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動画研修でスキルアップ!成果に繋げる活用法を徹底解説

公開日:2024年02⽉27⽇最終更新日:2025年01⽉24⽇

新型コロナウイルスの影響を受けて、企業の多くがリモートでの働き方を選択しています。その結果、社員研修も動画を活用した形式にシフトしています。

 

しかし、これはただの一時的な流行ではなく、動画研修には多くの利点があることから、ここで生まれた動きはこれからの企業研修のスタンダードとなる可能性を秘めています。

 

では、動画研修にはどのような利点があり、どのように活用すれば、社員のスキルアップに繋がるのでしょうか。

 

本記事は社員のスキルアップに直結する、効果的な動画研修の選び方と活用法について理解を深められる内容になっています。是非最後までお読みください。

動画研修の現状とその重要性

 

近年、企業の研修環境は大きな変化を遂げており、その中でも注目を集めているのが動画研修です。コロナ禍によるリモートワークの普及や、従業員一人ひとりのスキルアップの必要性を背景に、多くの企業が動画研修を導入しています。

 

動画研修は場所を選ばず、自分のペースで学習ができるため、従業員の満足度が高いという特徴があります。また、視覚情報を多く取り入れることで理解度が高まり、学習の効率化が図れます。

 

しかし、導入するだけで成果が出るわけではありません。コンテンツの選定や学習進捗の管理など、適切な運用が求められます。運用について深く理解し、効果的な活用法を身につけることで、動画研修を最大限に活かすことが可能です。

 

ここではまず、動画研修の現状とその重要性について解説します。

 

 

 

動画研修のメリット

動画研修のメリットは数多く存在します。

 

まず一つ目に、時間や場所にとらわれずに学習が可能であるという利点があります。出張先や自宅、さらには移動時間中でもスマートフォンやタブレットを使って学習できるため、働きつつ自身のスキルを磨くことができます。

 

二つ目に、担当者が一度の研修で多くの参加者に情報を提供できるというメリットが挙げられます。これにより、トレーニングコストを大幅に削減でき、より多くの従業員が研修を受けることが可能となります。

 

また、三つ目の利点として、学習者個々のペースで学習ができる点を挙げることができます。一度に全てを理解するのは難しい場合でも、自身の理解度に合わせて再生や一時停止を繰り返し、繰り返し学習することで理解を深めることが可能です。

 

そして最後に、動画研修では具体的な作業手順や操作方法を視覚的に確認しながら学べるため、理論だけでなく実践的なスキルも身につけやすいというメリットもあります。

 

 

 

動画研修のデメリットと対策

動画研修のデメリットとして挙げられるのは、自己管理能力が求められること、ハードウェアの要件、そして実際の研修場でのコミュニケーションが取りづらいことです。

 

自己管理能力が求められるということは、自分自身で進捗を管理し、スケジュール立てを行う能力が必要となります。

 

これには一定の自己規律が必要となるため、苦手な人にとってはデメリットとなり得ます。対策としては、周囲のサポートを活用したり、学習管理アプリなどのツールを駆使することが有効です。

 

ハードウェアの要件とは、一定のスペックを持つパソコンや安定したインターネット接続環境が必要であることを指します。これに対応するための対策としては、研修の前に必要な環境を整えることや、研修を受ける場所を選ぶことが挙げられます。

 

また、実際の研修場でのコミュニケーションが取りづらいというのは、フェイスツーフェイスの研修と比較して、相談したり質問をしたりするのが難しいという点です。これに対する対策は、事前に質問をまとめておいたり、チャット機能を活用したりすることで、コミュニケーションの取りやすさを向上させることができます。

 

 

 

効果的な研修の選び方

効果的な動画研修の選び方は、3つのポイントを重視することが重要です。

 

1つ目は「内容」です。研修が目指すスキルアップの目標に合致した内容であること、そしてその内容が最新の知識や技術を反映しているかを確認しましょう。

 

