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【研修担当者必見】社員研修で動画を導入するメリットとは

公開日:2024年06⽉21⽇最終更新日:2024年06⽉21⽇

【研修担当者必見】社員研修で動画を導入するメリットとは

近年注目されつつある動画研修。 社員研修に導入してみたいけど、失敗しないかが心配…という研修担当者の方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、本記事ではそんな不安を解消するべく、動画研修を導入した場合のメリット・デメリットについて解説します。 導入成功のためのTIPSも交えてご紹介いたしますので、研修担当の方は是非ご一読ください。

まずは動画研修の基本をおさらい

動画研修とは何か

動画研修のメリット・デメリットについて学ぶ前に、まずは動画研修とは何かについてきちんと理解しておきましょう。 動画研修とは、主にオンライン上で提供される【ビデオ教材を用いた学習手法】のことです。 一般的な対面形式の教育とは異なり、自身の都合に合わせてどこからでも受講することが可能なため、リモートワークを導入している企業を中心に人気を集めています。

 

 

 

動画教材の種類

動画教材の種類は大きく分けて「録画型」と「生放送型」の2つがあります。

 

録画型

録画型とは、専門家が予めビデオに研修内容を収録したものです。いつでもどこからでも視聴することが可能なため、時間や場所の制約を受けずに受講することができます。

 

生放送型

生放送型とは、リアルタイムで講義を配信するスタイルのことです。質問やディスカッションを通じた双方向のコミュニケーションを取り入れながら研修を進めることができます。

 

各社員のニーズや企業の状況に合わせて最適なタイプを選択しましょう。(今回の記事では、「録画型」をメインに取り扱います。)

 

 

 

動画研修を導入するためのステップ

動画研修の導入を検討するにあたり、どのくらいの工数がかかるのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからは、全体感を把握していただくために、動画研修を導入するためのステップについてご紹介します。

 

STEP1:研修内容の策定

まず、研修内容を策定しましょう。内容を決めるにあたり、研修を通して社員に身につけてほしいスキルを明確にし、現状のレベルも考慮したうえで研修計画をたてることが大切です。

 

STEP2:動画教材の作成

次に、動画教材を作成しましょう。先ほどの計画と照らし合わせたうえで、最適な講師を手配してください。録画型の場合は、講義を収録するためのスタジオや機材の確保も忘れないようにしましょう。これらの手配が面倒な場合は、後ほどご紹介する「外部委託」も検討してみてくださいね。

 

STEP3:研修の実施

動画教材が作成できたら、さっそく研修を実施していきましょう。社内のサイトにアップロードする・メールでURLを配布するなど様々な形態がありますが、各社員のニーズや企業の状況に合わせて最適なタイプを選択するようにしてください。

 

STEP4 :成果の測定

最後に、成果の測定を行いましょう。成果の指標となるものは動画の視聴数や終了率、クイズの正解率などがあります。これらの数値をもとにして受講者の理解度を把握し、必要に応じて教材の改善や追加研修を行いましょう。

 

以上が動画研修を導入するための大まかな流れです。この流れを頭に入れたうえで動画研修のメリット・デメリットについて学んでいきましょう。

 

 

 

 

動画研修導入のメリット

ここからは、動画研修を導入する4つのメリットについて解説していきます。

 

 

 

その1:反復学習がしやすい

教えてもらったことを1回で完璧に理解することは至難の業。誰もが「教えてもらったことを忘れてしまった….。」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

その点で、動画学習であれば一度の視聴では理解できなかった部分を何度も見直すことができるため、人に聞くのが苦手な方や覚えるのが苦手な方でも何度も繰り返し見ることができるため、長期記憶への定着にもつながります。反復学習のしやすさは、リアルタイムでの講義にはない大きなメリットといえるでしょう。

 

 

 

その2:受講者のペースに合わせられる

同じ会社のメンバーとはいえ、理解のスピードに差があるのは当たり前。全員がきちんと理解できるように配慮を徹底したいところですが、効率を考えるとそうもいかないですよね。

 

しかし、そんなお悩みも動画研修であればカバーが可能です。一度の視聴で理解できなかったところも、何度でも見直すことができるため、受講者それぞれが自分の理解度や進度に合わせて学習を進めることができます。

 

 

 

その3:遠隔地でも同じ研修が可能

場所を選ばずに同じ研修ができることも、動画研修の大きなメリットの1つといえます。 社員が全国各地、あるいは海外にいても、同じ人が同じ内容を教えることができるため、受講者の理解度に差が生まれにくいという利点があります。また、研修会場までの交通費を手配しなくても済む点や講師を複数人手配しなくても済む点もうれしいポイントです。様々なコストをカットできるという面でも大きなメリットを得ることができるでしょう。

