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プレゼンテーション研修とは?プレゼン準備のステップから実行のポイントまで学ぶ方法

公開日:2024年03⽉13⽇最終更新日:2024年03⽉13⽇

プレゼンテーション研修とは?プレゼン準備のステップから実行のポイントまで学ぶ方法

営業はもちろん、社内の会議やあらゆる場面で役立つのがプレゼンテーションのスキルです。研修で社員に身につけさせたいとお考えの企業も多いのではないでしょうか。本ブログ記事では、プレゼンテーション研修についてまとめます。この記事を読むことで、以下の点を理解することができます。

 

・プレゼンテーション研修の重要性と基本
・プレゼン準備のステップ
・研修で学ぶべきプレゼン実行のポイント

 

研修でプレゼンテーションを学ばせたいとお考えの企業の担当者の方はぜひご一読ください。研修実施におけるポイントを理解することができます。

プレゼンテーション研修の重要性と基本

 

プレゼンテーション研修は、ビジネスパーソンの必須スキルであるプレゼンテーション能力を向上させるための重要な手段です。その重要性は、アップルのスティーブ・ジョブズやテスラのイーロン・マスクといった成功したビジネスリーダーたちが、プレゼンテーションの力で製品やビジョンを伝え、市場や投資家を動かしてきた実績にも現れています。

 

プレゼンテーション研修では、効果的なプレゼンテーションに必要な多くの要素を学ぶことができます。以下にプレゼンテーション研修の重要性と基本について解説していきます。

 

 

 

プレゼンテーション研修の目的

プレゼンテーション研修の目的は、大きく分けて2つあります。

 

・コミュニケーションスキルの向上

・情報の効果的な伝達

 

これらを達成することで、従業員個々の成長だけでなく、売上向上やスムーズなコミュニケーションなど組織全体の成果に対する貢献が期待できます。これらの目的を理解した上で研修を設計、実施することで、より高い効果が得られるでしょう。

 

 

 

効果的なプレゼンテーションの特徴

効果的なプレゼンテーションには、以下の特徴があります。

 

・明確な目的と目標が設定されている…漠然とした内容ではなく、具体的な結論に向かって進むことができる

・リスナーの視点を意識した内容が盛り込まれている…リスナーにとって価値のある情報や知識を提供することができる

・ビジュアルエイドを活用して視覚的に訴える…抽象的な内容も具体的に理解しやすくなる

 

研修では、これらの特徴を備えたプレゼンテーションを行う能力を身につけさせることが大切です。

 

 

 

目的に応じたプレゼン内容の選定

目的に応じてプレゼンテーションの内容を選定することは、技術や考え方を効率的に伝える上で非常に重要です。適切な内容を選ぶことで、聴衆の関心を引き、理解を深める助けとなります。

 

また同時に、目的に沿った内容の選択はプレゼンテーションの目標達成の可能性を高めます。たとえば新製品のプレゼンテーションであれば、製品の特徴、利点、適用例などを含めることで新製品の理解を高めてもらえます。

 

一方、研修やトレーニングのプレゼンテーションでは、学習内容の説明、学習目標、具体的な学習方法などを優先的に選びます。

 

研修では、最初にプレゼンテーションの目的を明確にし、その目的に最も適した内容を選定することを学ばせます。

 

 

 

プレゼンで伝えたいメッセージの絞り込み

効果的なプレゼンテーションを行うためには、プレゼンテーションで伝えたいメッセージを絞り込むことが必要です。全体の目的に照らし合わせて、重要な情報のみを取り上げ、その情報がいかに聞き手の問題解決に繋がるかを明確にします。無駄な情報は削除し、聞き手が理解しやすいようにシンプルで明瞭な言葉を用います。

 

研修では、伝えたいメッセージを明確にして、それを中心にプレゼンテーションを構築することを学ばせましょう。

 

 

 

 

プレゼン準備のステップ

 

プレゼンテーションの成功は、その準備段階で半分以上が決まると言われています。準備は以下の手順で行います。

 

・プレゼンテーションの目的と目標の設定

・ターゲットオーディエンスの分析

・コンテンツの選定と構成

・リハーサルの実施

 

上記のステップについても研修で学ばせる必要があります。それぞれについて見ていきましょう。

 

 

 

プレゼンテーションの目的と目標の設定

まず目的を明確にすることで、視聴者への情報提供・意見形成・行動変容など、何を達成しようとしているのかを具体化します。目標設定では具体的な数値や期限を設け、達成可能性を具体化します。

 

例えば、新製品のプレゼンテーションで新製品の認知度を上げることが目的であれば、実際の目標は「プレゼンテーション後の6ヶ月間で新製品のウェブサイト訪問者数を20%増加させる」等となります。

 

