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Kubernetesとは?エンジニアが学ぶメリットとスキル習得におすすめの講座を紹介

公開日:2023年10⽉26⽇最終更新日:2023年10⽉26⽇

Kubernetesとは?エンジニアが学ぶメリットとスキル習得におすすめの講座を紹介

今、エンジニアの間で注目を集めているスキルにはPythonやRubyなどがあります。なかでも、これからますます重要なスキルになるといわれているのがKubernbetes(通称 k8s)です。

 

Kubernetesは、アプリケーション開発やデプロイメントに欠かせないツールとなりつつあり、スキルを持った人のニーズが高まっています。

 

この記事ではエンジニアがKubernetesを学ぶべき理由と、Kubernetesの概要を解説しますので、新しいスキルを身につけたい、身につけさせたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

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エンジニアがKubernetesを学ぶべき理由

 

Kubernetesロゴ

 

 

 

エンジニアがKubernetes(クバーネティス)を学ぶべき理由は、主に2つです。

 

理由①開発環境においてKubernetesの導入が進んでいるから

理由②エンジニアとしてのキャリアアップに役立つから

 

Kubernetesは、アプリケーション実行のための軽量な仮想環境「コンテナ」の一括管理ができるオープンソフトです。コンテナを用いたアプリケーション開発が盛んに行われている今、いくつもあるコンテナを一括管理できるKubernetesの導入も盛んになっています。

 

エンジニアとして長く第一線で活躍し続けるには、常に最新の技術を学び、スキルと知識をブラッシュアップしていくことが必要不可欠です。

 

一般的なプログラマの場合、通常業務ではKubernetesの専門的な知識は必要ないかもしれません。しかし、Kubernetesの基礎やセットアップ・動作方法を知っておけば、活躍の場が広がるだけでなく、キャリアアップにも役立ちます。

 

エンジニアとしてさらにスキルアップしたい・活躍の場を広げたいと考えている人にとって、これからますます使われるようになるであろうKubernetesのスキルと知識は、是非身につけておきたいものといえるでしょう。

 

 

 

 

 

Kubernetesとは?特徴やDockerとの違い

 

Kubernetesとは?特徴やDockerとの違い

 

ここからは、Kubernetesの概要を解説します。

 

 

 

Kubernetesとは

Kubernetes(クバーネティス)は、通称「k8s」や「クーベ」と呼ばれることもある、コンテナの運用管理をサポートするためのオープンソフトです。

 

コンテナとは、アプリケーションの実行環境となる動作の軽い仮想環境を指します。コンテナの中ではたくさんの複雑な処理がなされているため、これまでは管理・運用に膨大な手間がかかっていました。

 

そこで、Googleが開発したのがKubernetesです。

 

Kubernetesを使用すると、複数のコンテナをまとめて管理できるようになります。コンテナの再起動や強制終了以外にも、ネットワークやストレージとの連携がまとめて管理できるようになるので、これまで煩雑だった作業の効率化が見込めるのです。

 

Kubernetesを利用すれば、あるコンテナで障害が発生した際、コンテナ同士を連携させて、他のコンテナにその場所を引き継がせるといったこともできるようになります。

 

 

 

KubernetesとDockerの違い

どちらもコンテナの運用・管理をサポートするツールであるKubernetesとDockerですが、役割が異なります。

 

Kubernetesはネットワーク上にある複数のサーバーで稼働するコンテナをまとめて管理するためのソフトです。

 

一方Dockerはひとつのサーバーの中にコンテナを作り、その中にアプリケーションを格納するためのソフトです。そのため、複数のサーバーに分散しているコンテナをまとめて管理するとなると、膨大な手間がかかります。

 

つまり、

 

Docker:コンテナを作るためのソフト

Kubernetes:コンテナを管理するためのソフト

 

ということです。

 

そのため、KubernetesとDockerは組み合わせて使うことが推奨されています。

 

 

 

 

Kubernetesを利用するメリット・デメリット

 

Kubernetesを利用するメリット・デメリット

 

Kubernetesを利用すると、次のようなメリット・デメリットがあります。

 

 

 

Kubernetesを利用するメリット

Kubernetesを利用するメリットは、主に6つです。

 

メリット①たくさんのコンテナをまとめて管理できる

Kubernetesを使えば、大量のコンテナをまとめて管理できるだけでなく、スケーリングも行えます。

設定ファイルを複数のコンテナで共有することも可能になるので、設定のミスが減る・時間が短縮できるのもメリットです。

 

 

メリット②アプリケーション開発がスムーズに行えるようになる

Kubernetesは従来の仮想マシンや仮想環境に比べて、動作が軽く、素早く起動します。そのため、スムーズに開発ができるようになるでしょう。

 

 

メリット③デプロイの自動化ができる

デプロイ時に新しいコンテナを作成したり、古いコンテナを削除したりするのは、コンテナが多くなればなるほど手間がかかります。

その点Kubernetesを利用すれば、これらの作業だけでなく、新しいコンテナにリソースを適用するのも自動化できるため、大幅に手間が省けます。

 

 

メリット④万が一エラーが起きた場合もシステムを稼働させやすい

Kubernetesには障害が起きたコンテナを自動で再起動させる機能が備わっています。他のコンテナに処理を引き継がせることもできるので、エラーが起きた際もシステムの動作がストップしにくいのもメリットです。

 

 