 

 

 

その4:研修の効果測定がしやすい

研修担当者にとって最もうれしいポイントの1つが、研修の効果測定がしやすい点。

 

視聴者の学習行動や理解度をデータとして取得可能することができるため、学習の進行度や各個人の理解度などを把握することが可能です。さらに、テスト機能を利用すれば受講前後での理解度の変化を定量的に評価することも可能になります。次年度以降の研修計画の参考にすることができ、年々研修のクオリティを高めることができます。

 

 

 

 

 

動画研修のデメリットとその対策

導入するにあたって、やはり一番気になるのは「デメリット」なのではないでしょうか。ここからは、動画研修を導入した場合のデメリットとその対策について詳しく解説していきます。

 

 

 

その1:受講者の集中力問題

動画を長時間視聴する場合にありがちなのが、集中力がとぎれること。1人で受講できる分、周りの目が届かない安心感でつい眠くなってしまうこともあります。

 

それを防ぐためにも、抑揚をつけて話す、動画教材自体を短く分割して視覚エフェクトやクイズを挿入するなど、できる限り動画が単調にならないような工夫しましょう。また、ディスカッションを挟んだりテストを実施したりとインタラクティブな要素を追加することで、受講者が積極的に学習に参加できる環境を整えることも有効です。

 

 

 

その2:制作コスト問題

研修を開催するにあたってどうしても無視できないのが予算問題です。

 

動画研修の制作にはやはりどうしても一定の費用が必要です。特に、自社で作るとなると、人材や機材、撮影・編集技術が必要となり出費がかさみます。既成の動画研修を使用すればコストは抑えられるものの、社内で必要とされる具体的な知識や技能に対応できない可能性も…。

 

そのためにも、導入を検討する際は、制作費用と教材の内容を十分に比較検討し、予算内で最大の効果を引き出す形を模索しましょう。自社で作るという選択肢にとらわれず外部委託できそうな部分は委託してしまうなど、臨機応変な対応が肝心です。

 

 

 

動画研修の導入を成功させるためには

ここまでメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。ここからは、実際に動画研修の導入を成功させるための秘訣についてご紹介します。

 

 

 

現場で使えるスキルを身につけることをゴールに据える

研修を組み立てるうえでもっとも重要になるのが講義内容の選定です。研修効果を最大化させるためにも職場で使えるスキルを身につけることをゴールに据えましょう。 具体的には、ビジネスマナー研修だけでなく、専門職として必要なハードスキル研修を組み合わせることがおすすめです。IT企業ならプログラミングやプロジェクト管理の講義などがおすすめです。社員の事前知識やスキルレベルも考慮したうえでゴールを定めていきましょう。

 

 

 

社員ニーズの聞き取りを徹底する

動画研修の導入を成功させるためにも、必ず社員のニーズをしっかりと把握するようにしましょう。

 

社員一人ひとりがどのようなスキルを求めているのか、どのような研修を望んでいるのかを知ることで、最適な動画教材を選ぶ手助けになります。ニーズ把握のために、アンケート調査やインタビューを実施することもおすすめです。職場の声を聞き、研修を成功させるために役立てましょう。

 

 

 

不安な方向け:外部研修の利用がおすすめ

「動画研修の良さはわかったし導入したいけど、やっぱり自社で成功できる自信がない…。」という方には、プロが運営する外部研修の利用がおすすめです。

 

その中でも、東京ITスクールの動画研修「&IT」が特におすすめです。

 

&ITの強みは、ビジネス研修はもちろんですが、IT研修も豊富に取り揃えていること。DXの時代にきちんと対応できるカリキュラムが用意されています。

 

研修の種類も豊富で、700種類以上の学習コンテンツの中から、受講者が自身の成長に必要な研修をピックアップして受講することができます。

 

さらに、東京ITスクールを利用すれば、動画研修導入を円滑に進めるためのアドバイスも受けることができます。研修プログラムの設計から実施、評価まで。サポートを提供してくれるので、企業側は専門的な知識を身につけなくても簡単に動画研修の導入を完了できます。

 

&ITについて気になった方はこちらからお問い合わせいただけます。

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 東京ITスクール 山口
 SESで現場PG、SEとして活躍後、受託開発のPMとして多数の開発プロジェクトを経験。
 主に金融系案件を担当。
 現在はこれまでの経験を活かして東京ITスクールのカリキュラムや教材開発業務に従事。
 趣味はサイクリング。

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