この目的と目標の設定を研修で学ぶことで、幹部やビジネスパートナーへの説得力のあるプレゼンテーションを作成する能力を養うことができます。

 

 

 

ターゲットオーディエンスの分析

ターゲットオーディエンスの分析を行うことで、プレゼンテーションの内容やトーン、スタイルを理解しやすいものに調整することが可能になります。具体的な分析内容としては、ターゲットオーディエンスの背景知識・興味・ニーズ・期待などが挙げられます。

 

研修では、各々の聞き手がどのような情報を求めているのかを知る具体的な手段を教えることが重要です。事前のリサーチやインタビューが有効です。できない場合は、ターゲットに類似したグループを参考にしましょう。

 

 

 

コンテンツの選定と構成

プレゼンテーションの内容の選定・構成は、その目的とターゲットオーディエンスを明确にしておくことで適切に行うことが可能になります。

 

まず重要なのは、情報を整理し、重要なメッセージを明確に打ち出すことです。これは聞き手が情報を理解しやすくするだけでなく、プレゼンテーションの目的を達成するための鍵となります。

 

また、内容は聞き手に適したレベルで提供することも重要です。専門家向けには詳細なデータや事例を用いて深い議論を進めますが、一般的な聞き手に対しては、わかりやすい言葉と視覚的な説明を用いて基本的なアイデアを伝えることが求められます。

 

 

 

ビジュアルエイドの活用

ビジュアルエイドとは、スライドやグラフ、映像などの視覚的な要素のことを指します。これらをうまく活用することで、聴衆にメッセージを直感的に理解させることが可能となります。例えば、複雑なデータや概念をグラフや図で示すことで、瞬時に情報を伝えることができます。

 

また、ストーリーテリングやエモーショナルな訴求は、画像や動画を用いることで強化できます。しかし、ビジュアルエイドはあくまで主張を補完する手段であり、内容が希薄なプレゼンを補うものではありません。メッセージと一致したビジュアルエイドを選ぶように心掛けましょう。

 

研修においては、効果的なスライド作成方法の一部として教えることになるでしょう。

 

 

 

リハーサルの重要性と実施方法

リハーサルの重要性と実施方法に関しては、最高のプレゼンテーションを提供するための鍵となります。

 

リハーサルは、発表者がプレゼンテーション全体をスムーズに進める能力を鍛えます。リハーサルを繰り返すことで、発表者はスライド間の遷移や、具体的なデータを正確に引用するタイミングを練習することができます。

 

また、リハーサルを通じて発表者は自身の発表スキルを向上させることができます。具体的には、声のトーンや音量、身振り手振り、視線の使い方などを調整し、自信を持ってプレゼンテーションを行うことができます。

 

そしてリハーサルを通じて、発表者は時間管理のスキルを身につけることができます。特に時間制限のあるプレゼンテーションでは、リハーサルを通じて正確なタイミングで主要なポイントに移行することが重要となります。

 

リハーサルの実施方法としては、まず自分一人で練習してから、次に同僚や友人にプレゼンテーションを聴いてもらい、フィードバックを受け取ると良いでしょう。

 

研修には、上記の内容も盛り込みます。

 

 

 

 

研修で学ぶべきプレゼン実行のポイント

 

研修で学ぶべきプレゼン実行のポイントは様々です。主なポイントとしては以下の点が挙げられます。

 

・オープニングの重要性

・話し方と非言語的コミュニケーション

・聴衆の関心を引きつける方法

・Q&Aセッションの準備と対応

・プレゼン後のフォローアップ

・効果測定や評価と次へのステップ

 

それぞれのポイントについて解説していきます。

 

 

 

オープニングの重要性

オープニングは、プレゼンテーションの成功に直結する重要な要素です。初めの数分で聞き手の関心を引くことができれば、それ以降も注目を維持することが容易になります。

 

オープニングが成功すれば、それだけで半分は成功したと言っても過言ではありません。プレゼンテーション研修では、オープニングの重要性に焦点を当て、その作り方を徹底的に学ぶことをお勧めします。

 

 

 

話し方と非言語的コミュニケーション

良い話し方のためは、明瞭で聞きやすい声、伝わりやすいスピーチスピード、適切なアクセントとトーン、そして伝えたいメッセージに対する情熱が必要です。

一方、非言語的コミュニケーションとは、身振りや表情、視線の使い方など、言葉を伴わない情報の伝達手段です。

 

これらのスキルを研修で学び、実践することで、より説得力のあるプレゼンテーションを行うことが可能となります。ロールプレイングなどを通じて、受講者に実際にやらせてみることが高い効果を生むでしょう。

 

 

 

聴衆の関心を引きつける方法

聴衆の関心を引きつける手法はいくつかあります。

 

