【Java研修】 おすすめの選び方!最適なIT研修サービスを見つける5つのポイント
公開日:2023年06⽉14⽇最終更新日:2023年06⽉14⽇
IT研修で学ぶプログラミング言語の中で、今や必修と言っても過言ではないJava。IT未経験人材の採用も増える昨今ですが、内製での社員研修には大きなリソースを要します。
そのため、外部研修サービスの活用を検討する企業が毎年増えてきています。
しかし、法人向けIT研修サービス会社は数多く存在し、どこが自社にとって最適なのか迷ってしまいますよね。
この記事では、外部のJava研修サービスの活用を考えている方々に向けて、最適な研修会社を選ぶためのポイントをご紹介します。
効果的かつ効率的なJavaの学習で、新人エンジニア・プログラマーの育成を成功させましょう!
Java研修サービス活用における悩み
外部のJava研修サービスの活用は、うまくいけば非常に効果的である反面、多くの育成担当者の方が以下のような悩みや課題も抱えています。
研修の効果が継続しない
一部の研修参加者が一時的にスキルを向上させても、実際の業務に戻るとすぐに忘れてしまうといったケースがあります。
研修の効果が継続しない原因としては、以下のような要素が挙げられます。
- 実践的な演習が不足している
入門や理論だけでなく実際の課題・演習に取り組む機会が少ないと、応用力や実践力が身につきにくいです。
- フォローアップ・サポートが不十分
研修受講中や終了後に充分なフォローアップやサポートがない場合、相談できる窓口がなくなり、モチベーションの低下にも繋がります。
- 実務で活かすチャンスがない
なかなかシステム開発現場に入れず、研修で学んだスキルを実際の業務で活かす機会が少ないと、せっかく学んだ言語も忘れてしまったりします。
研修についていけない社員が出る
Java研修では幅広いトピックを網羅することが多いですが、カリキュラム構成や研修のスケジューリングが適切でないと、講義についていけなくなる受講生が出たり、個々のレベルのばらつきが大きくなったりして全体の仕上がりにも影響してきます。
内容を総合的にカバーしつつも、無理のないペース配分・情報量のコントロールができているかどうかは、やはりその研修会社の経験がものを言う部分が大きいです。
実績の豊富な研修会社を選びたいですね。
費用対効果の問題
外部のJava研修にはもちろん費用がかかるため、費用対効果は気になるところです。
- 研修内容に見合った価格設定
研修サービスの価格に対し、カリキュラムの内容や充分なサポート体制が伴わない場合には、不満の残る形となってしまうため、事前によく検討することが必要です。
- 投資した研修の効果が思わしくない
せっかく費用をかけて研修をしたにもかかわらず、技術が身に付かない、というのは最も避けたいですよね。
- 助成金活用の壁
人材育成の費用は、助成金で補填できる部分も多くあります。
ただし、申請手続きが煩雑なため、よく調べ、間違いなく書類をそろえる必要もあります。初めて助成金を活用する場合には少しハードルが高いと感じるかもしれません。
このような理由から、外部研修の利用をためらってしまうことが多いです。
ただ、費用対効果の面では自社内でプロジェクトを立ち上げて社内研修を実施するよりも、総合的には外部の研修サービスを利用した方がコストダウンに繋がることがあります。
東京ITスクールのお客様の中には「外部研修の活用で教育予算が45%削減できた」という事例もございますので、是非参考にしてみてください。
自社にあった研修サービスを選ぶことができれば、このような育成担当者の悩みは解消します!
