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リーダー育成の重要性とポイントとは?おすすめの研修パッケージも紹介

公開日:2023年07⽉31⽇最終更新日:2024年03⽉25⽇

リーダー育成の重要性とポイント|おすすめの研修パッケージも紹介

メンバーをまとめ、組織を率いるリーダーには様々な資質が求められます。優れたリーダーを育成するために、特別なリーダー育成研修を行っている企業も多いでしょう。

 

しかし、なかには

 

「リーダー研修をしても満足な成果が得られない」

「リーダー育成のポイントがわからない」

 

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで本記事では、リーダー育成の重要性と研修カリキュラムを作成する際のポイントをお伝えします。

研修方法にお悩みの担当者様に向けておすすめの研修パッケージもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

リーダー研修の重要性

 

リーダー研修の重要性

 

 

組織を成長させるためには、優れたリーダーを育成する必要があります。リーダーは、メンバーをまとめ、目標達成に向けて指導するのがその役割です。

 

優れたリーダーを育成することは、組織のパフォーマンス向上に直結すると言っても過言ではありません。そのために行いたいのが、リーダー研修です。

 

リーダー研修を行うことで、次の目的を達成できます。

 

 

① リーダーシップスキルの向上

リーダー育成研修を行うことで、コミュニケーション能力や問題解決力を、チームビルディングスキルが身につきます。これらのスキルを活かせば、より効果的に組織を導けるようになります。

 

 

② チームワークの向上

リーダー育成研修でよりチームワークのよい組織の作り方がわかれば、メンバー同士が協力し合って目的に向かって進む環境が作れるようになります。

 

 

③ モチベーションの向上

リーダーの重要な役割のひとつにメンバーのモチベーション向上があります。

リーダー育成研修でモチベーションを引き出す方法や、信頼されるリーダーとしての在り方を学ぶことは、円滑な組織運営に欠かせません。

 

 

④ 組織文化の形成に役立つ

組織のビジョンや価値観を共有し、組織が進むべき方向性を学ぶことは、組織文化の形成にも大きく寄与します。

 

 

リーダー育成に力を入れることは、組織をより強く優れたものにするうえで避けては通れません。効果的なリーダー育成研修を通して、組織を的確に導き、目的を達成できる指導者を育てましょう。

 

 

 

 

リーダー育成で伸ばすべき4つのスキル

 

リーダー育成で伸ばすべき4つのスキル

 

リーダーに求められるスキルは、大きく4つのカテゴリーに分けられます。

 

 

  • 主体性と判断力
  • 目標設定・計画立案力
  • コミュニケーション力
  • 課題解決力

 

 

です。それぞれ詳しくみていきましょう。

 

 

主体性と判断力

リーダーとして組織を率いるなら、受動的ではいけません。さまざまな物事に自ら率先して主体的に取り組む必要があります。

 

主体的に物事に取り組むためには、今までとは違う「指示を出す立場の視点」が欠かせません。

 

ミスを減らす、コストを削減するといった目的に対し何をすればよいのかを考え、的確な判断を行うことがリーダーとしての質を高めることにつながります。

 

リーダー研修には主体性と判断力を培うカリキュラムを組みこみましょう。

 

 

 

目標設定・計画立案力

リーダーになると、組織にふさわしい目標を設定したり、目標を達成するための計画立案力も求められます。

 

目標を立てるだけなら誰でもできますが、それが組織の力に見合ったものでなければ具体的な計画が立てられず、いつまでも達成できなくなってしまうでしょう。

 

目標設定・計画立案力を高めるには、マネジメントスキルを養成する研修が効果的です。

 

 

 

コミュニケーション力

リーダーになったからには、組織をまとめなければなりません。そのうえで欠かせないのがメンバーとのコミュニケーションです。

 

コミュニケーション力を鍛えることは、話ができるようになる・饒舌になることとは違います。自分が伝えたいことを、相手に伝わるように伝える力がコミュニケーション力です。

 

リーダーのコミュニケーション力が低いと、意図するところがメンバーに正確に伝わらず、目標達成に支障が出てしまいます。

 