統計データや事実を用いて情報を提供する…説得力を増す方法の一つ ストーリーテリング…聞き手の感情に訴える物語を紡ぐことで、聴衆の注意を保つ ビジュアルエイドの活用…複雑な情報を一目で理解できる

 

これらの手法を適切に組み合わせることで、聴衆の関心を引きつけることができます。研修には具体的な手法を盛り込みましょう。

 

 

 

Q&Aセッションの準備と対応

プレゼンテーションのQ&Aセッションは、聴衆との双方向コミュニケーションの場で、プレゼンテーションの理解度や興味度を判断する大切な時間です。そのため、事前の準備と適切な対応が求められます。

 

まず準備として、発表内容に対して予想される質問リストを作りましょう。具体的な例やデータを用意しておくと、回答が具体的で説得力が増します。また、困難な質問に直面した際の対応策も考え、リハーサルしておくことが効果的です。

 

実際の場面では、質問の真意を整理した上で回答します。わからない質問には、後日調査して連絡するという対応も大切です。また、質問がない場合でも、発表内容をいくつかピックアップし、その点について聴衆に質問するといった工夫も有効です。

 

これらの対策は研修で学び、リアルな場でのリハーサルを繰り返すことにより、プレゼンテーションの完成度を高め、聴衆の理解を深めることが可能です。

 

 

 

プレゼン後のフォローアップ

プレゼンテーション後のフォローアップは、効果的なコミュニケーションの一部であり、重要な段階となります。この段階では、受け手の反応を理解し、提供した情報がどの程度理解され活用されているかを確認し、必要に応じて追加情報を提供します。

 

より具体的なアクションとしては、出席者全員にフォローアップメールを送り、具体的な質問があった場合は個別に対応すること、次回のプレゼンテーションの準備に反響を活用することなどが挙げられます。

 

効果測定としては、反響や理解度を定量化するためのアンケートを実施することも有効な手法です。

 

研修ではこれらの手法について触れておきましょう。

 

 

 

効果測定や評価と次へのステップ

プレゼンテーションの効果を確認し評価することは成果の向上には欠かせません。具体的な方法としては、参加者からフィードバックを得る、視聴者の反応を観察する、具体的な目標達成度を測定するなどがあります。

 

また社内の同僚や上司からもフィードバックを求めると、客観的な視点を持つことができます。

 

これらの評価結果を元に、次回のプレゼンテーションの準備や改善点を把握することができます。これは一種のPDCAサイクルとも言えるでしょう。プレゼンテーションにおいてもPDCAを活用することで大いに効果が上がっています。

 

効果的な準備やプレゼン中のスキルだけでなく、こうした手法についても研修で学ばせましょう。

 

 

 

 

プレゼンテーション研修も東京ITスクールへ

東京ITスクールでは、プレゼンテーションのスキルを高めるための研修プログラムを提供しています。ここではその中か「ソリューション提案力」習得講座と、PowerPointを用いた資料作りの講座をご紹介します。

 

 

 

「ソリューション提案力」習得講座

東京ITスクールの「ソリューション提案力」習得講座では、聞き手の抱えるビジネス上の問題を解決するためのソリューションを具体的に提案する力を養うことが目的です。

 

この研修を受講することで、具体的な問題解決策の提案方法やプレゼンテーションを通じた提案の技術を身につけることができます。その結果、より信頼性のあるビジネスパーソンに成長することが期待できます。

 

~エンジニアも自ら仕事を受注しないと生き残れない時代~営業力の高いSEが実践する「ソリューション提案力」習得講座(提案書作成編)

 

 

 

PowerPointを用いた伝わる資料の作り方講座

「PowerPointを用いた伝わる資料の作り方講座」は、具体的なプレゼンテーション資料作成スキルを磨くためのプログラムです。

 

~IT周辺技術を身につけ、一歩先行くSEを目指す~PowerPointを用いた伝わる資料の作り方講座(基礎デザイン編)

 

この講座では、情報の整理や視覚的表現方法、スライドデザインの基礎からプロフェッショナルなテクニックまで、PowerPointの多機能を最大限に活用する方法を総合的に学びます。現場で即戦力となる具体的なテクニックとともに、視覚情報を効果的に伝えるための理論も実践的なエクササイズを通じて理解します。

 

資料作成のプロとして求められるスキルを身に付けることで、プレゼンテーションの質を大幅に向上させることができます。

 

東京ITスクールでは、このほかにもプレゼンに役立つ講座をご用意しております。ご興味がおありでしたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

 

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 東京ITスクール 鈴原 
 講師としての登壇・研修運営の両面で社員教育の現場で15年以上携わる。
 企業のスタートアップにおける教育プログラムの企画・実施を専門とし、
 特にリーダーシップ育成、コミュニケーションスキルの向上に力を入れている。
 趣味は筋トレと映画鑑賞。

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