それでは研修会社の選び方について具体的に見ていきましょう。
法人向けJava研修サービスの選び方5つのポイント
自社にとって最適なJava研修サービスを選ぶためには、5つの観点がポイントになります。
①カリキュラムの内容
自社の目的によって選ぶ研修は変わってきます。
- 基本から実践までを網羅する1~3ヶ月の未経験者向け研修(新人研修など)
- 資格取得を目的とした講座/eラーニング
- ピンポイントで文法やフレームワークを習得する講座
このように目的によって選ぶ研修は異なりますが、今回は未経験者に受講させたい「1~3ヶ月程度」の「入門から実践までをカバーするような研修」について深堀していきましょう。
実践までをカバーするJava研修のカリキュラムは、基礎から応用までの幅広いトピックを網羅していることが重要です。
最新のトレンドや実践的なスキルを学べるカリキュラムが用意されているかを事前に確認しましょう。
②実践的なプロジェクト演習
Java研修では、理論だけでなく実践的な演習が豊富に含まれることが重要です。実際のシステム開発案件を想定した演習経験を通じて、実務でも対応できるスキルを身につけることができます。
③講師の質、レベルの高い指導力
経験豊富なトレーナーが授業を担当していることは、学習の品質や理解度向上に直結します。
システム開発の経験があり、その上で導く力を備えた講師による、高いレベルの講義が期待できるかは要チェックポイントです。
④コミュニケーション力を身に着けられるか
研修終了後にはシステム開発などそれぞれの業務を担当するわけですから、研修期間中にビジネスでのコミュニケーション力が身に付くと嬉しいですよね。
同僚とのコミュニケーション、講師とのコミュニケーション、自社上長とのコミュニケーション、色々なつながりを研修中に経験することで認識の違いが起こりにくく離職防止にもつながります。
⑤フォローアップとサポート
Java研修後のフォローアップやサポート体制が整っているかも重要です。研修終了後の学習サポートや質問対応などが適切に行われることで、学習効果を最大限に引き出すことができます。
また、受講生に対するフォローだけでなく助成金申請サポートなど、人事向けのフォローがあるかどうかも重要なポイントです。
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
【Java研修の選び方①】トレンドを意識したカリキュラム構成
Javaは常に進化し続けるプログラミング言語であり、新しいトレンドや技術が次々に現れます。そのため、研修カリキュラムは常にアップデートされ、システム開発現場の需要に応えられる内容にブラッシュアップする必要があります。
具体的な例としては、以下のような項目が考えられます。
クラウド環境
クラウドコンピューティングの普及に伴い、クラウドネイティブ開発が重要視されています。Java研修では、クラウド環境でのシステム開発やデプロイの方法を学ぶカリキュラムが取り入れられていることで、トレンドに即したスキルを身につけることができます。
最近では「CAMBRIC」という言葉も浸透してきました。CAMBRICのベースとなるクラウドコンピューティングについて、初期の研修で学んでおくことはDX化の波に乗る上でも重要ポイントになります。
【CAMBRICとは?これからの産業はどう変わる?やるべきことは?わかりやすく解説!】
システム開発現場で使われているフレームワーク
ビッグデータや機械学習の台頭により、データ処理と分析の重要性が高まっています。Java研修では、データ処理や分析のためのライブラリやフレームワークについて学ぶカリキュラムが入っていることもチェックポイントです。
古いフレームワークではなく、自社の案件でよく使われるフレームワークがあるのであれば、オーダーメイドで研修に組み込めないか相談してみるのもいいでしょう。
東京ITスクールでは、Springフレームワークの研修を実施しており「開発案件の面談時に有利になった」などのお声を頂戴しています。
【Java研修の選び方②】実践的なプロジェクト演習
Java研修では、座学だけではなく実践的な演習が不可欠です。
単に理論を学ぶだけではなく、実際のプロジェクトに近い形での演習や実践的な課題解決に取り組むことで、実際のシステム開発現場を想定した活きたスキルを身に付けることができます。
プロジェクトベースの学習
講義で学習した内容をもとに、実際のプロジェクトを想定した課題に取り組むことで、実践的なスキルや経験を身につけることができます。
ペアプログラミングやチームプロジェクト
Java研修では、ペアプログラミングやチームプロジェクトといった協力型の学習方法を取り入れることで、実際のシステム開発現場に近い環境での協力やコミュニケーションスキルを養うことができます。
リアルケースの演習