2つ目は「視聴のしやすさ」です。利用者が集中して視聴できるデザイン、音声、映像のクオリティは必須です。

 

3つ目は「アフターフォロー体制」です。動画研修が終了した後のフォロー、質疑応答の体制が整っているかを見極めましょう。これらを基準にすることで、自社の目的に合った動画研修を選択することが可能となります。

 

 

 

 

動画研修に向いている教育内容

動画研修での実施に向いている教育内容とはどのようなものでしょうか。

導入を検討している方のために、おすすめの内容をいくつかご紹介します。

 

 

 

コンプライアンス・ハラスメント研修

コンプライアンスやハラスメントに関する研修は、企業の健全な運営に欠かせない重要なものです。

 

動画研修を活用することで、実際のケーススタディや具体的なシナリオを提示できるため、受講者は理論だけではなく、現実での具体的な状況を視覚的に理解することができます。

 

動画研修は受講者が自分のペースで学習を進めることができるため、多忙な業務の合間を縫っての習得が可能です。

 

また、何度でも繰り返し視聴できるので、理解が不十分な部分を再確認したり、内容を深く掘り下げたりして、知識をしっかりと定着させることができます。

 

加えて、コンプライアンスやハラスメントの研修は、法律や社内規定の変更に伴い内容が更新されることが多いです。動画形式であれば、迅速にコンテンツを改訂し、最新の情報を提供することができるため、常に最新の知識を従業員に提供することが可能です。

 

動画研修を導入することにより、企業は一貫したメッセージを全従業員に伝えることができます。これにより、組織全体でのコンプライアンス意識の統一と、ハラスメント防止に対する共通理解が促進され、健全な職場環境の構築に貢献します。

 

 

 

PHPPythonなどのプログラミング言語 

プログラミング言語の学習は、特に初学者にとっては難解な概念を含むため、視覚的な理解が重要です。

 

動画では、コードの具体的な書き方や動作の流れを視覚的に示すことができ、テキストや静止画では伝えにくい動的な変化を直感的に理解できます。特にPHPPythonは、ウェブ開発やデータサイエンスの分野で広く使用されており、具体的な実装例やプロジェクトを通じて学ぶことで、実践的なスキルを身につけやすくなります。

 

また、動画研修では、講師が実際にコードを記述する様子をリアルタイムで見られるため、コーディングの流れやデバッグの過程を理解しやすくなり、学習者が自分のペースで学ぶことが可能です。

 

動画は巻き戻しや再生速度の調整が可能なため、難しい箇所を何度も見直すことができ、理解度を深められるのもよい点です。

 

PHPPythonはともにオープンソースであり、コミュニティが活発なため、動画研修と併せてオンラインフォーラムなどでの質問や情報交換を行うことで、学習をより充実させることができるでしょう。

 

 

 

営業向け業務研修

営業向け業務研修も、動画研修の形式に適している教育内容の一つです。営業職は顧客とのコミュニケーション能力や製品知識、営業プロセスの理解が求められるため、理論と実践の両方をカバーすることが重要です。

 

動画研修では、現場のシナリオを再現したシミュレーションやロールプレイングを通じて、営業スタッフが実際の状況に近い形で学習できるため、効果的なトレーニングが可能です。

 

また、製品知識のアップデートや新しい営業手法の導入にも動画研修は有効です。製品の特徴や市場動向、競合製品の動向などを動画で視覚的に説明することで、学習者はより深く理解しやすくなります。さらに、営業スタッフが各自のペースで学習を進められるため、個々の理解度に合わせた柔軟な学習が可能です。

 

営業向け動画研修では、成功事例やベストプラクティスを紹介する動画も有効です。他社の成功事例を具体的に示すことで、営業スタッフは自分の業務にどのように応用できるかをイメージしやすくなります。

 

また、営業ノウハウや交渉術を専門家が解説する動画は、日常業務の中で即座に活用できるスキルの習得を助けます。

 

