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オンライン研修で既存社員のキャリア形成!必見の進め方とコツ

公開日:2024年02⽉27⽇最終更新日:2024年03⽉25⽇

社員のスキル向上とキャリア形成には、継続的な研修が不可欠です。しかし、現場の業務を滞りなく進めつつ、高品質な研修を提供するのは難しい課題となっています。

そこで注目されるのがオンライン研修の活用です。

 

この記事では、

 

①オンライン研修の効果とその活用方法

②成功事例を通じた研修後のフォローアップと評価の重要性

③オンライン研修を成功させるためのコツ

 

を詳しく解説します。

 

オンライン研修成功のポイントと、社員のキャリア形成を実現できる方法がよく理解いただける内容になっています。是非最後までお読みください。

オンライン研修の現状と重要性

 

現在、企業の社員教育・研修は急速にオンライン化が進んでいます。コロナ禍の影響もあり、リアルタイムなコミュニケーションが困難な状況下でも柔軟に対応できるオンライン研修は、社員教育の新たな標準となりつつあります。

 

また、研修の地域や時間に縛られないというメリットが、既存社員のキャリア形成にも大きな役割を果たしています。時間や場所を問わずスキルアップが可能なため、社員一人ひとりが自己のキャリアビジョンに応じた学びを進められるのも魅力です。

 

オンライン研修の普及により、企業と社員双方が望むキャリア形成が可能となり、人材の定着率向上や業績アップの助けとなっています。

 

 

 

キャリア形成のためのオンライン研修の役割

オンライン研修が持つキャリア形成の役割は大きく二つあります。

 

一つ目は、社員のスキルアップ。研修を通じて新たな知識や技術を学び、成長できる環境を提供します。これにより社員のスキルは広がり、業務の効率も向上します。また、専門性を深めることでキャリアアップの道筋も見えてきます。

 

二つ目は、社員のモチベーション向上。研修を通じて新たな視野を開き、業務に対する刺激ややりがいを感じることができます。社員が自己成長を実感し、就業意欲をより高める効果があります。

 

研修を通じてキャリア形成をサポートする企業は、社員の満足度とロイヤリティの向上、そして組織全体の生産性向上が期待できるということですね。

 

 

 

なぜオンライン研修がよいのか

オンライン研修が良い理由は、その柔軟性と効率性にあります。

 

まず、参加者が自分の都合に合わせて学習ができることです。出張や離れた拠点にいる社員でも、同じ研修に参加することが可能です。

 

オンライン研修の多くは、専用の学習システムで簡単に学習の進行具合や効果を実際の数字で確認することができます。スピードを調節して学習することができ、自分の理解度に合わせて進められるため、効率的に知識を吸収することができます。

 

こういったメリットを活かすことで、社員一人ひとりの成長を促すことが可能です。

 

 

 

 

オンライン研修の成功事例を学ぶ

 

実際にオンライン研修を自社で導入した際のイメージがわかない、という方もいらっしゃると思うので、オンライン研修を効果的に活用している企業の例をご紹介します。

 

 

 

国内企業の成功事例

大手IT企業であるソフトバンクでは、新型コロナウイルスの影響でオンライン研修に切り替えた際、従来の研修カリキュラムをそのままオンラインに移行するのではなく、「学習者に自分で学習スケジュールを管理させる」という新しいアプローチを取り入れました。

 

一見すると、同時に全員が同じことを学ばなければ、ばらつきが生まれるのではないか、目的のレベルに到達できないのではないか、という懸念が生まれそうな印象ですが、この取り組みの結果、学習者たちは自分のペースで学びを進めることができ、結果的に全体的な学習の成果が上がったそうです。

 

同じ内容の学習でも、つまづく部分・得意な部分は個人個人によって違います。理解が難しい部分については時間をかけて繰り返し学習できることで、わからないことをそのままにせず、しっかりと習得することができます。

 

私たち東京ITスクールが実施しているオンライン研修プログラムでも、社員一人ひとりのキャリア形成を見据え、各社員のスキルや経験・キャリア目標に応じたカスタマイズ可能な研修コースを提供しています。

 