コミュニケーション力を高めたい場合は、共感力や傾聴テクニックを身につけるとよいでしょう。

 

 

 

課題解決力

目標達成のために計画を進めていくと、必ず課題にぶつかります。最初から最後まで課題にぶつかることなく計画が完了することは、ほとんどありませんよね。

 

目標達成のためには、課題に適切に対処し、問題を解決しなくてはなりません。そこで求められるのが課題解決力です。

 

解決すべきことが何かを見極め、どうすれば解決できるかを考えて実行に移すことができなければ、組織で目標を達成することが困難になります。

 

課題解決力を養うには、発想力を養う研修などが効果的です。

 

 

 

 

リーダー育成を難しくしている5つの要因

 

リーダー育成を難しくしている5つの要因

 

ここまでリーダー育成の重要性やリーダーに求められるスキルを解説してきましたが、リーダーを育成するのは容易ではありません。リーダーを育成するにあたって、企業が抱えることの多い5つの課題を解説します。

 

 

 

マニュアルに沿った画一的な教育ができない

メンバーの持つ力を引き出し、モチベーションを高め、目標達成のために自ら率先して動く。そのようなリーダーを育成するのは、容易ではありません。

 

リーダーは、時と場合に応じて柔軟に振る舞いを変える必要があります。「こんなときはこうすべき」とマニュアル化できるものではなく、経験によって培われる部分も大きいスキルのため、どこの組織でも通用する素晴らしいリーダーを育成することは不可能と言わざるを得ません。

 

また、リーダー候補の性格や価値観もさまざまです。

 

マニュアルを活用した画一的な教育ができず、一人ひとりとしっかり向き合わなければ育成できないことが、リーダー育成を難しいものにしているといえるでしょう。

 

 

 

現場に負担がかかる

リーダー候補者は、組織のメンバーとして働いている社員の中から選ぶことがほとんどかと思います。現場で実際に業務にあたっている社員をリーダー候補として育成するとなると、現場に負担がかかることは避けられません。

 

特に研修が長期に渡る場合などは、他のメンバーの業務量が増大したり、負担が大きくなったりすることもあるでしょう。

 

そのため、企業によっては現場の業務に支障が出ることを恐れて、リーダー育成を後回しにしていることがあります。

 

しかし、次代を担うリーダー育成を後回しにして後進を育てずにいれば、企業の成長・発展は望めません。

現場の負担と人材育成の兼ね合いが難しくなりやすいのは、リーダー育成の課題のひとつです。

 

 

 

リーダーになりたい人が少ない

さまざまな働き方が広がる現代において、リーダーになりたいという人が少ないのもリーダー育成を難しくしている要因です。人によっては、企業への帰属意識が希薄になり、自社への貢献よりも個人の都合を重視した行動をとることがあります。

 

また、入社直後はリーダーという立場へのあこがれや意欲を持っていた人が、日々の業務の中で意欲を失ってしまうケースも見受けられます。

 

次代を担うリーダーを育てるには、入社直後の意欲がある人に対してリーダーとしての素養を身につける研修を積極的に提供することが重要です。

 

 

 

人手・経営資源にゆとりがない

リーダーを育成するには、研修を提供するだけでなく、育成に専念できる環境や人事評価制度を整えることも重要です。

 

しかし、人員不足や経営資源にゆとりがない企業の場合、必要な体制を整えられないことが珍しくありません。このゆとりのなさが、リーダー育成の大きな壁となっています。

 

ゆとりがなく体制が整えられないと人材が育たず、事業がうまくいかない→さらに人手・経営資源のゆとりがなくなる悪循環に陥ってしまうおそれがあります。

 

 

 

教育の成果がわかりにくい

リーダーを育成するには、それなりの時間が必要です。研修を行っても、すぐに成果がでることはありません。

 

そのため、短期的な成果を求める経営層にはリーダー育成研修を実施する意義が伝わりにくかったり、研修を受けた本人のモチベーションが下がってしまったりしやすいのも、リーダー育成を難しくしている要因のひとつといえるでしょう。

 

