事前に作成されたコンテンツを使用しますが、リモート研修やオンライン研修では、研修担当者がリアルタイムで講義を行います。そのためeラーニングは学習者が自分自身のペースで学習を進められる一方、リモート研修やオンライン研修は少なくとも時間を固定して行われ、研修者全員が同じ時間に同じ内容を学ぶ形を取ります。

 

これらの違いから、eラーニングは自主学習を支えるツールであるのに対し、リモート研修やオンライン研修は従来の教室での講義と同じような形でより直接的な学びを提供します。

 

 

 

 

リモート研修・オンライン研修のメリット

次に、リモート研修・オンライン研修のメリットについて解説します。以下の点が挙げられます。

 

・場所を選ばず会場確保も不要

・全員が同じ研修を受けられる

・時間・費用・マンパワーの節約

・場合により繰り返し視聴可能

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

場所を選ばず会場確保も不要

リモート研修やオンライン研修の一番の利点は、場所を問わずに実施できる点です。従来の対面形式の研修では参加者全員が一箇所に集まる必要があり、会場の確保にはかなりのコストと時間が必要でした。しかしオンライン研修ならば、参加者は自宅や出張先などインターネットが繋がる環境であればどこからでも参加可能です。

 

 

 

全員が同じ研修を受けられる

リモート研修やオンライン研修の最大の利点は、全員が同時に同じ研修を受けることが可能であるという点です。これにより一部の人々だけが新しい知識や技術を習得するのではなく、全員が一斉にスキルアップすることが可能になります。具体的には、各地に拠点を持つ大企業や多店舗展開をしている企業でも、一度に全員が同じ研修を受けることができます。

 

またリモート研修ならではの特徴として、質問やディスカッションもテキストベースで行うことが多いため、聞き逃した内容を後から確認することも可能です。これにより、研修の理解度を更に深めることができ、より高い効果を得ることが可能となります。

 

 

 

時間・費用・マンパワーの節約

リモート研修やオンライン研修は、時間・費用・マンパワーの点で大きな節約が可能です。

 

まず時間という面では、従業員全員が会社内で一緒に研修を受ける必要がなくなるため、自分の都合に合わせて受講することが可能になります。また時間帯を指定せずに自分のペースで受講できるので、生産性の高い時間を研修に費やす必要がありません。

 

次に費用面では、研修場所のレンタル費用や移動費、宿泊費などが不要になります。さらに大量の資料を印刷する必要もないため、印刷費用も節約できます。

 

最後にマンパワーの節約についてですが、物理的な場所での研修会の準備や片付け、運営に関わる作業が省けるため、運営に関与するスタッフの手間が大幅に削減されます。

 

これらの節約が結果的に企業の経費削減につながり、より効率的な研修運営を実現することができます。

 

 

 

場合により繰り返し視聴可能

リモート研修・オンライン研修の大きなメリットの一つに、繰り返し視聴が可能である点が挙げられます。たとえば講師によるプレゼンテーションやデモンストレーションは、リアルタイムでしか受けられません。しかしオンライン研修ではこれらのセッションを録画し後で何度でも視聴することが可能です。

 

特に難しいテーマや技術の研修では、一度の視聴だけでは理解が難しい場合があります。そのような場合に、何度でも繰り返し視聴することで理解を深める事が出来ます。これは対面式の研修ではなかなか難しいことであり、リモート研修・オンライン研修の大きな強みと言えるでしょう。

 

 

 

 

リモート研修・オンライン研修のデメリット

リモート研修やオンライン研修が多くのメリットを提供する一方で、デメリットも無視できません。

 

第一に、技術的な問題が考えられます。参加者全員が安定したインターネット接続と必要な機器を持っていなければ、研修はうまく進行しません。また参加者のデジタルリテラシーも重要で、基本的なPC操作やソフトウェアの使用に不慣れな参加者は学習に困難を感じるかもしれません。

 

第二に、物理的な存在感の欠如も問題です。画面越しでは非言語的なコミュニケーションが難しくなり、参加者同士の交流やグループワークが制限されます。

 

これらは、特にコミュニケーションスキルやチームビルディングの研修に影響を与える可能性があります。

 

 

 

 

企業のリモート研修・オンライン研修の活用場面

次に、企業のリモート研修・オンライン研修の活用場面について考察します。以下の例が挙げられます。

 

