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チームワークを高める!研修で使えるチームビルディングゲームまとめ

公開日:2024年04⽉18⽇最終更新日:2024年04⽉18⽇

チームワークを高める!研修で使えるチームビルディングゲームまとめ

チームワークを高めるための研修として、楽しみながらできるのがチームビルディングゲームです。この記事では、研修にチームワークを高めるためのゲームを取り入れることについてまとめます。以下の内容を深堀していきます。

 

・チームビルディングゲームの概要と目的

・チームビルディングゲームの具体的な内容

・ゲームを選定する上でのコツ

 

研修の企画担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

チームビルディングゲームの目的と効果

チームビルディングゲームの目的は、主にチーム内のコミュニケーションを促進し、互いの理解を深めることです。具体的には、参加者間の壁を取り払うアイスブレーキング、意見の共有や情報の伝達能力を磨くコミュニケーション促進、問題解決の手法を学ぶ問題解決型ゲーム、互いへの信頼を育む信頼構築ゲームなどが挙げられます。これらのゲームを通じて、チームの結束力を高め、パフォーマンスの向上を目指すのが一般的です。

 

効果的なチームビルディングゲームを実施するためには、参加者の特性や目的に応じて適切なゲームを選び、適切な環境を整備することが重要です。

 

 

 

 

チームビルディングゲーム紹介

では、チームビルディングゲームを紹介していきます。次のタイプに分けて紹介します。

 

・アイスブレーキングゲーム

・コミュニケーション促進ゲーム

・問題解決型ゲーム

・信頼構築ゲーム

 

順に見ていきましょう。

 

 

 

アイスブレーキングゲーム

アイスブレーキングゲームは、チームメンバーが初めて集まったときや、親密さを深めるために有効な手段です。ここでは次のゲームを紹介します。

 

 

・自己紹介タイム

自己紹介タイムは、チームメンバーが互いの名前や背景を理解するためのシンプルなゲームです。各参加者が自己紹介を行い、他の参加者に自分のことを伝える一方で、他の参加者から話を聞くことで互いの理解を深めます。

この活動は特に新しいチーム編成時に効果的です。ただしこのゲームは、参加者のプライバシーに配慮し、自由に話せる範囲で行うことが推奨されます。

 

・2つの真実と1つの嘘

2つの真実と1つの嘘ゲームは、初対面の人々が互いに親しみを持つための有効な手段です。参加者は自分自身について2つの真実と1つの嘘を話すことで他の人がそれがどれだったかを推測します。

 

 

この活動は、個人のクリエイティビティを刺激し、他のメンバーについての理解を深めることができます。また話す能力と聞く能力も同時に向上します。その結果チーム内のコミュニケーションが流れやすくなり、相互理解を深めることができます。

 

 

 

コミュニケーション促進ゲーム

コミュニケーション促進ゲームは、個々のメンバーが自己表現を深め他者理解を促進することでチーム全体の結束力を高めていきます。ここでは次の2つのゲームを解説します。

 

 

・バック・トゥ・バック・ドローイング

バック・トゥ・バック・ドローイングは、参加者が相手の説明だけで絵を描くことで言葉の伝え方、理解力、反応速度を鍛えるためのコミュニケーション促進ゲームです。参加者はペアを組み、背中合わせに座って互いに見えない位置で絵を描きます。一方の人が指示を出し、他方の人がその指示通りの絵を描きます。同じ絵を描くことは目指さず、伝える方と理解する方の双方が効果的なコミュニケーションをとることが目的となります。

 

この活動は多くの企業で採用され、チーム内の円滑なコミュニケーションを目指す助けになっています。

 

・無人島サバイバル

無人島サバイバルは、仮想的な状況下でチームメンバーが共闘し、必要な素材を選び、無人島からの脱出を図るゲームです。このゲームでは、限られたリソースをどのように分配し、利用するかが問われます。それぞれのメンバーの意見を尊重しながら、最良の決定を下すことが求められます。このプロセスを経ることでチーム内での意思決定の重要性やコミュニケーションの効果性を肌で感じることができます。

 

またそれぞれのメンバーの個々の役割と責任、そして全体の成功への貢献度も明らかになります。

 

 

 

問題解決型ゲーム

問題解決型ゲームは、チーム全体で課題に取り組み、解決するスキルを鍛えるためのゲームです。具体的なゲームとして次の2つを紹介します。

 

 

・レゴブロックチャレンジ

レゴブロックチャレンジは問題解決能力を鍛えるゲームの一つで、協力して目標を達成する能力や創造性を引き出します。このゲームは参加者全員で1つのレゴ構造を作り上げるもので、その際に各々が具体的な役割を担い、チームとしての協調性やコミュニケーション能力を磨くことができます。さらにレゴブロックの組み立てには工夫が必要なため、問題解決力や創造力も同時に鍛えられるのです。

 

具体的には、リーダー、デザイナー、ビルダーなどの役割を参加者間で分担し、同じレゴ構造を作り上げるという目標に向かって協働します。これにより、組織内での役割分担やリーダーシップ、コミュニケーションの重要性を身に付けることができます。

 

・エッグドロップ

エッグドロップは、チーム内のクリエイティブな思考と協力を促進する問題解決型のゲームです。参加者は高所から落下する卵が割れないように、与えられた材料だけを使用して保護装置を作り出す課題に取り組みます。時間制限が設けられているため、チームは迅速な意思決定と役割分担、そして何よりも協力しなければなりません。

 