実践的な学習の一環として、「チームでWebアプリケーションを構築する」などリアルなケースを想定した演習や課題解決に取り組むことも重要です。
実際の業務で遭遇する可能性のある課題に対して解決策を考え、実際にコードを書いてテストを実施、納品を体験することで、実践的なスキルを鍛えることができます。
Java研修のカリキュラム構成と実践的な学習の両方に注力することで、受講者は最新のトレンドに即したスキルを身につけ、実際のプロジェクトでも活躍できる人材になるでしょう。
【Java研修の選び方③】講師の質・レベルの高い指導力
Java研修を外部に委託する理由は「プロフェッショナルによる質の高いトレーニングを受けさせたい」と考えたからですよね。
システム開発現場や人材育成のプロフェッショナルである講師が担当することで、研修の品質や成果に大きな違いが生まれます。
プロ講師が教えることの重要性とメリット
初心者に分かりやすくJavaを教える専門知識があることはもちろん大切です。
さらに、システム開発現場での経験が豊富で、実践に活きた知識を伝えることができるレベルの高い講師が研修を担当してくれるかどうかはとても重要なポイントです。
実務を踏まえた上での指導は説得力を持ちますし、受講生にとっても「自分もこんなふうになりたい!」とモチベーションアップにつながります。
フォロースキル、マネジメント力の高さ
研修はリモート形式、会場に集合する形式のいずれのスタイルの場合でも複数名~数十名同時に行うことがほとんどです。
そのため、受講生ごとの進捗度を把握しサポートするフォロー力、必要なレベルまで期間内に導いていくためのマネジメント力が高い講師が研修を担当すれば、仕上がりが大きく向上します。
講師の当たりはずれ、なんて言葉もよく耳にしますが、やはり研修実績が多く質の高い講師が在籍している研修会社を選ぶことが大切ですね。
【Java研修の選び方④】コミュニケーション力が身に着くか
学習状況の密な連携の重要性
効果的なJava研修を実施する上で、受講生と自社担当者(人事や配属後の上長など)の学習状況の密な連携は非常に重要です。
日報や面談など、研修中の状況の共有があるかどうか、学習管理システムの有無・講師との面談機会の有無などもチェックしましょう。
細やかな連携があることで、受講生の変化にも早く気付くことができ、適切なフォローを行うことができます。
外部研修を受講中に帰属意識を損なわないためにも、「気にかけてくれている」と受講生が感じる環境が整っていることが大切です。
研修生同士のコミュニケーションの意義
研修生同士のコミュニケーションはJava研修において重要な要素です。
■ 学習意欲の向上
受講生同士のコミュニケーションを通じて、受講生は学習に対する意欲を高めることができます。質問やディスカッションを通じて、自身の理解を深めることができるだけでなく、他の参加者やサポーターとの交流を通じて刺激を受けることもあります。
■ 知識の共有と相互補完
研修生同士のコミュニケーションは、知識の共有と相互補完につながります。参加者同士の情報交換や意見交換を通じて、さまざまな視点や経験を得ることができます。これにより、より幅広い知識の獲得や問題解決能力の向上が期待できます。
■ チームビルディングとネットワーキング
研修生同士のコミュニケーションは、チームビルディング力を高めてくれます。参加者同士の交流や協力を通じて、新たなつながりや将来の仕事上の協力関係を築くことができます。
研修生と自社担当者、受講生同士のコミュニケーションを通じて、受講生はより深い学びと成長を実現し、Java研修の効果を最大化することができます。
【Java研修の選び方⑤】フォローアップとサポート
Java研修後の受講生へのフォローアップの重要性
Java研修での学習内容を定着させ、実務において活用できるレベルになるためには、研修後のフォローアップも重要です。
Java研修では、短期間で多くの情報や技術を学べますが、単に研修を修了しただけでは十分な成果を得ることは難しい場合があります。
研修後のフォローアップにより、以下のようなメリットがあります。
■ 知識の定着
研修で学んだ知識やスキルを定着させるためには、実践や継続的な学習が必要です。フォローアップは、参加者が学んだ内容を実際の業務に適用し、継続的な学習を促進する機会を提供します。
■ 課題の解決
研修中には理解できなかった課題や疑問点が生じる場合があります。フォローアップでは、参加者がそのような課題を共有し、解決策やサポートを受けることができます。これにより、学習の妨げとなる障壁を取り除くことができます。
■ 成果の評価
フォローアップでは、参加者の成果や進捗を定期的に評価する機会があります。これにより、参加者自身や組織が成果を把握し、継続的な成長につなげることができます。
■ モチベーションの維持