・スキルアップ研修

・営業パーソンのトレーニング

・IT技術習得

 

それぞれについて見ていきましょう。

 

 

 

スキルアップ研修

スキルアップ研修は企業成長の重要な一環となります。リモート研修・オンライン研修の形式は、そのための最適な手段の一つと言えるでしょう。分野や専門性が求められるスキルアップ研修では、新たな知識や技術の習得が必要です。

 

これらの研修をオンラインで提供することで講師と参加者が同じ場所にいる必要が無く、また手軽に専門家から直接学ぶことが可能となります。

 

 

 

営業パーソンのトレーニング

リモート研修やオンライン研修は、営業パーソンのトレーニングにも活用できます。インターネットを通じて製品知識や営業スキル、顧客対応方法などを学習することが可能です。対面研修が難しい場合でも、うまく利用することで営業パーソンのスキルアップを図ることができます。

 

リモート研修やオンライン研修を活用することで、企業は営業パーソンのスキルアップという課題に対処しやすくなります。

 

 

 

IT技術習得

IT技術の習得は、リモート研修・オンライン研修の活用が最も効果的なケースの一つとされています。近年のデジタル技術の進歩と共に、企業の業務のIT化が急速に進行中です。その結果、社員自身がIT知識を持つことが求められ、抵抗感なくITツールを活用できる能力が重要となっています。

 

リモート研修・オンライン研修は、ITの基礎知識から専門的なスキルまで幅広く学習することができ、場所や時間に縛られず自身のペースで学べる点が有益です。IT技術習得においてリモート研修・オンライン研修は大きな助けとなります。

 

 

 

 

研修プランの選び方

最後に、研修プランの選び方について考察します。以下の面から考えます。

 

・研修内容の決定

・利用するテクノロジーの選択

・研修の運営方法

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

研修内容の決定

研修内容の決定には、企業のニーズや目標に適した内容となることが重要です。まずは企業が重視するスキルや知識を明確にし、それに沿った研修内容を設計する必要があります。また参加者の現状や理解度も考慮して、初級から上級まで段階的なプログラムを設けることが求められます。たとえば大手IT企業では新人向けの基本スキル研修から、マネージャー向けのリーダーシップ研修まで、レベルに応じた内容を用意しています。

 

このように企業の目指す方向性と参加者のニーズを踏まえた研修内容を設定することが、リモート研修・オンライン研修の成功に繋がります。

 

 

 

利用するテクノロジーの選択

利用するテクノロジーの選択は、リモート研修・オンライン研修の成否を左右します。たとえばZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議ツールが幅広く使われていますが、参加者のPCスキルや通信環境などを考慮する必要があります。また研修内容によっては特殊なソフトウェアやデバイスが必要な場合もあります。そしてセキュリティの観点から、受講者の個人情報保護や著作権対策なども忘れてはなりません。

 

さらに導入後のテクニカルサポートも重要な要素です。具体的な事例としては、大手製薬会社は、遠隔地の研修参加者向けにハイスピードなネットワーク環境を整備し世界各地から安定して参加できるシステムを構築しました。これにより、グローバルに散らばる社員のスキルアップに貢献しています。

 

以上のポイントを考慮し企業のニーズに適したテクノロジーを選択することが大切です。

 

 

 

研修の運営方法

リモート研修の運営方法については、まず目標設定、次に参加者の確保、最後に研修の進行とフォローアップが重要です。

 

目標設定では、研修を通じてどんな成果を得たいのか、具体的な目標を設定しましょう。具体的な目標は研修に取り組む動機付けにもなります。参加者の確保では、参加者が十分に理解しやすい方法で研修プログラムを紹介し参加を促進します。研修の進行では、オンラインでも研修の進行をスムーズに行えるよう、事前に通信状況を確認したり、教材のダウンロード方法を説明したりします。そして、研修後は参加者のフィードバックを得ることが重要です。

 

これらが、リモート研修の運営方法の基本となる要素です。

 

 

 

 

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東京ITスクールはエンジニア向けのIT研修に強みがありますが、ビジネススキルなどの研修も充実しています。貴社が必要としている内容の研修がきっと見つかることでしょう。

 

もしもご質問やご興味がおありでしたら、些細なことでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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