 

 

 

リーダー育成の7つのポイント

 

リーダー育成の7つのポイント

 

では、リーダーを育成するにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?リーダー育成のポイントは、主に8つです。

 

 

 

リーダー育成には企業全体で取り組む

リーダーを育成する場合、企業全体でリーダーを育成する意識を持つことが大切です。

 

研修と現場の兼ね合いや、リーダーという立場への意欲低下などは、本人の意識だけでどうにかできるものではありません。負担を減らしながらモチベーションを維持しつつ教育を進めるには、企業全体でリーダー育成の重要性や目的を共有し、必要な部署に協力してもらう必要があります。

 

 

 

時間をかけて育てる意識を持つ

時間をかけて育てる意識を持つことも大切です。

 

リーダーは、研修を受けたからといって次の日から完璧に務まるものではありません。研修を通じた学習と、現場での落とし込みを繰り返すことで、徐々にリーダーとしての振る舞いや必要なスキルを身につけていきます。

 

短期でリーダーを育成しようとする企業がありますが、上手くいかないことが多いです。

 

優れたリーダーを育てるには、リーダー候補者を信頼し、中長期的な視点に立って育成することが重要です。

 

 

 

リーダーをサポートする体制を整える

リーダーは、成果を出すことが求められるポジションです。当然のことながら、大きなストレスにさらされます。

 

リーダーがストレスを抱え、悩みや迷いを持ちながら業務にあたっていると、成果が出ないばかりか、メンバーにも悪影響が及んでしまうことがあります。それを防ぐためにも、リーダーをサポートする体制を整えましょう。

 

時にはコーチに伴走してもらったり、相談しやすい環境を整えたりすることで、リーダーが本来の力を発揮しやすくなります。

 

 

 

自律的なキャリア形成を促す

自ら成長イメージや目指すキャリアを思い描けるよう自律的なキャリア形成を促すことも大切です。

 

リーダーには、自ら考え行動することが求められます。

 

企業が自律的なキャリア形成をサポートすることは、自ら考え行動する習慣を身につけさせるのに効果的です。

 

 

 

さまざまな業務を任せる

リーダー候補者には、さまざまな業務を任せましょう。幅広い業務を経験することで、視野の広さや、自分の強みを発揮する方法を身につけられます。

 

リーダー候補者を敢えて実力以上のポジションに就かせて、壁を乗り越えさせることで成長を促す「ストレッチアサインメント」も、リーダーシップを発揮する土壌作りに有効です。

 

 

 

スモールステップの成功体験を積み重ねる

若いリーダー候補者には、スモールステップの成功体験を繰り返し経験させましょう。特に入社直後でリーダー職に対するあこがれやモチベーションが高い状態の社員には、積極的に成功体験を積ませてください。

 

今どき、リーダー志向の人材は貴重です。入社後の早い時期から予算と権限を与えたり、重要な決定に関わらせたりすることで、リーダー職へのモチベーションを維持させることができます。

 

 

 

現場での経験も積ませる

リーダーを育成する場合、必ず現場での経験も積ませましょう。現場を知らないままリーダーになると、現場のメンバーとうまくコミュニケーションが取れなかったり、目標設定がずれたりすることも珍しくありません。

 

まずは現場を経験させることで、現場の実状を知る優れたリーダーを育成できるでしょう。

 

 

 

 

リーダー育成8つのステップ

 

リーダー育成8つのステップ  リーダー育成8つのステップ

 

どうやってリーダーを育成すればよいかわからないときは、次の8ステップを参考にしてみてください。

 

 

 

STEP1:リーダー育成のゴールを決める

リーダーを育成する際は、まずゴールを決めましょう。

 

「なぜ次のリーダーを育成しなければならないのか」を明確にし、いつまでかかるのかを周囲の人間に周知してください。

 

期限を区切ることで、周囲の協力が得やすくなります。

 

 

 

STEP2:リーダーに求める条件や要件を決める

次に、具体的にどのようなリーダーに育ってほしいのかを具体的に決めます。

 