さらに、動画研修は全国や海外に拠点を持つ企業にとっても、統一された教育コンテンツを短時間で全スタッフに提供できるというメリットがあります。営業向けに特化した動画研修は、企業全体の営業力向上に貢献し、競争力を高める重要なツールとなり得ます。

 

適切なトピックや内容を選び、効果的に配信することで、営業チームのスキルを一段と向上させることが可能です。

 

 

 

WEBツールやアプリケーションの操作方法

動画研修は、業務で使用するWEBツールやアプリケーションの操作方法を学ぶ際にも非常に効果的です。視覚と聴覚を活用して具体的な操作手順を示すことで、受講者は実際の画面を見ながらステップバイステップで学習を進めることができます。

 

これにより、単なるマニュアルやテキストベースの説明では伝えきれない細かい操作ニュアンスやコツを視覚的に理解しやすくなります。

 

また、動画は一時停止や巻き戻しが可能なため、受講者は自身のペースで学習を進められるのも大きなメリットです。特に初心者にとっては、繰り返し視聴することで理解を深め、実際の業務にスムーズに適用することが可能になります。

 

さらに、動画研修はリモート環境でも利用しやすいため、地理的な制約を受けずに多くの社員が同じ品質の教育を受けることができます。

 

このように、動画研修は多様なWEBツールやアプリケーションの操作スキルを効率的に向上させる手段として、多くの企業で採用されています。加えて、最新の機能やアップデートがあった際にも、迅速に新しいコンテンツを作成し配信することで、常に最新の情報を提供できる点も魅力です。

 

これからIT/DX化を推進したい企業にも非常におすすめです。

 

 

 

 

動画研修を最大限活用するためのヒント

 

動画研修の最大限に活用するために、どんなことに留意すればよいのでしょうか。

いくつかのポイントに分けて解説します。

 

 

 

明確な目標設定・事前共有

動画研修を最大限活用し、成果を上げるためには明確な目標設定が欠かせません。目標は具体的であること、達成可能であること、意義が明らかであることが重要です。

 

事前に全員で目標を共有し、その目標に向けた具体的なアクションプランを作ることで、学習の方向性が明確になります。また、目標共有はモチベーション向上にも寄与します。例えば、大手製造業A社では、新入社員研修の前に目標を設定し、その目標を全員で共有することで、高い学習意欲を維持し続けることができました。

 

 

 

学習進捗の管理:確認テストやレポートの活用

学習進捗の管理は、学習者のモチベーション維持や理解度確認にも繋がります。例えば、適切なタイミングで確認テストを実施し、学習者がどの程度理解しているのかを把握することで、指導者は必要な補足説明や進行速度の調整を行えます。受講者に定期的にレポートを提出させることも有効です。

 

学習進捗の状況を可視化することで、学習者の達成感を高め、モチベーション維持に貢献します。一方で、進捗管理は労力が必要になるため、学習管理システム(LMS)などを用いて自動化することも一つの方法です。

 

 

 

定期的な目標の見直し

定期的な目標の見直しは動画研修を成功させるための重要な要素です。人間の学習は進歩的で、初めに設定した目標が途中で適切でなくなることもあります。また、達成した目標の先に新たな目標が見えてくることもあるでしょう。

 

そのため、学習者の進捗状況や理解度に応じて、目標を見直し、学習計画を調整することで、効率的なスキルアップが可能となります。定期的な目標の見直しは、学習意欲の維持にも繋がるため、マネージャーや学習者自身が積極的に行うべきです。

 

 

 

 

自社で研修動画を作成する場合の注意点

既存の動画コンテンツではなく、自社で独自に研修動画を作成したいという方もいらっしゃるでしょう。

作成における注意点をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

 

動画の目的とターゲットを明確にする

研修動画を自社で作成する際には、まず動画の目的とターゲットを明確に定めることが重要です。

 