メリット⑤DevOpsとの親和性が高い

DevOpsとは、アプリケーションの開発担当と運用担当が密に連携しながら開発を進める手法です。Kubernetesには、アプリケーションの開発と運用それぞれに必要な機能が多数搭載されています。ひとつのソフトで開発・運用ができるので、連携が取りやすくなるでしょう。

 

 

メリット⑥複数の環境で利用できるため制約がない

Kubernetesは特定の環境に依存せず、オンプレミス環境とクラウド環境など、複数の環境で利用できます。そのため、システム開発において制約がありません。

 

 

 

Kubernetesを利用するデメリット

一見便利で欠点がないように思えるKubernetesですが、3つのデメリットがあります。

 

 

デメリット①初期投資が必要となるケースがある

Kubernetesを利用するには、管理マシンおよび実行マシンとしての物理サーバーまたはクラウドサーバーが必要です。

 

現在のシステム構成や環境によっては、新規にサーバーを購入する必要があります。

そのため、初期投資が必要となるケースがある点は注意が必要です。

 

 

デメリット②事前に「どのように使うか」を明確にしておく必要がある

Kubernetesはとても便利なソフトで、設定を柔軟に変えられるのが魅力です。しかし、使い方を明確にしないまま使い始めると、その柔軟性ゆえにどう設定すればよいかわからなくなってしまい、Kubernetesの恩恵にあずかれないことが少なくありません。

 

それを防ぐためにも、事前にKubernetesを使ってどのような運用・管理がしたいかを明確にしておく必要があります。

 

 

デメリット③常に知識をアップデートし続ける必要がある

Kubernetesは定期的にアップデートされ、機能が追加されたり、使い勝手が改善されたりしています。場合によってはこれまで使えていたコードが使えなくなるといったこともあるため、常に知識をアップデートし続けなければなりません。

 

Kubernetesを現場で使うためには、常に学び続ける姿勢が必要不可欠です。

 

 

 

 

Kubernetesを学ぶために必要な知識・スキル

 

Kubernetesを学ぶために必要な知識・スキル

 

ここからはKubernetesを学ぶために必要な知識とスキルを解説します。

Kubernetesを学ぶために必要な知識・スキルは、次の7つです。

 

 

 

①コンテナ技術の基礎知識

Kubernetesはコンテナの運用・管理をサポートするためのソフトです。使いこなすには、Dockerをはじめとしたコンテナ技術の基礎知識が欠かせません。

 

 

 

②Linuxの知識

KubernetesはLinuxサーバで動作します。Linuxのコマンドや、システム管理タスクを実行する手順などを押さえておく必要があります。

 

 

 

③ネットワークの知識

ネットワークに関する知識は、Kubernetesの設定とトラブルシューティングを行う際にとても重要です。

TCP/IP、DNSやロードバランシングといったネットワークの基礎は、最低でも押さえておきましょう。

 

 

 

④YAMLの知識

YAMLは、Kubernetesのリソースを定義するマニフェストを書く際に使われるプログラム言語です。

Kubernetesを使いこなしたいなら、YAMLファイルの書き方を知っておく必要があります。

 

 

 

⑤クラウドプラットフォームの知識

WSやAzure、GCPといったクラウドプラットフォームの知識も必要不可欠です。Kubernetesはクラウド上にアプリケーションを展開する際に使われることが多いので、これらの知識も身につけておきましょう。

 

 

 

⑥自動化ツールに関する知識

Kubernetesは、コンテナに格納されたアプリケーションのデプロイと管理を自動化するためのソフトです。AnsibleやTerraformといった自動化ツールの使い方を学んでおくと、Kubernetesを使った自動化がスムーズに設定できるようになります。

 

 

 

⑦監視・セキュリティに関する知識

安全にKubernetesを使うには、監視やセキュリティの知識も必要です。可能であれば監視に必要なモニタリングツールの知識を学んでおきましょう。

あわせて、暗号化やRBACといったセキュリティの知識も身につけておくと、より安全にKubernetesが利用できます。

 

 

 

 

Kubernetesを効率的に学ぶなら東京ITスクールがおすすめ!

 

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ここまでKubernetesの概要と学ぶために必要な知識を紹介しましたが、ほとんどの方は「どれから手を付ければ良いかわからない」「もっと効率的に学びたい」と思っているのではないでしょうか?

 

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という方は、ぜひこの機会に東京ITスクールでKubernetes学習をはじめてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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東京ITスクールの講師陣は、現役のエンジニアが中心です。そのため、現場で使えるスキルと知識が身につきます。

 

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トレンド技術を身につけて必要とされるエンジニアに!

 

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Kubernetesは、これからますます重要になってくる技術です。エンジニアとして第一線で活躍し続けたいなら、ぜひこの機会にスキルと知識を身につけましょう。

 

Kubernetesを学ぶにあたっては、様々な知識が必要になります。

 

・「どこから手を付ければいいかわからない」

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という方には、東京ITスクールの「ゼロから学ぶ”Kubernetes”習得講座(基本操作編)」や研修パッケージがおすすめです。

 

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 東京ITスクール 湯浅
 現場SEとして活躍する傍ら、IT研修講師として多数のIT未経験人材の育成に貢献。
 現在は中小企業を中心としたDX、リスキリングを支援。
 メンターとして個々の特性に合わせたスキルアップもサポートしている。
 趣味は温泉と神社仏閣巡り。

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