また、専用の学習システム(LMS)で進行状況の一元管理ができ、研修の効果を最大化。業務に直結したスキルを身につけ、生産性の向上とキャリアの成長をサポートしています。

 

 

 

 

オンライン研修の進め方

 

ここからはオンライン研修の具体的な進め方について、3つのステップに分けて解説します。

 

 

 

①対象者のニーズの把握

オンライン研修を効果的に進めるためには、まず対象者のニーズの把握が大切です。

 

今後の業務に向けて、対象者が何を学びたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかを理解することで、最適な研修コンテンツを提供できます。

 

一方で、企業側としてはどのような人材を育てたいのか、どのようなスキルを求めているのかという視点も同時に持つべきです。二つの視点を合わせ、対象者のニーズと企業の求める結果の両方を満たすプランを立てることが大切です。

 

対象者のニーズを把握するためにはアンケートや面談を実施することが有効です。企業側の期待値を把握するためには人事評価基準を参照し、今後身に付けてほしいスキルを特定するとよいでしょう。

 

 

 

②コンテンツの選定

オンライン研修のコンテンツ選定はその研修の成功を決定づける重要な要素の一つです。

 

  • 選定されたコンテンツが具体的な教育目標に合致しているか
  • 研修参加者のスキルや知識レベルに適しているか
  • 参加者の興味やモチベーションを引き出すことができるか

 

という点が重要になってきます。

 

コンテンツの選定においては、単に知識を伝えるだけでなく、参加者の学習意欲を引き出すことも重要な視点となります。

 

また、適切な教材を提供することで、参加者自身の成長を感じ、自律的な学習につなげることも大切です。さまざまなニーズに対応した多種多様なコンテンツを用意し、それぞれの参加者に最適な学習経験を提供することこそが、オンライン研修の成功に繋がるのです。

 

 

 

③オンライン研修の実施方法

実施方法については、研修プログラムの設計段階で考えましょう。例えば、リアルタイムに行うライブ形式の研修か、自分の都合に合わせて学習できるEラーニング形式の研修かを選択することになります。

 

それぞれの形式にはメリットとデメリットがあります。例えばライブ形式であれば直接質問ができる利点がありますが、時間の制約があるというデメリットもあります。

 

一方でEラーニング形式であれば時間や場所を選ばずに学習できますが、適切な自己管理が求められるという点が挙げられます。これらを踏まえ、対象者のニーズや状況に応じた最適な実施方法を選択することがオンライン研修成功の鍵となります。

 

 

 

 

オンライン研修を成功させるコツ

 

オンライン研修を成功させるコツはいくつかあります。以下に解説することを踏まえ、試行錯誤しながら最適な形を見つけられるとよいですね。

 

 

 

扱いやすいシステムを選ぶ

オンライン研修を実施する際にはシステム選択も重要な要素となります。システムが扱いやすいかどうかは、ユーザーである社員がストレスなく学習できるか、企業側がスムーズに管理できるかに直結するので、よく見極めたいところです。

 

具体的には、操作のシンプルさ、必要な情報へのアクセシビリティ、視覚的なデザインなどがポイントです。また、各社員の学習進度や成果を一元管理できる機能もあると便利です。自社に最適な研修システムを選ぶことで、スムーズな研修の運営と社員の成長を実現しやすくなります。

 

 

 

コンテンツが自社のニーズにフィットしているものを選ぶ

オンライン研修のコンテンツ選択にあたっては、自社のニーズにフィットするものを選ぶことが重要です。社員の現状のスキルと企業のビジョンを明確に把握し、これらに適したコンテンツを提供することが求められます。

 

例えば、IT企業でAI技術への積極的な投資を検討している場合、AI技術に関連するコンテンツが豊富な研修サービスを選ぶと良いでしょう。

 

また、苦手意識を持つ社員が多いスキルや知識がある場合、それを克服するための研修も必要です。例えば、プレゼンテーションやネゴシエーションなどのコミュニケーションスキルは、業種を問わず必要とされる能力です。これらのスキルを強化するコンテンツを選ぶことで、社員全体のパフォーマンス向上につながります。

 

コンテンツ選択の際には、社員のニーズと企業の必要性をバランス良く考慮して決めましょう。社員のスキルセットを強化するだけでなく、会社の目指すビジョンや目標に向けて学び続ける環境を提供することが、真のキャリア形成につながります。