研修後のフォローアップは、参加者のモチベーションを高める効果もあります。研修の成果が実際の業務に反映され、成果を実感することで、参加者は学びの意欲を維持し、より積極的にスキルの向上に取り組むことができます。
受講生へのフォロー体制が充実したIT研修サービスの選び方
効果的なフォロー体制が整っているIT研修サービスを選ぶためには、以下のポイントに注目しましょう。
■ フォローアッププログラムの提供
研修終了後のフォローアッププログラムが用意されているか確認しましょう。フォローアッププログラムは、定期的なワークショップやウェビナー、コーチングセッションなどが多いです。
参加者が研修で学んだ知識やスキルを定着させ、実践に生かすためのサポートを受けることができます。
■ 参加者の評価やフィードバックの収集
フォローアップの効果を測るために、研修サービスが参加者の評価やフィードバックを積極的に収集しているか確認しましょう。参加者の声を聴き、フォローアッププログラムの改善やカスタマイズに反映している研修サービスは、参加者のニーズに合ったサポートを提供し続けることができます。
■ その後のキャリアアップの相談ができる
Java研修を受ければシステムエンジニアとして一人前になれるわけではありません。
エンジニアとして活躍するには、キャリアアップのために学び続ける必要があります。
キャリアに合わせた研修も提供している研修会社を利用するといいですね。
人事担当者へのサポート体制
申込から受講中、助成金申請までサポート体制がある研修会社だと安心です。
助成金申請の書式がシステムで出せたり、申請に関する相談窓口があると初めての助成金申請でもスムーズに対応することができます。
助成金申請は様式や期限が細かく定められています。助成金に関するサポートは忙しい人事担当者にとっては必要不可欠なものです。
東京ITスクールの中途採用者向け通年Java研修
ほぼ0円で即戦力エンジニアを育成!IT未経験者をエンジニアへ
東京ITスクールのJava研修は「ほぼ0円」で受講することができます。その秘訣は助成金活用。
助成金をうまく活用すれば研修費用をほぼ0円に抑えることができます。助成金申請が初めての企業様でも安心いただける「助成金申請無料サポート」で、担当者様の負担も軽く申請を行うことができます。
7月~3月まで毎月開講、自社の採用スケジュールに合わせてご活用いただけます。
東京ITスクールでは、ここまで紹介してきたポイントにこだわり抜いたJava研修を提供していますので、法人向け研修会社を探している方はぜひお問い合わせください。
開発現場の声を反映したカリキュラム
開発事業を行う当社では実際に必要とされている技術を現場から吸い上げ、新人に求められる最適なコンテンツをカリキュラムに組み込んでいます。
3ヶ月間のカリキュラムでは、座学と演習を繰り返すことで知識の定着をはかります。
3ヶ月目には複数名のチーム体制でAWSを利用したクラウド環境でWebサイト開発演習を実施します。
仕上り面では、未経験者から先輩社員の指導の下コーディングができるレベルまで引き上げます。
また、当社研修ではビジネスマナーや仕事の取り組み方なども徹底的に教育をし、エンジニアとしての現場での立ち振る舞いを習得します。そのため、他業種から転職された方も安心してご参加いただいています。
厳選されたエンジニア講師が登壇
東京ITスクールの講師は受講生と年齢の近い30代が中心。 教育理論に基づいたトレーニングを年間通して継続的に行っておりますので、感情や経験則のみに頼るあやふやな講義は行いません。一定以上の開発経験、厳しい講師トレーニング、講師認定試験に合格した者のみが講師として教壇に立っております。
安心フォロー体制
受講生には、文系卒でもついてこれる徹底サポート体制で研修についてこれないことが無いようフォロー体制を敷いています。企業担当者様へも、会場見学やLMS(学習管理システム)での状態把握、講師との面談など研修をみえる化する取り組みを行っています。
また、助成金申請無料サポートは、安心して助成金申請をすることが出来たと満足のお声を多く頂戴しています。
最適なJava研修サービスの活用で効果的な人材育成を
いかがでしたか?外部のJava研修サービスの選び方について、ご参考になれば幸いです。
東京ITスクールでは、新入社員や中途採用社員に向けたJava研修をはじめとした、IT研修サービスを豊富に提供しています。
確かなカリキュラムと、プロフェッショナルによる充実したフォロー体制で、現場で活躍できるエンジニアの育成をお手伝いします。
是非お気軽にご相談ください!
SEとしてB2Cアプリ開発、金融系システム開発などを経験後、人事部で採用業務を担当。
現在は東京ITスクールの講師として新人研修から階層別研修、人事向けセミナーまで幅広く登壇。
猫を3匹飼っている猫好き。