エッグドロップは世界的企業でも使用されており、チーム内で異なる意見が出てくることで新たな視点を発見し、より効果的な解決策を見つけ出すことを目指します。このゲームを通じて、チームメンバーは自らのアイデアを他人に伝え理解してもらうコミュニケーション能力も鍛えることができます。

 

 

 

信頼構築ゲーム

信頼構築ゲームは、チームビルディングにおいて不可欠な要素であり、参加者同士の信頼感と共感を深めるのに有効です。ここでは、試してみる価値のある以下の2つのゲームを紹介します。

 

 

・フォールバック

フォールバックはチーム間の信頼関係を築くための人気のゲームです。このゲームは1人が目を閉じ、後ろへ倒れるというもので、他のチームメンバーが彼らをキャッチして倒れないようにします。

 

このゲームは、他のメンバーが自分を支えてくれるという信頼感を育むことでチーム全体の結束力を強化します。しかし参加者が身体的な不安を抱えている場合は、ゲームの活動が逆効果になる可能性がありますので、事前に参加者の状況を理解し適切なゲーム設定を行うことが重要です。

 

・ブラインドリード

ブラインドリードは、信頼構築とコミュニケーションスキル向上を目指すチームビルディングゲームの一つです。ゲームの参加者はペアを組み、一方が目隠しをして「ブラインド」になり、もう一方が口頭で指示を出す「リーダー」になります。コース上の障害物をリーダーの口頭指示だけで避けながら、ブラインドがゴールを目指します。

 

このゲームは、相手を信頼し明確な指示を出す能力、そして指示を受け取り実行する能力を鍛えます。実際には企業や組織の中でこのゲームが行われるときは、チーム内の信頼感や連携を深めるための効果的なツールとなることでしょう。ただし安全確保のために、適切な場所で行いゲームの進行を適切に管理することが重要です。

 

 

 

 

ゲーム選定のポイント

次んい ゲーム選定のポイントについて解説します。以下のポイントがあります。

 

・参加者の年齢や性格を考慮する

・目的に応じたゲームの選択

・実施する環境の整備

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

参加者の年齢や性格を考慮する

参加者の年齢や性格を考慮したゲーム選定は、効果的なチームビルディングに必須です。年齢差がある場合体力や興味の差が生じるため、無理なく参加できるゲームを選ぶことが重要です。

 

また性格の違いにより、積極的に発言する人、盛り上げ役になる人、黙ってイベントを見守る人など、それぞれの役割が生まれます。その役割に応じたゲームを選択することで全員が活躍しやすい環境を作ることができます。年齢や性格を踏まえたゲーム選定は、チームビルディングの成功に繋がります。

 

 

 

目的に応じたゲームの選択

チームビルディングゲームの選択には、ゲームの目的と参加者たちが達成したい目標が一致していることが重要です。

 

たとえば新たに結成されたチームであれば、メンバー間のコミュニケーションを深化させるための「バック・トゥ・バック・ドローイング」は適当です。一方、既存のチームで新たな課題に挑戦する場合は、「レゴブロックチャレンジ」のような問題解決型ゲームが有用です。

 

目的とゲームの選定により、効果的なチームビルディングを実現できます。

 

 

 

実施する環境の整備

実施する環境の整備は、チームビルディングゲームの成功に不可欠な要素です。それには、参加者が安全で快適に活動できる環境を確保することが含まれます。たとえばゲームによっては広いスペースが必要なものもありますし、逆に静かで集中できる場所が求められることもあります。また参加者の心地よさを確保するためには、休憩スペースの設置や飲食物の提供なども重要です。

 

さらに具体的なゲームの内容によっては、特殊な道具や設備が必要な場合もあります。無人島サバイバルゲームのようなアウトドア形式のゲームなら、天候や季節を考慮した設備を準備したり、安全対策を徹底したりする必要があります。その一方で、バック・トゥ・バック・ドローイングのようなインドア型のゲームでは、描画ツールや適切な机と椅子の配置などが求められます。

 

これらの環境整備は、参加者がゲームに集中し全力で取り組むことを可能にします。また適切な環境は参加者の安全を確保し、事故のリスクを最小限に抑えることも可能にします。そのため企業がチームビルディングゲームを計画する際には、実施環境の整備に十分な時間とリソースを割くことを強くお勧めします。

 

 

 

 

チームビルディングに関する誤解と注意点

最後に、 チームビルディングに関する誤解と注意点について解説します。次の2点があります。

 

・ゲームだけでチームが成長するわけではない

・一度の活動で完結しないことの理解

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

 

ゲームだけでチームが成長するわけではない

チームビルディングゲームは確かにチームの成長を促進するツールであり、その効果は多岐にわたります。しかし注意すべきは、ゲームだけに頼るという思考です。実際、チームの成長はゲームを通じた体験だけでなく、その後の反省会や改善活動、継続的なコミュニケーションによってもたらされます。

 

チームビルディングゲームは一部のプログラムであり、それを組織全体の成長に結びつけるための様々な活動と結びつけて活用するべきでしょう。適切なゲーム選択とともに、その後のフォローアップや困難な課題に対する取り組みの重要性を理解することが、真のチームビルディングには求められます。

 

 

 

一度の活動で完結しないことの理解

チームビルディング活動は一度限りのイベントではなく、繰り返し行うことで効果を最大化します。チームメンバー間の信頼や理解は一晩で築かれるものではなく、短期間で得られるものではありません。同様に、問題解決やコミュニケーションスキル等も一度のゲームで身につくものではなく、継続した活動を通じて徐々に向上するものです。

 

したがってチームビルディングゲームは一度のイベントではなく、定期的に行うプログラムとして計画すべきです。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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