例えば、新入社員向けに基本的なビジネスマナーを教えるのか、既存社員のスキルアップを図るための専門的な研修なのかを区別する必要があります。ターゲットを具体的に設定することで、動画のスタイルや内容も適切に調整できます。

 

若手社員向けであれば、親しみやすいトーンやビジュアルを取り入れることで、理解しやすく、受講者の興味を引くことができます。一方で、専門性の高い内容を扱う場合は、詳細な解説や具体的な例を多く含めることが求められます。

 

目的とターゲットが明確であれば、成果の評価基準も設定しやすくなります。これにより、作成した動画の効果を測定し、必要に応じて改善を行うことで、研修効果を最大限に高めることが可能となります。

 

 

動画研修コンテンツの質に注力する

 

研修動画の作成には、コンテンツの質が何よりも重要です。質の高いコンテンツは、視聴者にとって理解しやすく、記憶に残りやすい情報を提供します。

 

魅力的な映像やグラフィックを使用することで、視覚的な理解を助け、学習意欲を向上させる効果があります。さらに、受講者の関心を引き続けるためには、ストーリーテリングの技術を活用し、具体的な例やケーススタディを適宜取り入れることが効果的です。

 

コンテンツが一方的な情報提供に終始すると、視聴者の注意が散漫になりがちです。そこで、インタラクティブな要素を組み込み、クイズやディスカッションを通じて参加型の学習体験を提供しましょう。

 

これにより、視聴者が自ら考え、意見を持ち、学びを深める機会を提供できます。さらに、動画の長さにも注意を払い、集中力を維持するために短く区切られたセグメントで構成することをお勧めします。

 

 

 

 

動画研修コンテンツの配信方法を考慮する

 

作成した研修動画を効果的に活用するためには、コンテンツの配信方法を慎重に検討することが重要です。配信方法によって、学習者のアクセスしやすさや学習のモチベーションが大きく変わるため、受講者のニーズに合ったプラットフォームを選択することが求められます。

 

まず、youtubeなどのオンラインプラットフォームを利用する場合、インターネット接続の安定性を確保し、動画がスムーズに再生されるようにすることが重要です。また、動画のストリーミングとダウンロードの両方を提供することで、受講者が自分のペースで学べる環境を整えることも効果的です。

 

一方、社内で利用する場合は、イントラネットや専用の学習管理システム(LMS)を導入することで、セキュリティを確保しながら学習進捗を管理する仕組みを構築できます。この際、システムがモバイル対応しているかどうかも確認し、場所や時間にとらわれず学べる柔軟性を提供しましょう。

 

さらに、配信するコンテンツは、受講者が容易にアクセスできるように整理し、カテゴリー分けやタグ付けを行うことで、必要な情報に迅速にたどり着けるようにする工夫が求められます。

 

受講者のフィードバックを定期的に収集し、配信方法やコンテンツの改善に役立てることも重要です。これにより、学習者のニーズを継続的に把握し、より効果的な配信方法を模索することができます。

 

最後に、技術的なトラブルを未然に防ぐために、配信プラットフォームや動画のフォーマットを定期的に確認し、必要に応じてアップデートを行うことも忘れずに行いましょう。以上のポイントを考慮することで、作成した研修動画の配信がより効果的になり、受講者の学習体験を向上させることができます。

 

 

 

 

 

効果的な動画研修の選択と活用でスキルアップしよう

 

効果的な動画研修の選択と活用は、組織全体のスキルアップに直結します。研修内容を理解するだけでなく、実際の業務にどのように活かすか考え、そのためのアクションプランを立てることが大切です。

 

動画研修は、自身のペースで学べ、何度でも繰り返し学ぶことができるため、従来の教育研修にはないメリットを持つ優れた学習ツールです。その活用により、個々のスキルアップだけでなく、組織全体のスキルアップを実現しましょう。

 

 

 

 

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 東京ITスクール 金坂
 SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
 現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
 猫を3匹飼っている猫好き。

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