 

 

 

通常業務に配慮する

通常業務とオンライン研修を両立させるには、事前のスケジュール調整や認識共有が欠かせません。重要なのは、研修が通常業務の妨げにならないよう配慮することです。

 

たとえば、業務のピーク時や重要な会議等と重ならないように研修のスケジュールを設定したり、必要に応じて業務の調整を行うなどです。自己学習の時間を設ける場合も、社員一人ひとりの業務スケジュールに合わせた柔軟なスケジューリングを心がけましょう。

 

社員がストレスなく学習に取り組めるような配慮をすることで、結果として研修の効果を最大化することが可能になります。

 

 

 

研修後のフォローアップをしっかりと行う

オンライン研修後のフォローアップは、一過性の学習ではなく、継続的な社員の成長を目指すために欠かせません。

 

フォローアップには、主に二つの方法があります。一つ目は、定期的なフォローアップミーティングです。研修内容を復習し、理解度を深めるためのミーティングを設け、研修で得た新しい知識が実務に活かされているかを確認します。

 

二つ目は、研修後に実施するアンケートです。これにより社員の余裕がある時に意見や感想を共有する機会を提供し、研修の改善ポイントを見つけることができます。よりよい学びへとブラッシュアップしていくことで、以降の研修の質が上がっていきます。

 

 

 

学習・スキルアップへの明確な評価軸を設定する

オンライン研修では、学習内容が直接業務スキルに反映され、社員の成長として具体的に見えるか否かが大きなポイントになります。

 

そのため、学習・スキルアップへの明確な評価軸を設定することが重要です。具体的には、スキルの習得・向上が明確に測定できる要素や、学んだ知識が日々の業務にどのように活かされているかなど、適切な評価基準や指標を定義しましょう。

 

そうすることで社員一人ひとりの成長を的確に評価できるほか、研修の効果を可視化し、改善点を見つけ出すことも可能になります。評価が目に見えてわかることで、社員のモチベーション向上にもつながります。

 

 

 

 

オンライン研修なら東京ITスクール

 

オンライン研修なら東京ITスクール

 

東京ITスクールは、研修ニーズに対応する多彩なオンライン研修を提供しており、社員一人ひとりのキャリア形成をサポートします。専門性や多様性を兼ね備えた300講座以上の研修ラインナップを誇り、それぞれの社員が必要とするスキルや知識を習得するのに最適な研修を選べます。

 

また、Eラーニングとライブ講座のどちらも選択可能で、状況やニーズに応じて最適な形式を選ぶことができます。集合研修が困難な状況でも、東京ITスクールのオンライン研修なら社員教育を継続することが可能です。

 

 

 

300講座以上の研修ラインナップから最適な研修をチョイス

東京ITスクールでは、300講座以上の研修ラインナップから最適な研修をチョイスすることができます。

 

IT、マネジメント、ビジネススキル、人材開発など、さまざまなテーマで講座が用意されているため、社員一人ひとりのキャリア形成に対応したカリキュラム選択が可能です。

 

また、それぞれの講座は業界の専門家による質の高い内容で構成され、最新の知識やスキルを得ることができます。そして、全ての講座がオンラインで受講可能であるため、出張や遠方にいる社員も対象者とすることができます。

 

課題管理や進行状況の通知機能もあり、管理者は社員の学習進捗を効果的に把握することが可能となっています。

 

講座一覧はこちらから

 

 

 

Eラーニング、ライブ講座が選択可能

オンライン研修では、Eラーニングとライブ講座の二つの形式を選択可能です。Eラーニングはパソコンやスマートフォンから自己学習を行う形式で、時間や場所を問わず学習が可能です。

 

一方、ライブ講座はオンラインで開催されるリアルタイムの授業形式で、講師から直接指導を受けることができ、質疑応答なども可能です。どちらの形式も、社員一人ひとりの学習スタイルやニーズに応じて選択できるため、より効果的な研修が行えます。

 

オンライン研修を検討中の方は、是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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 東京ITスクール 金坂
 SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
 現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
 猫を3匹飼っている猫好き。

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