  1. 企業を率いるリーダーシップ力(熱意や先見性、判断力など)
  2. ビジョンを実現するマネジメント力(実行力や課題解決力など)
  3. 経営管理に関する知識(コンプライアンスや人事・労務に関する知識など)

 

の3つのカテゴリーで、どの程度のレベルを求めるかを明確にしましょう。

 

 

 

STEP3:リーダー候補者を決める

どのようなリーダーを育成したいかが決まったら、リーダー候補者を決めます。この時大切なのは、個人の性格や価値観、資質などを踏まえて候補者を選ぶことです。

現在のスキルだけでなく、意欲や基礎能力といった将来のポテンシャルも加味して選びましょう。

 

 

 

STEP4:育成計画を立てる

候補者が決まったら、本人の強み・弱みも加味しながら育成計画を立てます。

 

経営知識を身につけるOff-JTや、実戦経験を積む「ストレッチアサインメント」なども活用しながら、どのようにリーダーを育成していくか計画してください。

 

 

 

STEP5:候補者に役割や期待を伝える

リーダーになるということは、今まで以上の責任を負うことでもあります。リーダー候補者のなかにはプレッシャーで潰されそうになっている人もいるかもしれません。

 

育成計画が固まったら、候補者に役割や期待を伝えましょう。ここで候補者のモチベーションを高められれば、よりスムーズな育成が可能になります。

 

「なぜこれをやるのか」「なぜあなたなのか」「どのようなメリットがあるのか」などをはっきり伝えることが大切です。

 

 

 

STEP6:トレーニングを行う

STEP4で立てた計画を実施し、トレーニングを行います。リーダー育成は長期に渡るため、根気強く実施し続けることが大切です。

 

 

 

STEP7:目標の達成状況をチェックする

トレーニングを実施したら、必ず目標の達成状況をチェックしましょう。本人にしっかり振り返りをしてもらうだけでなく、本人にヒアリングを行うなどしてトレーニングが負担になっていないか確認することも重要です。

 

必要に応じて経営層がメンターとして個別指導などを実施できれば、より教育成果が高まるでしょう。

 

 

 

STEP8:改善策をフィードバックする

トレーニング中に問題や課題が発生した場合は、改善策を適宜フィードバックしてください。必要に応じて育成の仕組みそのものを見直したり、本人への動機づけを再度行ったりすることで、より効果的な教育が可能になります。

 

 

 

 

おすすめのリーダー育成研修パッケージ

 

おすすめのリーダー育成研修パッケージ

 

ここまでリーダー育成のポイントや、育成のための8ステップを紹介しましたが、なかには「人的・経営資源的なゆとりがない」「具体的に何をすればよいかわからない」という企業様もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこでおすすめしたいのが、東京ITスクールの「将来リーダーに立てる社員を育成する研修パッケージ」です。

 

こちらの研修パッケージでは、3ヶ月の研修機関で効率的にリーダーになるためのスタンスやノウハウを身につけていただけます。

 

パッケージに含まれる講座は以下の6講座です。

 

 

リーダーとしてはもちろん、普段の業務の中でも役立つ講座を厳選しておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。

具体的な講座の内容や費用は、こちらのページをご覧ください。

 

将来リーダーに立てる社員を育成する研修パッケージ

 

 

 

東京ITスクールのリーダー育成研修パッケージで次のリーダーを育てよう!

 

東京ITスクールのリーダー育成研修パッケージで次のリーダーを育てよう!

 

次の世代を担うリーダーを育成することは、ビジネスを継続させていくうえで非常に重要です。しかし、どのようにリーダーを育成すればよいか迷っている方も多いでしょう。

 

そのような方には、東京ITスクールの「将来リーダーに立てる社員を育成する研修パッケージ」がおすすめです。

 

リーダー育成にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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 東京ITスクール 湯浅
 現場SEとして活躍する傍ら、IT研修講師として多数のIT未経験人材の育成に貢献。
 現在は中小企業を中心としたDX、リスキリングを支援。
 メンターとして個々の特性に合わせたスキルアップもサポートしている。
 趣味は温泉と神社仏閣巡り。

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